建設機械 2018年6月号 PDF版

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C1806

建設機械 2018年6月号 PDF版

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■特集:建造物の解体・リニューアル技術
○プラント解体工事に革命をもたらすデジタル破壊
/神戸大学/栗木 契
ベステラ(株)は、プラント解体工事のなかでも施工計画や施工管理などのマネジメント領域に業務を特化してきた。同社は自らが開発したセンサー、ロボティクス、画像処理などのデジタル技術を活用することによって、解体や更新の工事の現場を変えてきた。本稿では、同社の「リンゴ皮むき工法」と「3次元計測」を紹介する。

○SD工法によるコンクリート解体工法
/(株)奥村組/原田 竜也
老朽化した水力発電所の改修を、SD工法によるコンクリート解体工法を適用し発電停止を行うことなく実施した。本稿では、老朽化した発電機を取り替えるにあたり、基礎コンクリート取壊しに本工法を適用した事例について紹介する。

○都市鉄道のカルバートトンネルを対象とした断面修復工法
/飛島建設(株)/平間 昭信・川端 康夫/阪急電鉄(株)/福井賢一郎/デンカ(株)/山岸 隆典
高度成長期を経て、これまで多量に建設されたコンクリート構造物の合理的な維持管理が必要となっており、近年においては地下鉄などの鉄道トンネルでのコンクリート劣化が問題となっている。鉄道トンネルの断面修復工事では、電車が止まっている夜間での工事であることから、施工終了から供用までの時間が短い。このことから、断面修復材には良好な強度発現とともに、確実な施工が求められる。本稿では、練り混ぜたモルタルに硬化促進剤を混合させて吹き付ける断面修復工法を鉄道トンネルの補修に適用するために、室内実験やフィールド実験を行い、材齢初期における断面修復材の強度発現性状を改善した内容について報告する。開発した断面修復工法では、急硬材および硬化促進剤などを適切に組み合わせることにより、コテ仕上げ可能時間15分を確保しつつ、材齢3時間では5N/mm 2を超える圧縮強度を得られることを確認できた。

■技術資料
○建物の不快な振動を低減する制振技術
/(株)竹中工務店/松下 仁士
膜型圧電セラミックスという特殊材料をアクチュエータとして鉄骨部材の両端部に配置し、その推力を用いて振動を抑制するアクティブ制振技術を開発した。小型デバイスを局所的に配置する構成であるため、既存建物への適用やデザインに配慮した鉄骨部材の設計が可能となる。

○建物の安全性即時診断システム
/前田建設工業(株)/森下 真行・齊藤 芳人・龍神 弘明
地震に対する事業継続性の初動対応では、建物の継続利用の可否判断が求められる。本稿では、1ヶ所の地震計の情報を基に建物の安全性を評価し、診断結果を即時に自動発信する一貫システムを開発したので紹介する。

○山留め柱列壁工法の出来形計測システム
/(株)竹中工務店/濱田 幸弘
地下工事で重要な役割を担う山留め壁の出来形を、高コストな専用機に頼ることのなく汎用機械に取り付ける計測器で簡易かつ高精度に計測する手法を確立し、不具合箇所への前処置を可能とした。

○スマートデバイスを活用した杭施工記録システム
/(株)鴻池組/波多野 純・矢部 洋
杭施工時の記録を漏れなく確実にスマートデバイスにより効率よく記録できるシステムを開発した。本稿では、日建連から発行された「既製コンクリート杭施工管理指針」に準拠し、現場ニーズに応えるべく開発したものを紹介する。

○再生骨材コンクリートの実用化と適用拡大に向けた取り組み
/五洋建設(株)/高橋 祐一
筆者らは、これまでに再生骨材コンクリートの普及を図ることを目的に、再生骨材Mに着目して検討を行ってきた。本稿では、再生骨材の製造方法や品質の相違点、ならびに、再生骨材Mを用いたコンクリートの適用事例について紹介する。

○ICT、AIを活用した建設現場へのサービス展開
/コマツ/大西 喜之
建設業界で懸念されている労働力不足を解消するために、現在i-Construction推進の必要性が高まっている。そうした業界の潮流に対応すべく、当社独自の展開をみせるスマートコンストラクション。本稿では、ICT、AIなどの新たな技術を効率的に駆使することで、当社がどのように生産性向上を展開しているか紹介する。

○地上型三次元レーザースキャナによる森林計測
/(株)woodinfo/中村 裕幸
我が国の木材の蓄積量は年々増加しており、林業は地域経済の基盤にも繋がる潜在的な可能性を秘めているが、林業従事者が減少するなど様々な労働問題を抱えている。そうした諸問題を解決するために、仕事量の決定と森林のデータ化が必要であるとの認識に立脚し、我々は地上型三次元レーザスキャナを使った森林の3D地図作成システム“Digital Forest”を開発した。同システムには、林業再生に向けて重要な役割が期待される。

■話題の工法
○外側耐震補強工法の新展開
/安藤ハザマ/牧田 敏郎・松浦 恒久・田畑 卓
建物外側から施工可能な耐震補強技術として、既存躯体との取り付け部をピン接合とした鉄骨造補強フレームによるKey Grid構法と、騒音・振動の発生を抑制できる、あと施工アンカーの代替工法のTrench-A工法を紹介した。

○掘削土砂定量供給装置の開発・現場導入
/東急建設(株)/大峰 秀之
逆打ち工法における地下掘削土砂を効率よく搬出し、1階の車両導線を確保して地上工事への影響を少なくする装置を開発したので紹介する。

○高軸力に対応可能な場所打ち杭工法
/(株)長谷工コーポレーション/沼本 大輝・太田 雄介
近年建物の高層化に伴い、杭が負担する軸力が大きくなり、地震時に大きな押込み力と引抜き力が生じる。今回当社では、拡底部の引抜き抵抗力、中間拡径部の押込み支持力および引抜き抵抗力を合理的に評価できる杭工法を開発した。

○低炭素循環社会に貢献する無排泥粘土遮水壁工法
/ライト工業(株)/宇梶 伸・池田幸一郎
当社の無排泥粘土遮水壁工法は、セメントを用いる工法に比べてCO2発生量を削減できる環境に優しい工法で、河川分野や環境分野にて高い遮水性能を提供できる。本稿では、その要諦をまとめる。

■業界情報
○2018年1月度/建設機械出荷金額統計/
(一社)日本建設機械工業会

※ご注意
・データ転送またはCD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、
歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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