プラント配管系は、内部流体温度、周囲環境温度により影響を受け、熱膨張・熱収縮が発生します。よって、配管系は、熱膨張におけるフレキシビリティを確保する必要性がありますが、それと相反し、地震及び振動等においては、配管系の剛性の高さが求められます。ここに配管系独特の設計の困難さがあります。
配管の熱膨張・熱収縮事象は、配管内部応力に影響を与えるのみではなく、配管が接続されるポンプ、機器類へのノズルに対して、反力・モーメントの影響を与えます。もし、配管系に十分なフレキシビリティが無い場合、配管自体の損傷とポンプ・機器類への損傷を引き起こす可能性があります。
本セミナーでは、プラント配管系の配管熱膨張応力の理論と特徴、応力解析の原理とその必要性と判断基準について解説します。
※ 講師は東京会場で講演いたします。
※ 大阪会場・オンラインは中継となります。
※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人様27,500円税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
関連書籍(1)「プラント配管耐震設計と地震対策」月刊「配管技術」2021年3月増刊号 2,750円税込
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日時 | 演題・概要 |
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13:30~15:20 | プラント配管の熱膨張応力解析の必要性 |
熱膨張応力と熱疲労、一次応力と二次応力とは、配管系の静的応力解析、フレキシリビリティ係数と応力増大係数、配管の熱膨張計算の原理、熱膨張応力解析の必要性の判断基準について解説します。 | |
15:30~16:30 | 配管熱膨張応力の解析事例 |
配管系の熱応力解析事例と特殊解析事例について解説します。 |
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