配管外面を腐食から保護するための方法として、塗装方法が使用されています。塗装は適切な方法で下地処理を行わなければ、塗装が剥がれる等の塗装不良が発生し現地での再塗装が発生します。また、配管が設置される環境条件及び内部流体温度条件に適した塗料を選定しなければ、塗膜の耐久性を発揮することができません。これらの問題を解決するため、今回は塗装仕様の設計について解説いたします。
また、配管内面を海水等の腐食性流体の腐食から保護するための方法として、配管内面ライニングが使用されています。配管及び配管装置に合わせたライニング材料の選定、ライニング加工のための配管形状、及び寸法制限、ライニング加工を考慮した配管設計と配管図の作成要領について解説、さらにライニング配管の検査方法、ライニング材料の現地補修方法など、配管設計者の視点からライニング配管の設計について解説いたします。
※ 講演者は東京会場で講演いたします。
※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。
※ 講義資料はPDFで配信いたします。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人27,500円 税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
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時間 | 演題・概要 |
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13:00~14:50 | 塗装仕様の設計 |
腐食の仕組み、塗料の基本知識を基に、塗装の素地調整から塗料の選定までの塗装仕様及び配管内面の防錆処理等について講義します。 ・腐食の基礎 ・塗料の基礎 ・素地調整 ・塗料の選定 ・配管内面の腐食防止 ・塗装時の注意事項 |
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15:00~16:50 | 配管ライニングの設計 |
海水等の溶液による腐食の仕組み、ライニングの基本知識を基に、配管内面ライニング設計の基本及びライニング検査等について講義します。 ・海水中での鉄の腐食 ・ライニングと塗装の違い ・ライニング材の種類と特徴 ・ライニング配管形状の制限 ・ライニング配管設計及び配管図作成要領 ・配管装置のライニング ・配管ライニングの検査と修理 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
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お申込み確認後、日本工業出版より受講票と会場地図、請求書をお送りしますので指定の口座にお振込みをお願い申し上げます。
※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。
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* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。
受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。
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