化学プラントの基本設計(演習編)

日工セミナー2026(1月21.22日開催)

※ 会場受講とオンライン受講の選択ができます
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本講座は、化学プラントの基本設計手法を演習を通じて学べる講座です。そして本講座は、「化学プラントの基本設計シリーズ(全4回)」の総集編に位置付けられる講座です。本講座の演習問題は、「白紙の状態からプロセスを構築し、主要機器の基本仕様を決めること」を目的に作成されています。本講座は、化学プラントの基本設計を担当されている若手エンジニアはもちろん、化学プラントの保守・運転、生産技術、建設など、広くプラント技術に関わっている方にお勧めできます。また、今までの「化学プラントの基本設計シリーズ」を受講されていない方にも、できるだけ分かりやすく解説致します。皆様方のご参加をお待ちしております。

 ※ 講師は東京会場で講演いたします。
 ※ 大阪会場・オンラインは中継となります。
 ※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。

開催日
2026年1月21日(水)13:30~17:30・22日(木)9:30~15:50
場所
  • 東京会場 日工セミナールーム東京(東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビルB1)
  • 大阪会場 日工セミナールーム大阪(大阪市中央区平野町1-6-8 メロディーハイム1F)
  • オンライン受講 Webex Meetings使用(お申込の方に参加手順をご案内いたします)
参加費
66,000円税込(講演テキスト含む)

ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人様60,500円税込
  ※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
     関連書籍(1)「化学プラント配管設計の基本」 3,300円税込
     関連書籍(2)「ターボ機械入門編」 3,300円税込

定員
東京会場 10名 / 大阪会場 6名 / オンライン 30名
主催
日本工業出版(株) 月刊「配管技術」
講師
池田 和人(技術士(総合技術監理部門・化学部門)/池田和人技術士事務所 代表)

講座内容

【1日目】1月21日(水曜日)13:30~17:30

日時 演題・概要
13:30~15:00 演習:工程図とDesign basisの作成演習
基本設計は、全くゼロの状態からスタートします。今までにないプラントをゼロから設計する場合、まず何が必要だと思いますか。ここでは、基本設計で最初に行うべき工程図(ブロックフロー図)とデザインベイシスの作成を演習していただきます。
15:10~16:20 演習:PFD(Process flow diagram)の作成演習
プラント全体の工程図と生産能力を確定したら、次に行うことは工程図の詳細化です。ここでは、一つの工程を概略フローシートに詳細化していただきます。PFD(Process flow diagram)に掲載される概略フローシートには種々ありますが、通常は制御系まで記載します。ここでは、一般的に使われているプラントの制御方法も演習していただきます。
16:30~17:30 演習:Mass balance / Heat balanceの作成演習
一般的なPFD(Process flow diagram)の下欄にはMass balance/Heat balanceが掲載されます。Mass balance/Heat balanceを作成する上では、各ストリームの不明な運転条件や成分組成を計算や分析によって求める必要があります。ここでは、計算を用いてMass balance/Heat balanceを完成していただきます。

【2日目】1月22日(木曜日)9:30~15:50

日時 演題・概要
09:30~10:10 演習:Mass balance/Heat balanceの作成演習(続き)
1日目に行ったMass balance/Heat balanceの題材を用いて物質収支と熱収支の基礎理論を説明します。蒸留シミュレーションをはじめとする化学プラントの装置設計では、この計算原理が採用されています。
10:20~14:20 演習1:機器のサイジング演習(ポンプ・配管・熱交換器等)
演習2:EDS(Equipment data sheet)の作成演習
演習3:安全弁のサイジング演習
P&ID(Piping and Instrumentation Diagram)は、一連の基本設計書の中で最も重要な設計書です。P&IDを作成するためには、配管仕様や機器仕様が既知でなければなりません。そこで、P&IDを作成する前に、配管や主要機器のサイジング方法を演習していただきます。また、主要機器のEDS(Equipment Data Sheet)の作成方法についてもここで触れます。さらに、多くのエンジニアが悩まれる安全弁のサイジング方法も演習していただきます。
14:30~15:50 演習:P&ID(Piping and Instrumentation Diagram)の作成演習
最後に、今までの演習結果を用いて、特定のプロセスのP&ID(Piping and Instrumentation Diagram)を作成していただきます。

※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。

詳細・問い合わせ先

日本工業出版(株) セミナー事業部

本社
〒113-8610 東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビル
TEL.03-3944-1181 FAX.03-3944-6826

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※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。

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* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。

受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。

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※受講料は原則開催日の3日前までにお支払い下さい
関連書籍(1)「化学プラント配管設計の基本」 3,300円税込
関連書籍(2)「ターボ機械入門編」 3,300円税込
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