防爆電気機器の検定は労災防止にとって重要な制度であるが、一方、技術革新の加速、目まぐるしく変化する世界情勢、企業間競争や検定機関間の競争など検定制度を取り巻く情勢は複雑化しています。また、外国立地の検定機関の参入、さらに国内では新たな検定機関の誕生など、国内の防爆電気機器検定も著しい変化があります。このような状況の中で、検定申請者にとっては、検定の基本的考え方、検定機関の基本姿勢(目標、理念、自己の存在価値)を知ることで検定機関を選定する重要な指標になります。
今回のセミナーでは、国内で新たに誕生した検定機関を招き、防爆電気機器の検定の最新動向を解説していただきます。参加者には最新版「計測機器:防爆規格適合製品ガイド2021」を無料配布いたします。
※日工Webセミナー:受講者の皆様は、任意の場所(自宅・職場など)で聴講できます。設定は簡単! お申し込みの方には別途参加方法をご案内いたします。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人27,500円 税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
関連書籍(1)「最新の計測制御機器2021」(月刊「計測技術」2021年1月増刊号) 2,200円 税込
関連書籍(2)「工業プロセス用調節弁の実技ハンドブック改訂第2版」 3,300円 税込
時間 | 演題・概要 | 講師(敬称略) |
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13:00~14:20 | 防爆電気機器型式検定制度と危険個所の区分 | 大塚 輝人 労働安全衛生総合研究所 化学安全研究グループ 上席研究委員 |
国内防爆機器の利用についてその法的根拠や国際化に関して、技術的根拠の基となる工場電気設備防爆指針の発行元の研究員が解説する。また、「プラント内における危険区域の設定」に関連した研究所の動きも併せてご紹介する。 | ||
14:30~15:50 | 検定(認証)の基本概念と運用 | 久保 博史 エヌ・シー・エス 代表取締役社長 |
検定(認証)という手続きの基本概念とは何か?製造者、ユーザー、検定機関の関係性や役割とは何か?根底となる考え方に基づいて紹介する。(認証における基本概念、認証・基準と運用、日本国内検定(認証)と海外認証、NCSの紹介) | ||
16:00~17:00 | 防爆電気機器検定の現状と将来展望/英国の防爆認証状況 | 石田 豊 安全・環境マネジメント協会 代表理事 |
ここ数年、外国立地検定機関3社が日本の検定市場に参入してきた。これにより数十年続いてきた検定機関の寡占状態が崩れ、現時点で国内外、計5検定機関が存在することになった。外国立地の検定機関が参入してきた当初の混乱から多少落ち着いてきたと思われる今、JPEx制度の現状問題点と将来展望について紹介する。また、Brexitにより英国独自の認証システムが立ち上げられたので、概要を説明する。 |
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