画像ラボ 2018年7月号 PDF版

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Ga1807

画像ラボ 2018年7月号 PDF版

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G1807
■解説
〔FA〕
○ドット文字を対象としたトップダウン型セグメンテーション手法の提案
/奈良先端科学技術大学院大学/溝口 拓也・清川 清/オムロン(株)/井尻 善久・諏訪 正樹
ドットが文字の最小構成要素となるドット文字では、文字構成要素の連結性などの情報を用いた従来の手法から個別文字を抽出することは困難である。本研究ではこのような特徴をもつドット文字から、段階的にドット文字領域内を徐々に絞り込み、最終的には個別のドット文字を特定するトップダウン型セグメンテーション手法を提案する。

〔商業支援〕
○商品の陳列状況を高精度かつ高速に把握する画像認識技術
/(株)NTTドコモ/中村 一成
小売量販店等の商品棚における商品の陳列状態を把握する高速で頑健性の高い画像認識技術を開発した。本技術の特徴は、商品同士の重なり(遮蔽)がある場合や商品の陳列面が様々である場合でも、高精度で商品領域の検出や商品の認識ができることである。

〔セキュリティ〕
○手検知を利用したATM利用者の危険挙動検知
/(株)日立製作所/永吉 洋登・渡邊 高志/日立オムロンターミナルソリューションズ(株)/矢住 和行
ATM(Automated Teller Machine)利用中に携帯電話を用いる挙動は、電話を通して架空の理由を伝え、金銭を振り込ませるタイプの振り込め詐欺に見られる。その挙動を、電話を持つ手の検知により捉え、被害を防止する方式を提案する。

〔メディカル〕
○高階グラフカットによる医用画像領域分割
/早稲田大学/石川 博/富士フイルム(株)/北村 嘉郎
画像領域分割の代表的な手法であるエネルギー最小化は、三つ以上の任意の変数群(クリーク)に依存する高階エネルギーの最小化が近年可能になった。クリークの選び方によって領域分割対象の形状に関する事前知識を活用する領域分割技術を紹介する。

〔自動車〕
○ステレオカメラによる自動運転の可能性
/ITDLab(株)/實吉 敬二
ステレオカメラと地図のみで障害物回避を含む自動運転が可能であることを示す。ステレオカメラは知識や仮定を使わずに距離分布画像が得られるので、間違いが少なく、自動運転に最適なセンサである。この特長を他のセンサと比較しながら紹介する。

〔認識・検出〕
○口唇の動画像解析を用いたリップシンク個人認証システム
/鹿児島大学/佐藤 公則
本稿では、口唇の動き特徴に基づいたリップシンク個人認証システムを提案する。リップシンクとは無音の発話動作を意味しており、本システムを利用するユーザは、カメラに向かい無音発話し、口部の動画像情報から生体特徴を取得し、個人認証を行うものである。

○画像処理を用いた甲骨文字認識
/立命館大学/孟 林・泉 知論・山崎 勝弘
本稿は、画像処理を研究してきた甲骨文字の認識について紹介する。甲骨文字は、3000年以上前の中国殷代の象形文字であるため、これらの解読には史学の研究に大きな意義がある。しかし、劣化が激しく、認識しにくい問題がある。本稿では、甲骨文字認識におけるノイズの除去から、認識までのプロセスを述べる。甲骨文字認識において、伝統的なテンプレートマッチング手法、ハフ変換を用いた手法、及び深層学習を述べる。

〔基礎研究〕
○準同型暗号を用いた個人情報の保護による人物対応付け
/鳥取大学/西山 正志・岩井 儀雄
カメラ間の人物対応付けに用いる特徴量は個人情報に該当する。本稿では、暗号化されたままの特徴量同士から距離を計算する方法について紹介する。これにより公開ネットワーク上の計算サーバで復号処理は必要ないため、個人情報の保護に寄与できる。

〔展望〕
○IoTデータを活用してシステムの最適化・自律化を支援するアナリティクスAIサービス
/東芝デジタルソリューションズ(株)/古藤 晋一郎
140年を超える「ものづくり」の知見と、長年の研究開発で培った画像、センサーデータなどの認識・分析技術を集約し、東芝アナリティクスAI「SATLYS(サトリス)」として体系化。生産性向上や業務効率改善の適用事例を含めて、本AIサービスを紹介する。

■特集 最高画質を得る決め手!マシンビジョン用レンズ各社の取り組み
○イメージセンサの高精細化と大型化に対応した低倍率系テレセントリックレンズ
/(株)オプトアート/冨士山 和夫
当社は、近年、産業用カメラ市場でのCMOSセンサによる1ピクセル当たりの極小化とイメージセンサの大型化の二つの大きなトレンドにより、それらを搭載したマシンビジョン用カメラに対応した、高精細で低倍率の光学系MPHC-150シリーズを2016年に開発、販売を始めた。本稿ではその製品の開発経緯について紹介する。

○高解像レンズ選定のための知識およびポイント
/興和光学(株)/大口 泰成
当社では、様々な種類のセンササイズや解像度のカメラに対応できるように豊富なレンズラインナップを揃えている。レンズ選定における参考となるようにシリーズの違いなど技術的な内容を含めて紹介する。

○産業・マシンビジョン用単焦点レンズの特徴と優位性
/(株)タムロン/竹田 洋祐
当社ではマシンビジョン用レンズについて様々な取り組みを行っている。メガピクセルシリーズに対応したスタンダードシリーズなど幅広いラインアップを展開している。本稿では、シリーズの中で最新となる「1/1.2型・2/3型メガピクセル対応、超高性能、産業・マシンビジョン単焦点レンズM112FMシリーズ」を中心に紹介する。

○高解像度カメラ対応テレセントリックレンズ
/(株)東京パーツセンター/酒井 恵寿
当社は、FA用光学製品、画像処理機器用製品、機械要素製品、部品の企画、製造、販売を行っている。今回、FA用光学製品の1.1型12メガピクセルCMOSカメラに適したCマウント用テレセントリックレンズを開発し製品化した。そのラインアップを紹介する。

○使用可能なレンズの種類とカメラに合ったレンズの選び方
/Basler Japan/稲垣 尚德
様々なレンズが存在する中で、カメラに最適なものを選ぶ場合、理想の画質を得るためにはイメージサークルと絞りの役割、価格に大きな差がある理由など、重要なポイントに注意する必要がある。本稿では、カメラとレンズを最適に組み合わせる方法を紹介する。

○カメラの実力を最大限に引き出すマシンビジョンカメラ用レンズ
/富士フイルム(株)/佐藤 賢一
当社は、製造ラインの製品検査や計測などで使用するマシンビジョンカメラ用レンズの最上位シリーズとして、2/3型センサー・2.7μmピクセルピッチに対応し、多様な設置条件下で画像の中心部から周辺部まで均一な高い解像性能を実現する「FUJINON HF-12Mシリーズ」(以下、「HF-12M」)を2016年に発売した。本稿では、その性能を実現するテクノロジーについて紹介する。

■コラム マルコーニの彼方へ213
○多様性を許容する社会、個性で生きる時代
/ヤマネコ

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