プラスチックス 2018年1月号 PDF版

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■巻頭挨拶
○国内プラスチック産業の発展に向けた取り組みを積極推進…
/日本プラスチック工業連盟/石塚博昭

■特集:2018年プラスチック産業の展望
国内プラスチック産業は一時の低迷期を脱し製品の輸出量と国内消費量も上向き、安定的な回復を見せています。一方、プラスチックごみへの注目も年々高まっています。本特集では、2017年のプラスチック業界の動きおよび本年の業界展望ならびに主要樹脂の概況について述べて頂きました。

○2018年のプラスチック産業の展望
/日本プラスチック工業連盟/岸村小太郎
国内におけるプラスチック原材料の生産は、1,000〜1,100万トンとピーク時の7割前後で推移していたが、ようやく安定回復の様相を見せている。本稿では2017年のわが国のプラスチック産業の動向、日本に大きな影響を与えている中国の生産、輸出入の状況、2018年の課題と展望について述べる。

○ポリエチレン
/KMテクノリサーチ研究所/松浦一雄
ポリエチレンは適度なタフネスと柔軟性、易加工性などの特長を持ち、衛生面でもクリーンな基幹汎用樹脂である。グローバルに進行しつつある資源多様化の動きに大きく左右されるわが国の業界・市場の現状と今後の課題について、触媒技術を中心に成形加工技術、用途展開、環境・安全対応などの観点から述べる。

○ポリスチレン
/DIC(株)/藤平 衛
ポリスチレン(PS)は、5大汎用樹脂に挙げられる非晶性ポリマーであり、低比重、低吸水性、透明性、機械特性に優れたコストパフォーマンスの高い材料として、食品包装容器、家電製品、建材等幅広い用途で使用されている。本報では、PSの需要動向、業界動向、技術動向、環境対策と安全性、今後の展望について述べる。

○塩化ビニル樹脂
/塩ビ工業・環境協会/内田陽一
塩化ビニル樹脂とその製品に関して、最近の国内外の需要動向、主な技術動向(樹脂サッシ、リサイクル)、環境対策・安全問題への対応、および今後期待される用途について述べる。

○ABS樹脂
/東レ(株)/長谷隆行
ABS樹脂の世界需要は3%前後の成長率をキープする一方で、国内需要は低迷しており、各社は輸出や海外拠点での生産や、高機能グレード開発を軸に業績を伸ばしている。高機能化の一例として、医療用透明、持続型帯電防止、環境対応型の各グレードを紹介する。

○ポリカーボネート
/住化ポリカーボネート(株)/岡田耕治
ポリカーボネートは5大汎用エンプラで唯一透明性を有し、耐熱性、耐衝撃性および難燃性にも優れていることから、さまざまな分野に摘要されている。本稿では、市場動向や採用事例に加え、技術動向に関連した当社の開発事例を紹介する。

○ポリアミド
/宇部興産(株)/岩田善郎
ポリアミド樹脂は機械的特性、耐熱性、耐薬品性などに優れ世界的に需要増が見込まれている。本稿では、ポリアミド樹脂の需給動向、自動車/電気電子/押出用途を中心とした技術開発動向、環境安全対応に関する最新動向および今後の展望を紹介する。

○ポリフェニレンサルファイド
/東レ(株)/三宅直木
PPS樹脂はその耐熱性、耐薬品性などの特性から第6番目のエンプラとして年率5〜7%で需要が拡大している。自動車用途ではEVやPHVのPCU関連、エンジン冷却周辺部品などにまた一般機器用途ではパワーモジュール、モータインシュレータ、パソコン関連に多く採用が広がっている。本稿では、その需要の推移と最新用途展開について紹介する。

○ポリエーテルエーテルケトン
/ダイセル・エボニック(株)/齋藤洋一郎
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)の需要・検討意欲は非常に旺盛であり、右肩上がりの市場規模拡大が見込まれる。本稿では、市場開拓を通して得たPEEKの市場動向と、それに対する当社の技術的アプローチの一例を紹介する。

○シクロオレフィンコポリマー
/日本ゼオン(株)/渡辺 昇
本稿では、シクロオレフィンポリマーの概要、合成方法と特徴を述べた後、最近のトピックスとなる高耐熱性シクロオレフィンポリマーの開発と医療品容器としての優位性について述べる。

○シンジオタクチックポリスチレン
/出光興産(株)/佐藤信行
「ザレック™」は出光が1985年に発見したシンジオタクチックポリスチレン(SPS)を1997年に工業化したエンジニアプラスチックである。市場投入から20年が経過し、自動車分野を中心に用途展開してきている。本稿では「ザレック」の特長とその用途展開状況について紹介する。

○メタクリル樹脂
/三菱ケミカル(株)/丸谷隆雄
2016年度のMMAモノマーの出荷量は、国内出荷がほぼ横ばい、輸出量は前年比10%以上減であった。一方PMMA消費は、内需が横ばい、輸出が10%の伸びを示した。近年の用途の多様化と要求品質の高度化に対する市場・技術動向と、今後の見通しについて解説する。

○フェノール樹脂
/住友ベークライト(株)/大西 治
フェノール樹脂は長い実績に裏付けされた信頼性の高い熱硬化性プラスチックとして、工業用、成形材料、積層板のさまざまな分野に使用されている。本稿では、工業用フェノール樹脂および成形材料を中心に代表的な用途の動向について紹介する。

○エポキシ樹脂
/(株)ADEKA/石川佳寛
最近のエポキシ業界動向では、電気・電子分野では高機能向けの開発が進んでおり、各社の開発動向を取り上げた。また近い将来、需要の高い車載用構造接着剤の話題を取り上げた。環境対策に関しては、汎用エポキシの原料ビスフェノールAの海外法規動向について紹介する。

○シリコーン
/東レ・ダウコーニング(株)/小川広視
シリコーン樹脂は1940年代に工業化された後、さまざまな製品が開発され、多様な用途に応用されている。本稿では、シリコーン樹脂の概要、特徴、市場・技術動向などを紹介する。

○熱可塑性ポリウレタンエラストマー
/ディーアイシーコベストロポリマー(株)/林 伸治
熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)は、柔軟性と強靭性をあわせ持つことから、機械部品を中心に幅広い用途に使用されている。TPUの高機能化や環境対応型製品の開発が進められており、今後は環境に優しい素材として、その需要を拡大していくことが期待されている。

○熱可塑性エラストマー
/TPEテクノロジー(株)/西 一朗
熱可塑性エラストマー(TPE:Thermo Plastic Elastomers)とは,加熱すると溶融して成形加工が可能な柔らかい樹脂のことであるが,最近ウレタン系、シリコーン系,アクリル系等で架橋しても柔らかいエラストマーが多く登場しているためエラストマー全般の動向を紹介する。

○コンポジット
/昭和電工(株)/大谷和男
コンポジット業界は、ここ数年「炭素繊維」「熱可塑性樹脂」「自動車用途」というキーワードを中心に進んでいる。自動車用途ではマルチマテリアル化の方向で、ヨーロッパでは材料の接着技術が進んでいることが注目される。

○炭素繊維
/三菱ケミカルホールディングスグループ/堤 理
PAN系ならびにピッチ系炭素繊維の製造技術概要、生産能力ならびにその用途展開について述べる。特に用途展開については、航空機用途、スポーツ・レジャ用途、産業用途、が挙げられるが、特に産業用途を中心に近況を紹介する。

■連載
〇大自然を科楽する 第21回
/青野哲士

○プラスチック成形における不安定流動の制御 第56回
/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美

○これ、プラスチックで作りました 第17回
/(株)石黒製作所/稲生修治

○助っ人 工業デザイナーの独り言 第41回
/鈴木英夫

○徹底取材!プラスチック業界企業の先進取り組み事例 第10回
/知財経営研究社/松平竹央

○のぞいてみよう、バイオミメティクス 第8回
/国立科学博物館/松浦啓一

○世界のバイオプラスチックは今第1回
/ITIコンサルト事務所/猪股勲

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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