円安や国際情勢の不安定化により、これから先何年かは製造業の日本回帰、また、海外事業者は日本への投資を促進させるものと思われます。一方、それに並行して、新しい技術を積極的に活用できるような新しい評価技術などを並行して開発していかなければなりません。なかでも工場の防爆化は、防爆機器入手の困難さ(納期、価格など)、そして、いち早く工場を稼働させることが要求されるなか、多くの事業者や防爆機器の製造者などは苦労を強いられています。
本セミナーでは、海外での工場に設置される防爆装置を客先要求の納期、かつ、価格で具現化し、米国系保険会社との契約ができた結果、無事工場稼働にいたった事例、また、工場の立ち上げやメンテナンス等で活躍が期待されるドローンの安全性検討の最新情報、これらの事例を踏まえ、今後の防爆化方策の進むべき方向などを紹介します。
※ 講演者は東京会場で講演いたします。大阪会場・オンラインは中継となります。
※ オンラインツールはWebex Meetingsを使用します。使用されたことのない方は、事前接続確認を行います。
※ 講義資料はPDFで配信いたします。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人27,500円 税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
関連書籍「最新の計測制御機器2023」(月刊「計測技術」2023年1月増刊号) 2,200円 税込
時間 | 演題・概要 | 講師(敬称略) |
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13:30~13:50 | セミナー趣旨説明 | 石田 豊 安全環境マネジメント協会 代表理事 |
工場設備全体の防爆化を図る例の紹介とその意義についてお話しする。 | ||
13:50~14:40 | 機械装置のATEXに基づく防爆化 | 末岡 良太郎 工研社 専務取締役 |
海外の工場に設置される当社メタノール洗浄乾燥装置に客先よりATEX対応要求があった。当社は対応のために規格調査と適合確認、設計変更、部品手配など、多くの業務を短納期と限られた予算の中で社員一丸となり実現させた。その約100日の奮闘努力を紹介する。 | ||
14:50~15:50 | ドローンの防爆化に関する検討状況 | 牧野 良次 産業技術総合研究所 安全科学研究部門 爆発利用・産業保安研究グループ |
化学プラント等における危険区域での爆発・火災リスク低減のため、産総研ではドローンの防爆化について検討を進めている。本講演では適切な防爆容器、落下を検知した場合に電源を遮断するインターロック回路、およびそれらの機能を検証するための落下試験の方法に関する検討状況を紹介する。 | ||
16:00~16:50 | 防爆化方策の今後 | 石田 豊 安全環境マネジメント協会 代表理事 |
防爆設備の立ち上げ、また、既存設備のアップデート/メンテナンスなど、を短納期、かつ、予算の制約の中で実施しなければならない。それを実現する今後の防爆方策の方向性を示す。 | ||
16:50~17:00 | Q&A | 講師全員 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
※お申込方法:必要事項を下記フォームにご記入の上、お申込み下さい。
お申込み確認後、日本工業出版より受講票と会場地図、請求書をお送りしますので指定の口座にお振込みをお願い申し上げます。
※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。
* 定員制のため、お申込み後のキャンセルはご遠慮下さい。
* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。
受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。
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