画像ラボ 2017年7月号 PDF版

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Ga1707

画像ラボ 2017年7月号 PDF版

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G1707
■解説
〔セキュリティ〕
○ネットワーク型カメラシステムの課題と対策(後編)
/産業技術大学院大学/中田 亮太郎・長谷川 久美・瀬戸 洋一
ネットワーク型カメラは顔認証など高度な画像解析に用いられるが、防犯カメラに関する条例やガイドラインは、最新技術や社会ニーズに未対応であり、改正個人情報保護法にも準じていない。本稿では、監視カメラシステムに行ったリスク分析から、新たな設置・運用ガイドラインを提案する。

〔エンタテインメント〕
○HTML5による360度動画VRアプリケーション実装
/(株)ユニモト/小林 史明
HTML5を活用したアプリケーション実装例として、スマートフォン上で動作可能なブラウザベースの360度動画VRプレーヤについて解説する。また合わせて、360度動画用の新たなテクスチャマッピング手法、360度3D動画、360度カメラについても解説する。

〔入力・出力〕
○地質学応用における画像の取得と画像処理技術
/(株)パスコ/朝比奈 利廣・吉川 和男
活断層、地すべり、火山活動などにより発生した地表の変状をレーザー光、太陽光、マイクロ波などを媒介にその特性を把握することができる。本稿では航空機によるレーザー計測と人工衛星による合成開口レーダーを取り上げ、地質学への応用の有用性と画像取得等について述べる。

〔認識・検出〕
○Convolutional Neural Networksを用いた人物周辺の環境を考慮した行動認識
/慶應義塾大学/工藤 康統・齋藤 俊太・青木 義満
画像中に写っている人物がどのような行動を行っているのかを自動的に解析することは非常に難易度の高い領域であり、世界中でこの分野に関する研究が行われている。特に、近年積極的に開発が行われている自動運転車や対人ロボットなどのカメラを搭載した自動制御ロボットに搭載されるシステムとしても非常に注目されている領域でもある。我々は、ある静止画像中の人物に対して、様々な画像領域からCNN特徴量を抽出しこれを組み合わせることによって、高精度な行動認識を行うことのできる手法を提案し、従来の行動認識手法と比較し3%の精度向上が得られたことを示す。

〔ディスプレイ〕
○広色域RGBレーザーバックライト4K液晶ディスプレイ
/三菱電機(株)/新倉 栄二
当社は、NHK放送技術研究所と共同で、バックライト光源にRGBとも半導体レーザーを採用することで、4K/8Kスーパーハイビジョン映像の国際標準規格が定める色域を98.1%カバーする広色域RGBレーザーバックライト4K液晶ディスプレイを開発した。

〔3D〕
○単眼カメラで撮影した1枚の画像から距離計測できる撮像技術
/(株)東芝/森内 優介・佐々木 貴之・三島 直
ハードウェアの工夫と独自開発したアルゴリズムにより、単眼カメラで、カラー画像と距離情報を同時に取得できる撮像技術を開発した。具体的には、レンズの開口に2色分割されたカラーフィルタを内挿し、被写体の距離に応じて画像のぼけの形状が色毎に異なる変化をするように工夫した。また、色画像毎に変化させた非対称のぼけを解析することで、距離を高精度に計測する技術を開発した。精度評価実験でステレオカメラと同等の距離精度が得られることを確認した。

■特集:干渉縞の応用による広範囲精密計測
○レーザ走査干渉計による広領域精密形状計測
/新潟大学/新田 勇・月山 陽介
レーザ走査干渉計によれば10mm×8mmの広い視野にわたって数十mの間隔で並ぶ高密度の干渉縞が観察できる。さらに、位相シフト法を使用することなくワンショット干渉縞画像から形状を求めることができる。この新しい干渉計を用いたいくつかの形状計測例を示す。

○光コムレーザーを使った三次元測定
/(株)光コム/野田 直孝
当社は、2002年に東京工業大学からスピンアウト、光コムの産業応用に着手。2016年より自動車業界を中心に三次元形状測定器としての利用が始まり、新時代の測定を実現しつつある。インダストリー4.0時代における高速非接触測定を事例を交えて紹介する。

○4D計測による高精度・広範囲な計測技術
/4Dセンサー(株)/高木 哲史・森本 吉春
当社は検査に用いられる形状計測において、様々な個別案件に対してカスタマイズ可能な超高速非接触式4D計測の技術を提供する。本稿では、平面状の形状の平面度を高速(〜2,000fps)、高精度(〜1μm)でかつ広範囲(〜800×400mm)で計測可能なシャドーモアレカメラを紹介する。

■特集:人に優しい画像技術の現場への適用
○工業製品・部品の個体を認識する「物体指紋認証技術」
/日本電気(株)/石山 塁・高橋 徹・工藤 佑太
カメラで撮影するだけで、表面の微細な紋様(物体指紋)を画像認識し、均一に作られる工業製品であってもそのひとつひとつを識別できる「物体指紋認証」技術について紹介する。識別タグの取り付けが困難な部品や素材の識別やトレーサビリティ確保に有効である。

○デジタル革新の加速に向けた顧客体験価値向上へのAR/VR/MR活用の取り組み
/富士通(株)/原 英樹
昨今、企業でのモバイル活用の拡大に伴い、IoTで収集・分析した結果を現場で即時活用したいニーズに応えるため、現実世界をデジタル情報で補完するAR(Augmented Reality、拡張現実)技術の活用が拡大している。当社は企業との共創実践を通じてエンタープライズ向けAR製品の開発に取り組んできた。本稿ではAR等の最新技術の動向と富士通の取り組みを紹介する。

■話題の製品と技術
○イメージングレンズの耐久化
/エドモンド・オプティクス・ジャパン(株)
産業用マシンビジョンアプリケーションに用いられているイメージングレンズの多くは、振動や衝撃、温度変化やコンタミを始め、標準的なイメージングレンズに求められる以上の特別な要求を課す。こうした要求に応える有力な選択肢となるのがレンズの耐久化だ。

■シリーズ
○カメラメーカ技術者が思う マシンビジョンソリューション〔第6回〕
USB3 Visionカメラ編(その3)
/東芝テリー(株)/中曽根 慶継
近年、映像のデジタル化が進み、画像への要求はますます高くなっている。しかしデジタルカメラの機能を生かすには、アナログ時代とは異なる知識が必要である。本連載では、最適なシステム設計を行うために、当社が推進するUSB3Visionカメラのほか映像ソリューションにスポットをあて解説する。

■コラム:マルコーニの彼方へ201
○「怒り」を眺め、「不条理」をやり過ごす
/ヤマネコ

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