日工の技術雑誌

検査技術 2008年5月号 PDF版
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検査技術 2008年5月号 PDF版

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■解説
○ナノテクノロジーの社会的影響/物質・材料研究機構/竹村誠洋

ナノテクノロジーは様々な技術革新をもたらすと期待され、多くの国で国家主導の研究開発が推進されている。その反面、社会的影響に対する懸念もある。特に工業用ナノ粒子リスク評価管理は国際的に至近の最重要課題として、関連プロジェクトが推進されている。

○見えないき裂を超音波で測定/東北大学/小原良和・山中一司

閉じたき裂の評価は超音波計測における大きな課題である。ここでは、閉じたき裂深さを高精度に計測するため、サブハーモニック共振現象に着目し開発した映像装置SPACEとその適用例を紹介する。

○ポジトロンイメージングを用いた植物中の有害物質動態の可視化/日本原子力研究開発機構/松橋信平

植物ポジトロンイメージング技術は、生きた植物中の物質動態をリアルタイムで非侵襲で可視化する技術である。本稿においては、同技術について解説するとともに、食品の安全で問題となるイネ中のカドミウム動態の可視化研究を紹介する。

○中性子法による内部残留応力と材料特性評価/名古屋大学/秋庭義明

中性子が有する高透過能力ならびにその特徴を利用した応力測定法の原理を、角度分散法および飛行時間法に関して概説した。次いで、溶接剤、表面改質材および複合材料の残留応力の測定例を紹介するとともに、材料特性評価のためのプロファイル解析に言及した。

○直流超伝導送電の必要性と再生可能エネルギー/中部大学/山口作太郎・飯吉厚夫

今世紀の大きな課題である地球環境問題や石油資源の枯渇に対応するために再生可能エネルギーを含めた種々のエネルギー資源開発が急がれているが、それをより効率良く利用するために直流超伝導送電システムについて中部大学での実験などを紹介しつつ述べた。

○潤滑油中の固形粒子測定法のメカニズムと現状/福井大学/岩井善郎

本稿では、潤滑油中に含まれる固形粒子や摩耗紛の測定法として、汚染度測定法、SOAP法、フェログラフィ法について、またオンライン化を目指した新しい測定システムとしてオンラインのパーティクルカウント法と油中粒子画像解析法について解説した。

○プラント設備の耐震設計/高圧ガス保安協会/池田雅俊

プラント設備は、これまでほぼ10年に一度の割合で大きな被害を受けて来た。中央防災会議「防災基本計画」では、これらの設備の耐震設計を要求している。本稿では、プラント設備の耐震設計の基本的な考え方について解説する。

○ノンアス(R)ガスケットの現状と課題/日本バルカー工業/山中 幸

近年、地球環境への関心の高まりとともに、各種漏洩物資の大気への排出基準がより厳しくなってきている。本報では、ガスケットからの漏洩に関する解説と漏洩測定法について述べるとともに、開発済の非石綿(ノンアス靠)ガスケットについても紹介する。


■技術トピックス
〔環境〕
○社寺建築に見られる生物劣化の診断と維持管理/京都大学/藤井義久

木造建築に起きる腐朽や虫害のメカニズムやこれらを非破壊的に検出したり、劣化部位の物性を評価する技術、さらには維持管理の基本について解説した。AEモニタリング、ガスセンサ、マイクロ波やミリ波を用いた生物劣化の最前線を紹介する。

〔防災〕
○新開発の音波探査装置による海底活断層調査/産業技術総合研究所/村上文敏・井上卓彦・岡村行信

沿岸海域地質構造をイメージングするための装置として、小型船舶で使用可能な高分解能音波探査装置を開発した。この装置を使用して2007年能登半島地震震源域の海域活断層調査を行い、このような調査に有効であることが示された。

〔建築・土木〕
○「音カメラ」を活用した防音対策評価システムの開発/中部電力/中島潤二

どこからどのような音が到来しているか 目で見て分かる音源探査装置(音カメラ)を活用して防音対策評価システムを開発した。音カメラの画面上に仮想の防音壁を入力すると、その防音壁がどの程度効果を発揮するか即座に判断できる。

○全視野計測法による構造物の変位・ひずみ計測技術の開発/日立造船/北側彰一・中谷光良/ニチゾウテック/小林義和・大木 昭

安全な社会基盤の維持には、橋梁などの構造物を定期的に検査し、保全することが望まれる。当社グループでは、大型構造物の変位や応力状態を検査現場で即座に2次元情報として把握できる全視野計測装置を開発した。ここでは、計測方法の特長と適用試験結果を紹介する。


■製品ガイド
○厚さ計・膜厚計

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