油圧機器は、産業分野、交通分野、土木分野、航空宇宙、船舶、農業機械、食品機械、ロボットなどあらゆる分野に使用され、社会を支える重要な役割を担っています。この油圧機器の一部は、電動化されてきていますが、油圧作動油の特性を活かした使用が主流です。このため、作動油をどのように使用し、どのように管理するかが重要と言われています。これを行うのが、メンテナンストライボロジーです。
本講演は、油圧作動油の本質を理解し、適切な使い方および管理ができるように理論と実践に基づいた内容で解説します。潤滑管理の第一線の技術者の方や保全、品質、企画などの各部門に携わっておられる皆さんにお役に立てば幸いです。
※ 講演者は東京会場で講演いたします。大阪・福岡会場・オンラインは中継となります。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人27,500円 税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
関連書籍(1)「改訂版 油圧ショベル大全」 3,300円 税込
関連書籍(2)「あらゆる用途に貢献するフルードパワー」(月刊「油空圧技術」2020年10月増刊号) 2,200円 税込
演題・概要 |
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油圧の原理と摩擦摩耗 |
油圧と油圧機器の基礎と作動油の種類について解説する。 講義目次: (1) 油圧の原理と装置の特徴 (2) 摩擦と摩耗の形態 (3) 油圧作動油に求められる性能 (4) 油圧作動油の種類と特徴 (5) 各種油圧作動油規格の紹介 |
油圧作動油の適切な使い方と選定 |
作動油の流体特性や粘性の影響及び選定について解説する。 講義目次: (1) 油圧作動油の流体特性 (2) 油圧作動油の粘性について (3) 油圧作動油の選定方法 (4) 各種油圧ポンプとの適正 |
油圧作動油の管理と保全 |
各種作動油の管理のポイントと浄油方法、保全方法について解説する。 講義目次: (1) 管理の必要性 (2) 酸化劣化とその対策 (3) コンタミによる劣化と対策 (4) 各種浄油方法の紹介 (5) 保全の事例と管理基準 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
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