本講座は、ボイラの運転・制御と調節弁・安全弁の基本について、制御や弁が専門の技術者ではなくても理解し易い様に解説します。特に、ボイラの基本的な特性である(1)相互干渉系、(2)応答遅れ、(3)応答の異なる操作端群、(4)負荷によって異なる応答とはどの様な事で、これらの課題をどの様にして解決しているかについて詳しく説明します。また、制御の操作端として良く使われる調節弁の適切なサイジングをするための基本となる静特性や動特性、並びに、設計圧力以上の内圧から機器を保護するための安全弁についても、適切なサイジングが出来る様にその基本となる作動原理について分かり易く解説します。
※ 講演者は東京会場で講演いたします。
※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。
※ 講義資料はPDFで配信いたします。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人27,500円 税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
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時間 | 演題・概要 |
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13:00~13:20 | ボイラの種類と特徴 |
ドラムボイラと貫流ボイラ及び、発電用と産業用では運転・制御方法が大きく異なります。従って、本章ではその違いの要因を中心に解説します。 講義目次: (1) ボイラの種類 (2) 発電用と産業用のボイラの運用上の主な違いについて |
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13:25~15:50 | ボイラの運転と制御 |
ボイラの運転と制御の基本機能を分かり易く解説します。 講義目次: (1) ボイラ制御システム (2) PIDの基礎 (3) 制御量と操作量 (4) 保護装置 (5) HRSGの制御 (6) バイオマスボイラに特有な制御項目等の例 (7) ボイラの起動停止曲線 |
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16:00~17:00 | 調節弁と安全弁 |
本章では以下の事項について解説します。 講義目次: (1) 調節弁のサイジング (2) 調節弁の静特性 (3) 調節弁の動特性 (4) 流量制御、温度制御、圧力制御の例 (5) 安全弁の構造と作動原理 (6) 安全弁設置についての注意事項 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
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