ボイラ本体の構造と周辺機器

日工セミナー2025(4月23日開催)

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 ボイラは発電用と産業用に大別されます。発電用ボイラは蒸気タービンを回転させるための蒸気を発生させ、産業用ボイラは工場の生産ラインで必要とする熱源(蒸留、加熱、滅菌等)としての蒸気を発生させます。また、発電用ボイラは高効率を志向するために高温高圧になるので超臨界圧貫流ボイラが採用される事が多く、産業用ボイラは生産ラインで必要とする熱源としての蒸気が得られれば良いために自然循環ボイラが採用されています。
 本セミナーでは、この様な特徴を持つ各種形式のボイラ本体の基本的構造と特徴、並びに周辺機器について、大型から小型までを体系的に解説すると共に、脱炭素化の流れから最近急速に関心が高まっている混焼技術の最新動向について分かり易く解説します。

 ※ 講演者は会場で講演いたします。
 ※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。

開催日
2025年4月23日(水曜日)13:00~17:00
会場
  • 会場 日工セミナールーム東京(東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビルB1)
  • オンライン受講 Webex Meetings使用(お申込の方に参加手順をご案内いたします)
参加費
33,000円 税込(講演テキスト含む)

ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人様27,500円 税込
  ※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
     関連書籍(1) 「実務で使うバイオマス熱利用の理論と実践」2,750円税込
     関連書籍(2) 「腐食・防食・耐食」月刊「配管技術」2023年3月増刊号 2,200円税込

    
定員
会場10名 オンライン30名
主催
日本工業出版(株) 月刊「配管技術」、月刊「検査技術」、月刊「計測技術」
講師
吉田 敏明、技術士(機械部門)、ベストマテリア、元IHI

講座内容

日時 演題・概要
13:00~13:40 ボイラ設備の全体像
ボイラの種類などについて体系的に解説する。また、発電用ボイラと産業用ボイラの違いは補給水割合が大きく違うことであるが、それが何故重要かを分かり易く解説する。
①ボイラとは ②ボイラの種類(丸ボイラ、循環ボイラ、貫流ボイラ) ③発電用ボイラと産業ボイラの違い
13:45~15:15 ボイラ本体の構造
基本的なボイラ本体の構造について詳しく解説すると共に、色々な用途のボイラ構造についても解説する。
①ボイラ伝熱面の構成(小型、中型、大型) ②火炉 ③過熱器・再熱器 ④GTCC用HRSG ⑤循環流動層ボイラ
⑥ごみ焼却用ボイラ(ストーカ炉) ⑦黒液回収ボイラ ⑧副生ガス焚ボイラ ⑨炉筒煙管ボイラ 
⑩設計温度・圧力の決め方と使用材料の使い分け ⑪管肉厚の計算方法
15:25~16:30 ボイラの周辺機器
ボイラにとって(a)水処理が如何に大切か、及び(b)大型用と小型用でどの様に周辺機器が異なるかについて解説する。
①水処理系統の機器(軟水装置、純水装置、薬液注入装置)
②水・蒸気系統の機器(ポンプ、脱気器、給水加熱器、配管、弁)
③空気系統の機器(通風機、GAH、SAH) ④燃料系統の機器(各種燃料用バーナ、微粉炭機)
⑤排煙処理系統の機器(脱塵装置、脱硝装置、脱硫装置)
16:40~17:00 CO2排出量削減対策としての混焼技術
CO2排出量削減対策として最近注目を集めている下記2つの混焼技術の最新情報(現状で、どのレベルまで実用化されているか)について解説する。
①混焼技術の位置付け ②バイオマス混焼技術 ③アンモニア混焼技術

※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。

詳細・問い合わせ先

日本工業出版(株) セミナー事業部

本社
〒113-8610 東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビル
TEL.03-3944-1181 FAX.03-3944-6826

申込方法

ご確認ください

※お申込方法:必要事項を下記フォームにご記入の上、お申込み下さい。

お申込み確認後、日本工業出版より受講票と会場地図、請求書をお送りしますので指定の口座にお振込みをお願い申し上げます。

※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。

* 定員制のため、お申込み後のキャンセルはご遠慮下さい。

* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。

受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。

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※受講料は原則開催日の3日前までにお支払い下さい
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関連書籍(2) 「腐食・防食・耐食」月刊「配管技術」2023年3月増刊号 2,200円税込
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