太陽光、風力発電等の再生可能エネルギーの拡大に伴い、火力発電プラントにはこれらの供給電源の変動を吸収する過酷な運用が要求されています。本講座では再生可能エネルギーの拡大が蒸気タービンに及ぼす影響について事業用大型蒸気タービンを対象として構造要素、運用、保守技術の視点から概説します。また、産業分野でも再生可能エネルギーの拡大を意図した固定価格買取制度の導入以降、バイオマス燃料の利用、熱エネルギーの効率利用が行われておりこれらの動向、産業用蒸気タービンの多目的利用技術についても概説します。
※ 講演者は東京会場で講演いたしますので、大阪会場は中継での受講となります。
※ 講演者への質問は大阪会場からも可能です。
ご確認ください※3名以上ご参加の場合お一人様27,000円(税別)
※関連書籍ご希望の方は割引で提供致します。
関連書籍(1)「蒸気タービン新改訂版」3,240円税込
関連書籍(2)「圧力設備の破損モードと応力」2,700円税込
時間 | 演題・概要 | 講師(敬称略) |
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13:00~14:00 | 再生可能エネルギーの拡大と蒸気タービンへの要求機能 | 大地 昭生 東北テクノアカデミア 元 東北大学 |
再生可能エネルギーの拡大に伴い蒸気タービンへも電源供給の変動に対応した様々な機能が要請される。この再生可能エネルギーの拡大の状況、その影響、蒸気タービンへの要求機能について概説する。 | ||
14:10~15:30 | 事業用大型蒸気タービンの構造要素技術と運用、保守技術 | 太田 正人 三菱日立パワーシステムズ 蒸気タービン技術本部 |
事業用大型蒸気タービンは再生可能エネルギーの変動を吸収する重要な役割を負っている。急峻な負荷変動、急速起動等に対応した構造要素技術、また、過酷な運用に対応した保守技術の概要を分かり易く解説する。 | ||
15:40~17:00 | 産業用蒸気タービンの構造要素技術と多目的利用技術 | 蓑和 昌則 東芝プラントシステム |
再生可能エネルギーのか拡大を意図した固定価格買取制度以降、産業分野でもバイオマス燃料の利用、熱エネルギーの効率的利用を含めた多目的利用技術が導入されている。これらの動向、並びにこれらに対応した産業用蒸気タービンの各種施策について概説する。 |
※プログラムは都合により変更することがありますのでご了承下さい。
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※受講料は原則受講日の3日前までにお支払い下さい。
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* お申込み後のキャンセルは、下記の通りキャンセル料が発生いたします。
受講日の10日前から受講料の50%/受講日の5日前から受講料の100%のお支払いになりますのでご了承下さい。
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