本セミナーは高温環境にさらされる石油化学などの化学設備を中心に、ボイラ設備やごみ焼却設備も含めた高温腐食に関する基礎的な知識と代表的な高温腐食損傷(化学的損傷)のメカニズムと事例、及びその対策について、多くの図表を用いて化学工学の専門家でなくても理解出来る様に分かり易く解説します。また、クリープ損傷等の高温物理的損傷についても簡単に解説します。
※ 講演者は会場で講演いたします。
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ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人様27,500円税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
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日時 | 演題・概要 |
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13:00~14:00 | 高温腐食の全体像 |
本章では、個々の高温腐食損傷機構や対策の説明に入る前段として、化学プラントや高温損傷の分類並びに高温腐食とは何かについて分かり易く解説します。 ①化学プラントの分類、②高温損傷の分類、③高温腐食の全体像(腐食の分類、高温腐食の基礎、各種防食法、耐食材料及び耐食用被覆方法) |
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14:10~14:55 | 高温腐食による損傷のメカニズムと事例、及びその対策(その1) |
本章では、以下に記載する5つの高温腐食による損傷のメカニズムと事例及び対策について詳しく解説します。 ①高温酸化、②水蒸気酸化、③高温硫化(高温硫化物腐食、ナフテン酸腐食を含む)、④液体金属脆化、⑤液体金属腐食 |
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15:00~16:20 | 高温腐食による損傷のメカニズムと事例、及びその対策(その2) |
本章では、以下に記載する7つの高温腐食による損傷のメカニズムと事例及び対策について詳しく解説します。(注:水素脆化は高温腐食でないが、水素侵食との関連で取り上げる) ⑥浸炭、⑦7メタルダスティング、⑧窒化、⑨水素侵食、⑩水素脆化、⑪高温塩化物(ハロゲン)腐食、⑫溶融塩腐食(バナジウムアタック、アルカリ硫酸塩腐食、ゴミ焼却炉での腐食、黒液スメルト腐食) |
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16:30~17:00 | 高温物理的損傷について |
本章では、以下に記載する6つの高温物理的損傷による損傷のメカニズムと事例、及び対策について簡単に解説します。 ①高温疲労、②クリープ破断、③クリープ脆化、④再熱割れ/SR割れ、⑤475℃脆化、⑥シグマ脆化 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
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※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。
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