産業プラントの多くは、設備の経年化に伴い機器や配管の断熱下外面腐食(CUI)対策が課題となっています。CUI点検方法としては、保温材を撤去して目視により外観点検する方法が主流で、保温材の撤去・復旧やこれらの作業を行うための広範囲な仮設足場の設置が必要となり、付帯工事費が多大であることから「最少の付帯工事で検査することが出来ないか」とのニーズが高まっています。
本セミナーでは高経年プラントの設備管理、保温材下腐食の特徴、予測と設計について解説します。
※ 講演者は東京会場で講演いたします。
※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。
※ 講義資料はPDFで配信いたします。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人27,500円 税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
関連書籍(1)「ステンレス鋼の基礎と上手な使い方」 2,200円 税込
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時間 | 演題・概要 | 講師(敬称略) |
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13:00~14:00 | プラント配管の高経年化に対する設備管理 | 長谷川 勝宣 出光興産 |
配管の設備管理マネジメントについて、石油精製プラントでの例を中心に、設備管理上の配管の特性、業界での取り組み事例や検査技術の活用など含めて高経年化対応の取り組みを紹介します。 | ||
14:10~15:30 | プラントデータに基づく保温材下腐食の特徴とその予測 | 中原 正大 中原材料技術研究所 |
CUIの発生機構と発生要因の解説、および複数の化学会社より設備使用条件とCUI検査結果のデータを収集・解析して開発したCUI発生予測モデルとそれより明らかになったCUIの定量的な特徴について紹介します。 | ||
15:40~16:30 | プラント設計における保温材下腐食対策の動向 | 水島 健太郎 日揮グローバル |
CUIへの認識がプラントオーナーに拡がったことに伴い、新設プラントの設計時からCUI対策が求められるようになってきた。ここでは、設計時に考慮する要素や対策方法をまとめながら、それらの動向について紹介します。 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
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お申込み確認後、日本工業出版より受講票と会場地図、請求書をお送りしますので指定の口座にお振込みをお願い申し上げます。
※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。
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* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。
受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。
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