環境浄化技術 2020年9・10月号 PDF版

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環境浄化技術 2020年9・10月号 PDF版

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■特集:最新の土壌・地下水汚染浄化対技
○最近の土壌汚染業務の動向
/(一社)土壌環境センター/奥津道夫
同センターでは活動の一環として、土壌汚染対策法が施行された平成15年度以降、会員企業を対象として土壌汚染調査・対策事業の受注実態を把握することを目的として、毎年、アンケート調査を実施してきた。本稿では、平成30年度の実態調査結果を紹介する。

○凝集効果が長期間持続する凝集剤による濁水処理技術の紹介
/(株)大林組/山崎啓三・黒岩正夫・三浦俊彦/ジェイカムアグリ(株)/小野晃正
土木工事では工事濁水の流出による周辺環境への影響を低減するため、沈砂池による土粒子除去が行われている。本稿では、沈砂池等における土粒子除去を促進するために開発した、有効成分が一定期間ゆっくりと溶解する特長をもつ凝集剤と適用事例を紹介する。

○揮発性有機塩素化合物汚染に対する加温高速浄化システム
/(株)竹中工務店/舟川将史・奧田信康・清水孝昭・古川靖英・中島朋宏・山﨑祐二/(株)竹中土木/菅沼優巳
加温高速浄化システムは、CVOC汚染土壌・地下水の浄化期間の短縮を図るため、地盤を約30℃に温める機能と、不均質地盤へ加温浄化材を均一に注入する機能を持ち、浄化期間を短縮するバイオレメディエーションによる原位置浄化システムである。本稿では、システムの概要と実汚染サイトでの実証実験の結果を紹介する。

○寒冷地における複合微生物製剤を利用した油汚染の浄化
/三井住友建設(株)/伊藤哲郎
寒冷地(北海道)における、A重油(寒冷地用LSA重油)を対象とした浄化事例について紹介する。利用した複合微生物製剤は「オッペンハイマー・フォーミュラー・テラザイム」であり、主に親油性の好気性菌から構成されている。一般に微生物製剤は、微生物活性の関係から、寒冷地における浄化には不向きと言われてきたが、本施工事例から、寒冷地での適用性が確認された。

○深度別地下水診断を用いた過硫酸塩による原位置浄化の事例紹介
/(株)エンバイオ・エンジニアリング/比嘉一葉・尾崎和宏・和知 剛
本事例では、当初設計による浄化工事の施工後、一部の区画において地下水汚染が基準適合することができなかった。そのため、再度深度別の地下水調査の結果から地下水汚染が残存した深度および原因を把握したことで、再施工により地下水基準に適合させることができた。本稿では、事前調査、原位置酸化剤注入、浄化評価および再施工の一連の流れを紹介する。

○環境保全の視点から考える油臭・油膜の対策技術
/(株)バイオレンジャーズ/岩橋さおり・鴻野雅一
これからの時代は、環境後進国である日本においても、環境への配慮が求められるはずであり、油汚染対策ガイドラインを意識した「油臭・油膜の除去」を行いながらも、「油そのものに対処」し、「生態系の保全」「周辺環境の保全」「土壌の機能の保護」をできるような油汚染対策技術が必要とされるだろう。そこで当社では、これらを目標とした新しいバイオ製剤(ZeoBio)を開発したので本稿で紹介する。

○鉄粉を用いた土壌汚染対策技術について
/DOWAエコシステム(株)/吉 俊輔
鉄粉は、平成29年4月に規制物質として追加されたクロロエチレンや、昨今の社会課題となっている自然由来重金属等による土壌・地下水汚染の浄化に対し、有効な資材の一つである。本稿では、新たな鉄粉の開発動向と浄化処理の適用事例について紹介する。

■特集:膜処理技術の動向
○PVDF製浸漬型中空糸膜モジュールの開発
/三菱ケミカル(株)/日根野谷充/三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(株)/小林真澄・竹田 哲
大型浄水場への膜ろ過の適用事例が増加に伴い、膜モジュールとしても最適化が進めている。本稿では、新たに開発した高集積型PVDF製浸漬型中空糸膜モジュールについて、大型浄水場の原水を用いた実証実験、並びに浄水場への導入状況について紹介する。

○三酢酸セルロース製中空糸型FO膜モジュール
/東洋紡(株)/三浦佑己・安川政宏
正浸透(Forward Osmosis:FO)法は、半透膜を介して、供給側の低浸透圧溶液と高浸透圧溶液の2種類の液の濃度差による浸透圧差を駆動力として利用する膜分離法であり、圧力を加えることなく自発的に水を透過させるプロセスである。FO膜法は、高水流束、高回収率、低ランニングコスト、省電力等の観点から大きく注目されており、正浸透現象を利用した、浸透圧発電、海水淡水化、廃水処理、果汁濃縮等、多様な分野での利用が提案されている。本稿では、当社が開発している三酢酸セルロース製中空糸型FO膜モジュールを紹介する。

■特集:雨水対策の最新動向2
○雨天時にも活用できる超高効率固液分離システム
/メタウォーター(株)/宮田 篤
本稿では、下水道革新的技術実証事業(B-DASH事業)として、国土交通省国土技術政策総合研究所からメタウォーター・日本下水道事業団共同研究体が委託を受けた「超高効率固液分離技術を用いたエネルギーマネジメントシステム技術実証研究」を基にした技術概要、事例を紹介する。

○集中豪雨を想定した沈砂池機械の性能検証
/水ingエンジニアリング(株)/出本卓也・稲葉勝則
近年、全国の降水量は大幅に増加しており、合流式や老朽化した分流式下水道設備において、沈砂池に多量の砂が流入することが予想される。また老朽施設が増加する中、部分的な下水処理機械の更新が多く、部分更新でも多量の沈砂流入に対応できる機械が求められる。本稿では、多量の砂、大型の流入物が流入することを想定したノズル式集砂装置、配管輸送式揚砂装置の機能向上を検証した結果を紹介する。

○平成30年7月豪雨の災害復旧を踏まえた官民連携のあり方
/(株)東京設計事務所/中野隆志・坂本 勇
本稿では、平成30年7月豪雨の災害復旧事例を踏まえ、そこから得られた知見を基に、自然災害に対するICT技術の活用と今後の官民連携のあり方について紹介する。

■製品技術
○EZシリーズから見るインライン水質測定技術
/(株)ハック・ウルトラ/岡田政嗣

○上下水道事業者向けクラウド監視サービス
/メタウォーター(株)/古屋勇治

○微生物分解による部品洗浄台「バイオサークル」
/エンバイロ・ビジョン(株)/豊岡正志

■連載
○下水汚泥処理施設のプラント化への挑戦
技術者の誇り(連載を書き終えて)
/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

○環境に配慮したものつくり 第3回
/ソノヤラボ(株)/園家啓嗣

○硝酸呼吸活性汚泥による汚水処理の技術 第3回
/環境微生物工房/定家義人・定家多美子

■研究所紹介
○R&Dセンター
/月島機械(株)/鈴木健治

■コラム
○新しい時代に期待
/HST

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