日工の技術雑誌

画像ラボ 2016年9月号
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Ga1609

画像ラボ 2016年9月号

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■解説
〔自動車〕
○回帰型Deep Convolutional Neural Networkによる人検出と部位の位置推定
/中部大学/山下 隆義・福井 宏・他
運転支援システムにおける歩行者検出は、歩行者の位置を検出するだけでなく、歩行者と車までの距離を推定することが重要となる。本研究ではDeep Convolutional Neural Network (DCNN)を用いて、歩行者を検出すると同時に、頭部と両足の位置を高精度に推定する回帰型DCNNを提案する。歩行者検出と頭部および両足の位置検出を同時に行うことで、歩行者部位の位置情報を同時に与えることができるため、従来のDCNNより歩行者検出に適した特徴表現が可能となる。

〔生活支援〕
○障害者福祉分野におけるアイトラッキング技術の応用
/(株)クレアクト/下り藤 菜穂子
この数年来アイトラッカは急速に進化し、高性能を維持しながら小型化、低価格化した。アイトラッカの重度障害者用のコミュニケーションのための視線入力装置への応用や、脳卒中のリハビリテーションにおける最新応用例について紹介する。

〔教育〕
○拡張現実感技術を用いた仮想環境での無機化学学習支援手法
/広島市立大学/岡本 勝・松原 行宏
本稿では、拡張現実感技術を活用した無機化学学習支援システムについて述べる。本システムではマーカの配置、操作を通じて仮想環境での化学実験を行える。仮想環境はマーカの配置操作上状況を撮影した映像上に実験器具などのCGを重畳表示することで構築する。本システムの詳細と利用例について概説する。

〔認識・検出〕
○プライバシーに配慮した低解像度映像からの人物検出
/(株)富士通研究所/辻 健太郎・鄭 明燮・松田 裕司・宮崎 信浩
/富士通九州ネットワークテクノロジーズ(株)/中島 望夢李
近年、マーケティングなどの顧客サービスに人の移動経路情報が活用されている。この移動経路情報をプライバシーに配慮して獲得するため、我々は、個人が特定できないような低解像度映像から人物を検出し、検出結果を対応づけて経路を求める技術を開発している。本稿では、基本機能である人物検出手法を紹介する。

〔ディスプレイ〕
○ホログラフィに基づく三次元映像のリアルタイム空中投影システム
/千葉大学/角江 崇・下馬場 朋禄・伊藤 智義
ホログラフィと凹面鏡とを用いた、三次元映像の空中投影システムを構築した。ホログラフィにおける計算量削減アルゴリズムを利用することにより、284点の点光源で構成される立方体の三次元映像を、1フレームあたり12ミリ秒で生成することに成功した。

■特集:溶接・接合における可視化技術・画像処理技術
○Gas Metal Arc溶接プロセスにおける可視化研究
/大阪大学/田代 真一・田中 学
GMA溶接では熱・物質輸送現象の解明は非常に困難である。これらの解明には、現象の定量的な可視化が重要な手がかりになるものと期待されており、現在、実験観察及び数値シミュレーションの両面からの可視化による研究が盛んに行われている。本稿では特に、金属蒸気の発生がアーク現象や溶滴移行現象に及ぼす影響について検討した近年の可視化研究の成果を中心に紹介していく。

○画像処理による溶接線倣い制御技術
/埼玉大学/山根 敏
厚板の開先溶接を対象とし、市販の溶接電源および、デジタル式のCCDカメラあるいはCMOSカメラを用いて、プラズマ溶接における溶融池を明瞭に撮影した。この画像をリアルタイム処理し、溶接線の検出を行い、溶接線倣い制御を行った。

○溶接可視化ニーズとワイドダイナミックレンジカメラ
/ウェルドビジョン(同)/前田 剛
溶接は金属製品(特に鉄鋼)の加工・製作に欠かせない加工方法である。本稿では溶接施工・作業、解析等における溶接可視化(見える化)の必要性、さらに可視化において重要な溶接プロセスにおける発光現象について弊社の溶接カメラの紹介を交えて説明する。

○3D溶接ビード検査システム
/コアテック(株)/谷本 圭司
これまで目視検査に頼っていた溶接ビードの検査を自動化する「3D溶接ビード検査システム」を開発した。本稿では、開発した3Dカメラと、溶接ビードの良否判定に重要となるアライメント機能、溶接ビードから特徴量を抽出する形状解析機能について紹介する。

○高速度カメラによる溶接現象の可視化
/(株)ナックイメージテクノロジー/佐々木 裕康
通常のビデオカメラでは捉えられない高速現象を可視化するために、高速度カメラが広く利用されている。溶接・接合現象解明のため、各種計測手法が用いられているが、本分野の研究においても高速度カメラを用いた可視化計測が行われるようになっている。溶接技術も多様化しており、現象に応じて最適な可視化手法(撮影手法、機材)が求められることに加え、近年では単に現象を「見る」こと(定性観察)に加えて「測る」こと(定量計測)への要求が高まってきている。本稿では「可視化」、「温度計測」、「良否判定」に関して弊社で展開している高速度カメラを使用した計測アプリケーションに関して紹介する。

○高速度カメラによる溶接現象の可視化
/(株)フォトロン/小泉 拓
昨今では、新たに溶接現象の可視化に取り組みたいというニーズが高まっている。例えば、自動車市場では、車両の軽量化のため各種パーツを鋼材からアルミニウムへ変更するケースがあるが、溶接母材が変われば溶接手法も変わるケースもあるため、改めて最適な溶接条件の検討のために高速度カメラを使った撮影、実験が盛んになっている。本稿では、高速度カメラによる各種溶接現象の可視化手法を、使用する光学フィルターや光源の紹介も含めて解説する。

■話題の製品と技術
○IEEE1588対応デジタルカメラ
/ソニー(株)/斎木 嘉春

■トピックス
○ストリーミング高速カメラ
/IDジャパン(株)

■モバイル・イメージセンサおよびディスプレイ向け、初のプログラマブルASSPインタフェースブリッジ
/ラティスセミコンダクター(株)

■製品ガイド
○最新!高速度カメラと関連製品
IDTジャパン(株)/(株)アド・サイエンス/(株)アルゴ/シナノケンシ(株)/(株)島津製作所/(株)ディテクト/(株)ナックイメージテクノロジー/(株)日本ファステックイメージング/(株)フォトロン/ブレインビジョン(株)

■コラム:マコーニの彼方へ191
○ささやかだけど、自分らしい体験をする時代
/ヤマネコ

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