クリーンエネルギー 2019年12月号 PDF版

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■特集:北海道のスマートエネルギー事情
○北海道ガスの「総合エネルギーサービス事業」
/北海道ガス/佐久間理奈
積雪寒冷地ならではのエネルギー事情のほか、社会構造の変化等、北海道のエネルギー会社を取り巻く環境は大きな転換期を迎えている。こうした事業環境のもと、当社は「総合エネルギーサービス事業」を展開し、分散型電源の普及拡大やエネルギーマネジメントサービス等、様々な取り組みを進めている。

○北ガスのエネルギーマネジメントサービス「EMINEL」
/北海道ガス/辻 一誠
当社は、積雪寒冷地の特性をふまえた家庭用エネルギーマネジメントサービス「EMINEL」を自社開発し、サービスを開始した。本稿では、エネルギーの見える化に加えて、寒冷地でエネルギー使用量の多くを占める暖房の省エネコントロールを行う機能などを搭載した「EMINEL」について紹介する。

○北4東6周辺地区再開発におけるエネルギーの面的利用とCEMSを核としたスマートシティー構築の取り組み
/北海道ガス/赤澤眞之・奥山憲司
札幌市の北4東6周辺地区再開発において、当社は電力と熱の面的供給を行うエネルギーセンターを設置した。本稿では、システム構成および、コミュニティ・エネルギー・マネジメント・システムによる供給側および需要側のエネルギーマネジメントの取り組みを紹介する。

○地域熱供給会社との排熱融通・面的利用を実現する北ガスグループ新本社ビル
/北海道ガス/國奥広伸・峠 幸寛・村瀬敏博・塚田 亮
当社は、新本社ビルの建設に伴い、「北ガス札幌発電所」を同ビル内に建設した。大型ガスエンジン発電機を導入し、排熱を地域熱供給会社の有する熱供給ネットワークと繋げることで、熱の面的利用を実現し、CO2削減と分散型発電の普及促進に貢献していく。

○地産地消分散型エネルギーシステムの構築に向けた取り組み
/北海道ガス/宮澤智裕
当社では、分散型エネルギー社会の構築に向けて、各地と連携し地域に賦存したエネルギーの活用に取り組む「地産地消のまちづくり」に参画している。中でも、酪農が盛んな上士幌町で進む畜産バイオガス事業の取り組みを紹介する。

■テクニカルレポート
○再生可能エネルギーとの「トリプルハイブリッド」自立給電システムの開発
/三菱重工エンジン&ターボチャージャ/田中政之
世界的な脱炭素化社会へ向け、太陽光などの再生可能エネルギーとエンジン発電機、蓄電池を組み合わせ、オフグリッド地域などへ安定で継続的に自立給電が可能なトリプルハイブリッド発電システムを開発。世界中の電力を必要としている人へ新しいソリューションを提案する。

○配管工事が不要の飽和蒸気が測れる超音波流量計
/富士電機/岡本尚己
気候変動抑制に対する世界的取り組みが進んでいる中で、当社は熱の省エネアイテムとして飽和蒸気を計測する、クランプオン形超音波流量計を開発した。本稿では、本製品の開発の背景、主な仕様、特長及び具体的用途例を紹介する。

○秋田県能代市における再エネ電解水素の製造及び水素混合ガスの供給利用実証事業
/NTTデータ経営研究所/渡邊太郎
本実証事業は、環境省の「地域連携・低炭素水素技術実証事業」の一事業である。風力発電由来の低炭素な水素と都市ガス成分を模擬した模擬ガスを混合させた水素混合ガスの利用実証を行うものであり、低炭素な水素の需要喚起の一助になることを目指している。

○光触媒樹脂による水と酸素からの過酸化水素製造
/大阪大学/白石康浩・平井隆之
レゾルシノール-ホルムアルデヒド樹脂を高温水熱合成することにより、幅広い可視光を吸収して機能する半導体光触媒となることを見出した。この半導体樹脂は、太陽光(可視光)により水と酸素から過酸化水素を効率よく生成する光触媒機能を発現する。

○胸掛け水車の出力性能に関する模型試験
/長崎大学/佐々木壮一/西日本流体技研/黒川由美・大宅雄一郎/エリス/桑原 順
本稿では、胸掛け水車の性能に及ぼす羽根車の設計条件の影響について模型試験で明らかにされた知見を紹介する。羽根車の設計条件と取り付け位置がその効率に与える影響について考察し、翼間の体積力を維持させることが胸掛け水車の性能向上に貢献することを示す。

■フィールドレポート
○大崎クールジェンプロジェクトの進捗状況
/大崎クールジェン/久保田晴仁
大崎クールジェンプロジェクトは、石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)とCO2分離・回収技術を組み合わせた、革新的低炭素石炭火力の実現を目指している。本稿では、基盤技術となる酸素吹石炭ガス化複合発電(IGCC)実証事業の成果、及び今後の計画について紹介する。

○日本橋スマートエネルギープロジェクト
/東京ガス/豊田光雄
当社は三井不動産(株)と共に、2019年4月より、日本橋室町地区で既存街区を含めた周辺地域に電気と熱の供給を開始した。本稿では、導入システムの概要およびスマエネ構築にあたり行った技術的な検討や対策などを紹介する。

○ハイブリッド空調システム「スマートマルチ」の実稼働評価
/東京ガス/梶山啓輔
当社では、2016年4月よりGHPとEHPを組み合わせ、その運転比率を自由にコントロールすることができるハイブリッド空調システム「スマートマルチ」を販売開始した。実際に顧客先に導入されたスマートマルチの実稼働評価を実施した結果、標準EHPに比べ電力デマンドを1/10以下に抑制でき、エネルギーコストを43%低減できたことが確認された。

○大型商業施設の環境保全(東京)
/環境工学研究所/星山貫一
2014年(平成26年)に開業した「イケア」立川店は、スウェーデン発祥の北欧家具専門店である。店舗の大きさは本場と同じように建設されているため1階の家具販売場は高くなっていて、約10mもあるので特殊フォークリフトを利用している。「イケア」立川店では地中熱による冷暖房対策を実施して、環境保全対策に貢献している。地中熱を利用した冷暖房対策は通常では見ることができない珍しい対策であり、極めてユニークな環境保全対策である。

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