プラントの爆発事故は、人命のみならず、設備の破壊とその復旧、機会損失など、また、周辺住民/環境への計り知れない損害をもたらします。このような爆発事故を防ぐために我々はコストを抑えながら最新の技術を導入して最大効果を得ることが要求されます。最新の技術動向で参考になるのは、ヨーロッパで積極的に取り入れられている機能安全を活用したシステムによる防爆化です。
本セミナーでは、機能安全を取り入れ、プラントの防爆化にチャレンジしようとされている方々をお招きし、その要素技術ともいえるゾーニング、ガス検知、通信などの周辺状況の最新情報をお伝えします。
本セミナーの対象者:工場防爆化の設備担当、消防、損害保険業界、防爆機器のメーカなど
※ 講師は会場で講演いたします。
※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人27,500円税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
関連書籍(1)「最新の計測制御機器2024」2,200円税込(月刊「計測技術」2024年1月増刊号)
関連書籍(2)「プラントの安全」2,200円税込(月刊「配管技術」2024年3月増刊号)
日時 | 演題・概要 | 講師(敬称略) |
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13:30~14:20 | ゾーニングの基本的な考え方とその動向 | 風間 とも子 日揮グローバル(株)テクニカルHSE部 |
着火源管理における防爆区画の位置付け、防爆区画の決め方の種類、防爆機器と他システムとの連携について紹介する。 | ||
14:30~15:10 | 防爆システム構築に有効なガス検知器とその規格動向 | 水田 貴久 新コスモス電機(株)技術開発計画推進本部 |
プラントにおける経産省ガイドラインに準拠したガス検知器の使い方、および機能安全の要素が含まれた「ガス検知器の性能規格」とその最新動向を紹介する。 | ||
15:20~16:00 | Ethernet-APL、本質安全防爆対応2線イーサネット | 遠藤 太郎 特定非営利活動法人日本フィールドコムグループ(横河電機) |
本質安全防爆対応や長距離伝送などプロセスオートメーションでの使用を前提に開発されたイーサネット物理層規格である Ethernet-APLの概要と標準化活動について紹介する。 | ||
16:10~17:00 | プラント防爆の今後 | 石田 豊 安全環境マネジメント協会 代表理事 |
プラントで爆発事故を起こすと人命への危害のみならず、数百億円単位の損失が発生する。過去の爆発事故を参考に機能安全を活用した爆発防止方策を考えてみる。 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
※お申込方法:必要事項を下記フォームにご記入の上、お申込み下さい。
お申込み確認後、日本工業出版より受講票と会場地図、請求書をお送りしますので指定の口座にお振込みをお願い申し上げます。
※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。
* 定員制のため、お申込み後のキャンセルはご遠慮下さい。
* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。
受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。
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