プラスチックス 2018年12月号 PDF版

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プラスチックス 2018年12月号 PDF版

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■特集:プラスチック金型徹底ガイド
プラスチック成形品の高品位化を実現するための基幹テクノロジーである金型技術。本特集では、プラスチック金型に関連する注目すべき動きについて紹介して頂きました。

○温調機構の工夫による射出成形金型の省エネルギー化
/東京工業大学/齊藤卓志
金型の温調機構に関する工夫として、熱工学的な視点より、使ったエネルギーを少しでも回収して再利用する、あるいはそもそも金型加熱に必要なエネルギー自体を小さくする、という提案を行うとともに、その有効性を実験的に検討した結果を紹介する。

○センサ内蔵による金型の見える化
/(株)IBUKI/林 孝之/(株)O2/楠崎智樹
ドイツ発祥のIndustry4.0の重要性が叫ばれて久しいが、当社は付加価値向上を目的にIoT金型の開発を始めた。IoTとはIndustry4.0のキーとなる技術である。金型にセンサを埋め込むことで金型の中が見える化され、勘ではなく数値に基づいた対処や技術伝承に活かすことができる。

○MEMS技術を用いた極微細金型の特徴と事例
/山形県工業技術センター/矢作 徹・村山 裕・阿部 泰・村上 穣・岩松新之輔・加藤睦人・渡部善幸・小林誠也
半導体プロセスを用いたMEMS技術を金型加工に応用して、撥水性等の機能性を付与する微細構造金型を作製し、それらを型に用いた樹脂への形状転写について検討した。微細金型はSiまたはSiO2基板を加工して作製し、熱インプリントによる成形を行った。

○射出成形用高耐久金型の特徴と適用効果
/(株)藤岡エンジニアリング/藤岡 薫
当社では、「破損に強く、ガス対策が適切で、耐久性の高い金型」こそが量産工場で必要と考えて社内の製造仕様を改めて見直した。本稿ではこの課題に対して、金型設計、仕様上でどのような工夫をしているかを述べていきたい。

○金属-ポリマー-ガスの接触界面で起こる射出成形品の変色
/群馬県立群馬産業技術センター/恩田紘樹・牛木龍二・黒岩広樹・鈴木 崇/住友重機械工業(株)/生田目昂・宍戸美子・工藤佑貴・中條晃伸・平田 徹
成形品のガス焼けは、キャビティ内でポリマーが燃焼することで引き起こされる。キャビティ内を不燃性ガスである窒素で置換して射出成形を行うことで抑制できるものの表面にわずかな変色が見られる。この変色は、金型やスクリューがポリマーやアウトガスからの水素を引抜くことで成形品表面に炭素様物質が存在しやすくなったためと考えられた。

○金型の製作コスト削減に向けたミーリングと放電加工の使い分け
/(株)岡崎製作所/岡﨑 浩
当社は105年の歴史を持つ金型専門メーカーである。本稿では、当社における金型の製作コスト削減に向けたミーリングと放電加工の使い分けを紹介する。

○大型コマ替え成形による金型費用のコストダウン
/大成樹脂工業(株)/宮崎仁芳
当社で製造している衛生設備の内部構造品は比較的シンプルな形状をしており成形技術面でのハードルがさほど高くない一方で、必然的にコスト面の低減を行う必要があった。本稿では、大型コマ替え成形により、金型費用のコストダウンを図った経緯や概要を紹介する。

○ボールスプラインを適用した回転コア機構
/藤塚精密金型(株)/藤塚孝征
当社が独自に開発して用いている金型アンダーカット処理方法の一つである「ボールスプラインを金型回転コアに内蔵した金型機構」により、従来の方式では困難であったアンダーカット処理を可能にした事例を、解決した課題、開発の経緯等と共に紹介する。

○精密金型への部分肉盛り技術の特徴と効果
/桑名商事(株)/高野幸男
われわれはめっき技術とマスキング技術を組み合わせた“907部分めっき” での金型の寸法修正、腐食や摩耗箇所の肉盛り修繕の新たな手法、更にめっきの活用による金型の高機能・高付加価値化を提案する。本稿では本めっきのプロセスと実施事例を紹介する。

○ホットランナーによる2材3層容器の成形
/世紀(株)/田中義照
当社はプラスチック射出成形加工用金型のランナーレスシステムに取り組んでいる。本稿ではホットランナーの現況と、特殊成形の例としてガスバリア性容器の成形のホットランナーについて説明する。

○プラ金型用鋼材の最適な選択法
/日立金属(株)/細田康弘
自動車のxEV化による軽量化を達成するため、高い意匠性と高機能を実現するプラスチックへの転換が加速している。それとともに、金型用鋼材への要求品質も多様化しており、最適な鋼材を選定することが重要である。本稿は金型に求められる特性と、それらに対応する鋼材の特徴を紹介する。

■一般記事
○〈解説〉射出成形機における二つのトレンド(後編)
/ベッコフオートメーション(株)/篠田和伸

○〈解説〉高磁場NMRによる高分子材料の解析
/(株)東ソー分析センター/荒川敏彦・大林信明・谷本典之

■連載
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第63回
/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美

○助っ人工業デザイナーの独り言 第49回
/鈴木英夫

○世界のバイオプラスチックは今 第12回
/ITIコンサルト事務所/猪股 勲

○大自然を科楽する 第32回
/青野哲士

○欧米モーターショー&プロダクトデザイン展示会 質感デザイン最前線 第11回
/(株)ピクセルエー/山本義政

※ご注意
・データ転送またはCD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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