高温腐食の損傷メカニズムと事例及びその対策

日工セミナー2024(5月23日開催)

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 本セミナーは高温環境にさらされる石油化学などの化学設備を中心に、ボイラ設備やごみ焼却設備も含めた高温腐食に関する基礎的な知識と代表的な高温腐食損傷(化学的損傷)のメカニズムと事例、及びその対策について、多くの図表を用いて化学工学の専門家でなくても理解出来る様に分かり易く解説します。また、クリープ損傷等の高温物理的損傷についても簡単に解説します。

 ※ 講演者は東京会場で講演いたします。大阪会場・オンラインは中継となります。
 ※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。
 ※ 講義資料はPDFで配信いたします。

開催日
2024年5月23日(木)13:00~17:00
会場
  • 東京会場 日工セミナールーム東京(東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビルB1)
  • 大阪会場 日工セミナールーム大阪(大阪市中央区平野町1-6-8 メロディーハイム1F)
  • オンライン受講 Webex Meetings使用(お申込の方に参加手順をご案内いたします)
参加費
33,000円 税込

ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人27,500円 税込
  ※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
    関連書籍(1)「実務で使うバイオマス熱利用の理論と実践」 2,750円 税込
    関連書籍(2)「圧力設備の破損モードと応力」 2,750円 税込

定員
東京会場10名 大阪会場6名 オンライン30名
主催
日本工業出版(株) 月刊「配管技術」・月刊「検査技術」・月刊「計測技術」
講師
吉田 敏明(ベストマテリア 元 IHI)

講座内容

時間 演題・概要
13:00~14:00 高温腐食の全体像
本章では、個々の高温腐食損傷機構や対策の説明に入る前段として、化学プラントや高温損傷の分類並びに高温腐食とは何かについて分かり易く解説します。
講義目次:
(1) 化学プラントの分類
(2) 高温損傷の分類
(3) 高温腐食の全体像(腐食の分類、高温腐食の基礎、各種防食法、耐食材料及び耐食用被覆方法)
14:10~14:55 高温腐食による損傷のメカニズムと事例、及びその対策(その1)
本章では、以下に記載する5つの高温腐食による損傷のメカニズムと事例及び対策について詳しく解説します。
講義目次:
(1) 高温酸化
(2) 水蒸気酸化
(3) 高温硫化(高温硫化物腐食、ナフテン酸腐食を含む)
(4) 液体金属脆化
(5) 液体金属腐食
15:00~16:20 高温腐食による損傷のメカニズムと事例、及びその対策(その2)
本章では、以下に記載する7つの高温腐食による損傷のメカニズムと事例及び対策について詳しく解説します。(注:水素脆化は高温腐食でないが、水素侵食との関連で取り上げる)
講義目次:
(6) 浸炭
(7) メタルダスティング
(8) 窒化
(9) 水素侵食
(10) 水素脆化
(11) 高温塩化物(ハロゲン)腐食
(12) 溶融塩腐食(バナジウムアタック、アルカリ硫酸塩腐食、ゴミ焼却炉での腐食、黒液スメルト腐食)
16:25~17:00 高温物理的損傷について
本章では、以下に記載する9つの高温物理的損傷による損傷のメカニズムと事例、及び対策について簡単に解説します。
講義目次:
(1) 高温疲労
(2) クリープ破断
(3) クリープ脆化
(4) 再熱割れ/SR割れ
(5) シグマ脆化
(6) 475℃脆化
(7) 焼戻し脆化
(8) 炭化物球状化
(9) 黒鉛化

※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。

詳細・問い合わせ先

日本工業出版(株) セミナー事業部

本社
〒113-8610 東京都文京区本駒込6-3-26 日本工業出版ビル
TEL.03-3944-1181 FAX.03-3944-6826

申込方法

ご確認ください

※お申込方法:必要事項を下記フォームにご記入の上、お申込み下さい。

お申込み確認後、日本工業出版より受講票と会場地図、請求書をお送りしますので指定の口座にお振込みをお願い申し上げます。

※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。

* 定員制のため、お申込み後のキャンセルはご遠慮下さい。

* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。

受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。

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※受講料は原則開催日の3日前までにお支払い下さい
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関連書籍(2)「圧力設備の破損モードと応力」 2,750円(税込)
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