近年、プラントエンジニアリングツールの充実により、設計業務の効率化が進んでいます。その一方で、各種計算がプログラム化されているため、必要な工学知識がなくても、答えが出せる時代にもなっています。本セミナーでは配管技術者に必要な工学知識(強度設計、伝熱工学、流体工学)を実務と結び付けて解説いたします。
※ 一部講師はオンラインで講演いたします。
※ 大阪会場・オンラインは中継となります。
※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人様33,000円税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
関連書籍(1)「プラントの安全」月刊「配管技術」2024年3月増刊号 2,200円税込
関連書籍(2)「圧力設備の破損モードと応力」 2,750円税込
日時 | 演題・概要 | 講師(敬称略) |
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10:00~12:00 | 工学基礎知識(配管系の強度設計と許容応力体系) | 安藤 文雄 E&Sコンサルタント安藤 (会場講演) |
配管系などの耐圧部材の強度設計では、損傷モードに応じて一次応力、2次応力、ピーク応力などに分類されます。本講義では、配管強度設計における規格要求事項について、規格計算式とそれに対応する許容応力体系の意味について、応力分類をベースにわかりやすく解説します。 ①配管強度設計の手順 ②配管に生じる応力 ③応力分類 ④規格計算応力 ⑤許容応力体系 |
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13:00~14:50 | 工学基礎知識(伝熱工学) | 脇本 正人 三菱重工業 (オンライン講演) |
本講義では、伝熱工学の基本概念である熱伝導、熱伝達、ふく射の3つの伝熱形態について概要を解説し、その後、平板と円管の伝熱、保温の放熱等、個々の伝熱事象について、事例を交えながら解説します。 ①伝熱の3つ形態 ②平板と円管の熱伝導 ③熱伝達のメカニズム ④ふく射とは ⑤保温の放熱 |
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15:00~16:50 | 工学基礎知識(流体工学) | 神戸 孝治 東芝エネルギーシステムズ (会場講演) |
本講義では配管設計における流体工学の知識に関して、静止している流体内の圧力、流れの基礎式、円管内の流れの基礎式、様々な管路形状における圧力損失の基礎的な求め方、自由表面流れ、水撃について、解説します。 ①流体内の静力学 ②流れの基礎式 ③円管内の流れ ④水撃 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
※お申込方法:必要事項を下記フォームにご記入の上、お申込み下さい。
お申込み確認後、日本工業出版より受講票と会場地図、請求書をお送りしますので指定の口座にお振込みをお願い申し上げます。
※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。
* 定員制のため、お申込み後のキャンセルはご遠慮下さい。
* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。
受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。
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