本講座はボイラとその周辺設備に起こりうる損傷35種類を網羅的に解説する実務講座です。水側・火炉側を問わず、あらゆる部位に生じる①腐食や摩耗による減肉、②疲労、③クリープ損傷など幅広く解説し、それぞれの損傷について、発生原因から再発防止策までを体系的に学べます。写真や図を多用し、現場経験の少ない方にも理解しやすい内容となっております。設計・運転・保守など、立場を問わず役立つ実務的な知識を提供します。現場で「使える知識」を身につけたい方は、ぜひご参加ください。
※ 講師は東京会場で講演いたします。
※ 大阪会場・オンラインは中継となります。
※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人様27,500円税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
関連書籍(1)「プラントの安全」月刊「配管技術」2024年3月増刊号 2,200円税込
関連書籍(2)「腐食・防食・耐食」月刊「配管技術」2023年3月増刊号 2,200円税
日時 | 演題・概要 |
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13:00~13:30 | ボイラの種類及び発電用と産業用のボイラの違い |
発電用と産業用とでは補給水の割合が大きく異なる事で色々な問題が発生します。その違い等を解説します。 ①ボイラの種類 ②発電用と産業用のボイラの違い |
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13:30~14:40 14:50~16:00 |
ボイラ本体及び周辺設備の損傷事例と対策 |
一般的なボイラ本体、及び、循環流動床ボイラ本体やゴミ焼却ボイラ本体における損傷事例と対策を体系的に解説します。 ①流れ加速腐食 ②孔食 ③デポジットアタック ④溶存酸素腐食 ⑤蒸発管における管内面スケール成長による過熱 ⑥炭酸ガス腐食 ⑦アルカリ腐食 ⑧酸性りん酸塩腐食 ⑨パウダースケールを含むスケール付着による火炉壁管過熱 ⑩水素侵食 (休憩) ⑪応力腐食割れ ⑫高温酸化による非加熱管の減肉 ⑬硫化腐食 ⑭ファイヤークラック ⑮重油灰腐食 ⑯石炭灰腐食 ⑰スラッギング&ファウリング ⑱スートブロアエロージョン ⑲熱衝撃 ⑳アッシュエロージョン ㉑低サイクル疲労 ㉒クリープ ㉓クリープ疲労 ㉔リガメントクラック ㉕CUI 等 |
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16:10~17:00 | ボイラ周辺設備の損傷事例と対策 |
①バルブ(キャビテーション) ②ポンプ(シール漏れ等) ③ファン(軸受部の摩耗) ④貯運炭設備(石炭の固着) ⑤微粉炭機(ローラとテーブルの摩耗) ⑥バーナ(バーナスロートの変形) ⑦空気予熱器(酸露点腐食) ⑧脱硝装置(触媒の劣化) ⑨脱塵装置(ろ過布の擦り切れ等) ⑩脱硫装置(硫酸腐食等) |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
※お申込方法:必要事項を下記フォームにご記入の上、お申込み下さい。
お申込み確認後、日本工業出版より受講票と会場地図、請求書をお送りしますので指定の口座にお振込みをお願い申し上げます。
※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。
* 定員制のため、お申込み後のキャンセルはご遠慮下さい。
* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。
受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。
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