画像ラボ 2018年10月号 PDF版

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G1810
■解説
〔認識・検出〕
○大局的特徴としてのラベル尤度推定に基づくセマンティックセグメンテーション
/大阪大学/菅野 裕介・清水 育・鮫島 正樹・松下 康之
セマンティックセグメンテーションは近年盛んに研究が行われているが、既存研究の多くは局所的な画像特徴にのみ着目しており、これが性能に悪影響を与えていた。本研究では、推定対象カテゴリのラベル尤度を陽に学習し、これを大局的な特徴として用いることでセグメンテーションを行う手法を紹介する。

○Long short-term memoryを用いた人物グループ属性推定の検討
/パナソニック(株)/新崎 誠・山崎 龍次
自律型モビリティと人の共存の為に、自律型モビリティは周辺人物の動きを考慮した行動選択をする必要がある。人物行動認識システムでは、環境に設置された防犯カメラ等のセンサ情報を用いて人物属性や人物グループ属性を推定し、各属性に応じた人物将来位置を予測することで、環境に適応的な自律型モビリティの行動選択を実現する。本稿では、Long short-term memoryを用いた人物グループ属性推定の検討内容について紹介する。

〔画像処理〕
○Neugebauerモデルに基づくカラー画像の強調
/九州大学/張 子シュ・井上 光平・原 健二・浦浜 喜一
任意の色をRGB色立方体の頂点色の重み付き平均色として表すNeugebauerモデルに基づき、その重みを単調増加関数で強調または抑制することによってカラー画像を強調する方法を紹介する。従来手法との比較実験を行い、提案手法の有効性を確認する。

○全天球ストリートビュー動画のためのハイパーラプス映像の生成手法
/東京大学/小川 将範・相澤 清晴
本稿では、歩きながら手持ちで撮影した天球動画の安定した早送り再生手法を紹介する。手持ちであるためにブレがあり、歩きながらの撮影であるために冗長な天球動画に対して、指示した早送り速度の制約下で、ブレが小さいフレームを選択し、わずかに回転補正をかけるだけで、天球動画の安定したハイパーラプスを実現した。

〔基礎研究〕
○畳み込みニューラルネットワークの研究動向
/中部大学/山下 隆義/(株)ディー・エヌ・エー/内田 祐介
2012年の画像認識コンペティション(ILSVRC)でAlexNetが優勝して以降、毎年のように新たな畳み込みニューラルネットワーク (CNN)のモデルが提案され、認識精度が大きく向上してきた。そして、CNNは画像認識だけではなく、セグメンテーションや物体検出など様々なタスクを解くためのベースネットワークとしても広く利用されている。本稿では、AlexNet以降の代表的なCNNの変遷を振り返るとともに、近年提案されている様々なCNNの改良手法や正則化手法について紹介する。

〔展望〕
○感性工学とディープラーニングを用いたパーソナル人工知能の開発と応用事例
/SENSY(株)/岡本 卓
パーソナル人工知能とは、ディープラーニング技術を用いて、ヒトの感性を学習し、その行動を予測する人工知能である。本稿では、その基盤となるディープラーニング技術、感性工学について紹介した上で、パーソナル人工知能について解説し、その応用事例を紹介する。

■特集:自動車開発・製造に貢献するマシンビジョンテクノロジー
○中古自動車ボディパネルのキズとヘコミの画像検査装置の開発
/福岡工業大学/盧 存偉・辻野 和広
本研究では線状LEDランプ間接照明パターン光投影撮影手法、パターン光平均画像を用いたリング状フィルタ処理によるキズ検出手法、多重位相差画像を用いた分散-強度勾配処理によるヘコミ検出手法を提案し、自動車ボディパネルのキズとヘコミの画像検査を実現した。

○マシンビジョンを用いたスマートマシン開発における技術的課題
/日本ナショナルインスツルメンツ(株)/岡田 一成
インダストリアルIoT(IIoT)というトレンドにより、産業用装置に大きな変化が起こっている。例えば自動車業界の生産ラインで使用されるロボットや工作機械では、高度なセンサやカメラを用いて状況を把握(計測)し、それに基づきリアルタイムでモータ等を電子制御している。そのためシステム開発時には、画像用のコントローラやモータ制御用、さらには計測装置がそれぞれ必要になるケースが出ている。そのため、開発者はシステムの複雑化に悩まされ、開発の長期化や不具合対応に追われることとなる。本稿では、マシンビジョンや制御、各種センサ計測を1台で対応できる産業用コントローラの紹介ならびに、導入事例を紹介する。

○高光沢自動車部品の自動光学検査
/Basler Japan
現在、品質管理とプロセス制御のあらゆる場面で、最新の画像処理システムが利用されている。これらの制御および検査システムは、自動車メーカーだけでなく、供給業者や自動車整備工場などでも利用されるようになっている。本稿では、Baslerace Lの自動車部品への外観検査適用事例を紹介する。

○スマートカメラを応用した3Dピック&プレイス
/Vision Components GmbH/Miriam Schreiber・美濃部 忍
ピック&プレイス工程でのスマートカメラによる3Dビジョンシステム例を紹介する。スマートカメラは、最上層の部品輪郭を検出して分析し、それらの位置および向きを搭載されているイーサネットI/Fを介してシステム制御装置に結果を送信する。

○次世代のくるま開発に対応する新画像計測システム
/(株)フォトロン/鈴木 洋介
今日のくるま開発において、ハイスピードカメラを使った撮影、計測は必要不可欠になっている。特に、「安全性の向上」「燃費の向上」「車体の軽量化」といったテーマでは、現象の理解とその改善方法を検討する際にハイスピードカメラは重要な開発ツールとなっている。本稿では、その代表的な運用事例と、当社の新しい画像計測システムを紹介する。

○ホログラフィを活用した塗装・コーティング表面検査用カメラユニット
/(株)マクシスエンジニアリング/西郷 知泰
我々が開発している新しい方式の光沢表面の外観検査向けカメラユニットを紹介する。ホログラフィ技術を用いた照明により「色により光沢表面の外観不良を識別する」という特殊機能を有している。本稿では、その原理と撮影例、及びハンディ型カメラユニットを紹介する。

■話題の製品と技術
○小型軽量な防水防塵カメラについて
/(株)アルゴ/嶋田 稜
IP67規格に対応した防水防塵の産業用カメラについて、IP67規格の概要から説明する。また想定される設置環境やアプリケーションと、Baumer社のVCXG.Iシリーズが持つ特徴やカスタムオプションの詳細について紹介する。

○高速・高感度の新CMOSセンサを採用したラインスキャンカメラ
/日本エレクトロセンサリデバイス(株)/高田 謙二
新たなラインスキャンカメラシリーズを開発した。Ryuganシリーズは、高速・高感度のCMOSラインセンサを使用している。カメラリンクインターフェース3機種とCoaXPressインターフェース3機種を紹介する。

○高感度・外乱光耐性3D ToFセンサー
/(株)リンクス/剱持 雅則
本稿では、スイスSargansに拠点を置くESPROS社が開発・製造する高感度・外乱光耐性というユニークな特性を持つToFセンサー「epcシリーズ」を紹介する。

■シリーズ
○視覚機能としての照明設計の要点と、V-ISA可変照射立体角照明 R〔1〕
/マシンビジョンライティング(株)/増村 茂樹
世界の画像処理関係業界において、画像処理用途向け照明技術としては世界初、また日本企業としても初めてVISION Awardを受賞し、名実共に世界のリーディング技術として認められたV-ISA可変照射立体角照明の技術詳細を、3回に分けて解説する。

■コラム:マルコーニの彼方へ 216
○正常性バイアスと災害
/ヤマネコ

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