HAZOP(Hazard and Operability Study)は、プロセスプラントの安全性評価手法の一つとして、国内外で広く用いられています。また、近年のプロセスプラントでは、安全計装システム(Safety Instrumented System (SIS))の導入が増え、その基本設計においてはSafety Integrity Level (SIL)スタディを行います。いずれのスタディも手法自体はシンプルですが、その実施・運営にはノウハウや経験が必要になる場面が多くなります。
本セミナーでは、実践編として、連続プロセスプラントの配管計装図P&IDを用いた演習を中心に、HAZOP・SILスタディの実施・運営に関して実践的な観点からの事例や留意点を紹介します。
※ オンライン参加は受付しておりません。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人33,000円 税込
※関連書籍ご案内
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時間 | 演題・概要 |
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10:00~11:00 | HAZOP・SILスタディ手法概説 |
演習前に基本事項のおさらいとして、HAZOPおよびSILスタディの基本手順、特有なガイドワードやパラメータ、必要資料、チーム構成、各人の役割等について説明します。 | |
11:00~11:20 | HAZOP・SILスタディ演習準備 |
演習で題材とする連続プロセスを説明します。 | |
11:20~12:00 | HAZOP・SILスタディ演習(1)- ノード分割 |
演習で題材とする連続プロセスに対しノード分割して頂きます。 | |
13:00~17:00 | HAZOP・SILスタディ演習(2)- グループ演習 |
連続プロセスの配管計装図P&IDを用いて演習を行います。実際のHAZOPと同様にグループに別れHAZOPを実践して頂きます。また、同じ連続プロセスを題材に、HAZOPで確認された安全対策の一つである安全計装システム(SIS)に対するSILスタディ(SIL割当て評価 注)を実践して頂きます。 演習では、結果や実習の過程で感じた疑問点や不明点を適宜発表して頂き、それらに対する解説、質疑応答を通じて、理解を深めて頂きます。 (注) SILスタディは、主にSISの重要度を評価するSIL Classification(SIL割当て)と、設計されたSISがその重要度に応じた信頼性を満たすことを確認するSIL Verification(SIL検証)の二つの過程に別れる。ここでは、HAZOP同様に、設計・運転/保守・安全といった異なる分野の専門家で構成されたチームによりブレーンストーミング的に行われるSIL割当て評価の演習を行います。 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
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