プラント配管の多くは溶接により接合されています。一般的な溶接と異なり、方法も多岐にわたるため、設計から施工、施工管理などの関連する技術者が知っておくべきことも多くあります。今回のセミナーでは配管溶接の基本的な知識、配管溶接設計、溶接後熱処理、及び、各種トラブルと最新の溶接技術について解説いたします。
※ 一部講師はリモートで講演いたします。大阪・福岡会場・オンラインは中継となります。
※ 講演者への質問は大阪・福岡会場・オンラインからも可能です。
※ オンライン受講ご希望の方は事前環境テストを行っております。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人33,000円 税込
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
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関連書籍(2)「プラントレイアウトと配管設計」 3,300円 税込
時間 | 演題・概要 | 講師(敬称略) |
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9:30~11:30 | 配管溶接の基礎 | 勝木 誠 JFEエンジニアリング |
配管溶接は、一般的な溶接と異なり片面裏波溶接が多く、また現場溶接では水平管の全姿勢溶接や鉛直溶接等の難しい溶接が要求されます。本講義では、配管溶接の基礎習得を目的として、これら配管溶接の特徴、配管で使用される溶接方法の種類と特徴、鋼管と溶接材料、配管施工と施工管理などについて概説します。 | ||
12:20~14:20 | 配管溶接設計 | 谷 浩二 元 東芝プラントシステム |
配管は溶接構造にて組立てられているが、その溶接構造は継手との溶接、フランジ溶接、閉止板の溶接、管台溶接等多種にわたっています。さらに溶接構造物の不適合原因の約半数が、溶接設計不良より発生しているといわれているため、ここに配管溶接構造物の不適合を撲滅させるための、溶接設計,溶接後熱処理,溶接部非破壊検査,耐圧試験についてJISと電気事業法を比較し概説します。 | ||
14:30~16:00 | 溶接後熱処理(PWHT)の力学 | 佐藤 拓哉 東京大学 元 日揮 |
炭素鋼や低合金鋼製の圧力設備は溶接後熱処理(PWHT)が必要になることが多いです。圧力容器は、原則として工場の炉で全体PWHTを行います。配管は建設現場において溶接部周辺のみを局部PWHTを行います。PWHTにおける基本的な力学について、不具合事例を交えながら解説します。 | ||
16:10~17:00 | 溶接のトラブル事例・対策と最新技術 | 浅井 知 大阪大学 |
配管溶接部には、施工時や運用時にしばしばトラブルが発生します。代表的なトラブル事例を基にその原因と対策について解説します。また、高品質化、高能率化を目指した最新溶接技術について紹介します。 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
※お申込方法:必要事項を下記フォームにご記入の上、お申込み下さい。
お申込み確認後、日本工業出版より受講票と会場地図、請求書をお送りしますので指定の口座にお振込みをお願い申し上げます。
※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。
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* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。
受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。
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