クリーンエネルギー 2016年6月号 PDF版

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■テクニカルレポート
○ドライ低NOx水素専焼ガスタービンの開発
/川崎重工業/餝雅英・岡田邦夫・堀川敦史
当社で推進中の水素関連技術の開発状況の概略と水素ガスタービンのキー技術であるドライ水素低NOx燃焼技術として、微小な水素火炎を用いることにより低NOx化を図るmicro-mix燃焼技術の実機ガスタービンへの適用開発の状況について報告する。

○フライホイールとマトリックスコンバータを用いた超長寿命蓄電システムの開発
/サンケン電気/伊東洋一・加藤康司
再生可能エネルギーの発電電力変動を抑制するため、フライホイール蓄電装置(FWES)とマトリクスコンバータ(MC)を組み合わせて20年以上の寿命と高効率を実現できるシステムを説明する。FWESはピボット軸受を採用し保守不要とし、MCはSiCを用いることでファンレス、小型化を実現した。10kWシステムにおいて検証を行い、総合充放電効率82%を得た。

○TiNナノ粒子による太陽熱の高効率利用
/物質・材料研究機構/石井智・長尾忠昭
窒化物チタン(TiN)ナノ粒子は広帯域な光学共鳴を示す。本研究ではこの特性を利用し、TiNナノ粒子の太陽光吸収による水の加熱と蒸発を数値計算と実験で評価した。水に分散したTiNナノ粒子は入射光の9割近くを熱として水に伝えるため、TiNナノ粒子による高効率な太陽熱利用が期待される。

○高効率な電力変換を実現した小形風力発電用パワーコンディショナ
/安川電機/安井康浩・本多駿介
固定価格買取制度の施行以来、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの導入が進んでいるが、太陽光発電への過度な集中を避けるため、小形風力発電が注目されている。当社は市場ニーズに応えるため、小形風力発電用パワーコンディショナを製品化した。

○ダイニチ工業の水素ファンヒーター
/ダイニチ工業/横尾直樹
石油ファンヒーターメーカーのダイニチ工業が水素を燃料としたファンヒーターの試作品を開発した。水素は炭素を含まない分子構造のため炎の色は無色透明で、CO2を排出しない。暖房器具という新たな水素の用途を提案し、水素社会の実現に貢献する狙いだ。

○ビル用マルチエアコン「VRVX」シリーズ
/ダイキン工業/上野嘉夫
ビル用マルチエアコン「VRV X」シリーズは、低負荷時の運転効率を大幅に向上した新型スクロール圧縮機と、負荷に合わせて全自動で冷媒温度をコントロールする新しい冷媒制御で、年間の消費電力量を約20%削減することができる。

■フィールドレポート
○「ヒナタ福岡」へのジェネライト・ジェネリンクmini導入事例
/西部ガス/戸高正樹
当社のショールームとテナントビルを併せ持つ建物である西部ガスショールーム「ヒナタ福岡」。その建物に導入した小型ガスエンジン発電機「ジェネライト」と小容量の廃熱投入ガス吸収式冷温水機「ジェネリンクmini」の導入事例を、システム概要や運転管理手法等を紹介する。

○天然ガスと木質バイオマスによる環境配慮型コージェネシステム及び事業継続計画(Business Continuity Plan)システムの導入
/日本海水/高橋一典
塩の製造は海水を電気及び蒸気で濃縮し結晶化する為、大量の電気と蒸気を消費する。本稿では、当社の導入した天然ガスと木質バイオマス融合型コジェネレーションシステムにおける発電及び蒸気利用について紹介する。

○リゾートホテル(ユインチホテル南城)における温泉付随ガスを活用したコージェネレーション事業
/日比谷総合設備/佐竹江井
沖縄のリゾートホテル(ユインチホテル南城)において、温泉井戸からの副産物として大気放散されていた可燃性天然ガスを燃料としたコージェネレーションシステムを導入している。24時間運転を行っており、発生した電力と熱は全て自家消費され、買電や重油の消費量削減に貢献している。

○日本最大級・大規模駐車場を有効活用したカーポート型メガソーラー事業
/国光施設工業/小島盛利・水嶋智志・仲森義之
再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)により、太陽光発電は急速に普及したが、FITの見直し、買取価格低下により転換点を迎えている。本稿では、太陽光発電市場の現状、そして当社のカーポート型メガソーラー事業を通じて、今後のさらなる太陽光発電普及の可能性と今後の展望について述べる。

○あけぼの病院の設備計画について
/鹿島建設/飯田純・谷泰文
透析治療は、週に2〜3回、1回あたり4〜6時間かかる治療であり、患者への負担が大きく治療空間の快適性の確保と災害時における継続的な運用が可能な計画としたあけぼの病院の設備計画を報告する。

○売電事業を軸とした生産性及び事業継続性の向上
/本州化学工業/三隅博司/大阪ガス/野辺倫寿
設置後約50年経過した水管ボイラ2基の更新検討時期を機に工場内のエネルギーバランスの見直しを行い、同時に将来的なエネルギー需要に対応できるようなコージェネレーションシステムの導入を検討した。電力面では構内電力を上回る発電設備を確保することで売電事業を軸とし、省コスト、省エネ、環境性の向上を図り、併せて停電時のBCP対応を確立した。また、補助金によるコスト削減を図り、エネルギーサービス事業を活用することで初期コストゼロでシステムの導入を実現した。

■シリーズ:バイオマス産業都市
○京丹後市バイオマス産業都市構想の概要
/京丹後市役所
京丹後市バイオマス産業都市構想―地域バイオマスの利活用等により生み出す地域エネルギーの供給体制の拡充を図り、地域で創出した電力を地域で消費する地産地消の仕組みづくりを検討するとともに、「環のちから」のまちづくりを通じて資源循環都市の実現を目指す。

○臼杵市バイオマス産業都市構想
/臼杵市役所/小川拓哉
当市にて、「ほんまもん農産物」を中心とした有機農業、水源涵養機能を高めるための持続的な林業、豊後水道に面する臼杵湾で獲れる「海のほんまもん」漁業を軸に、そこに循環する「水資源」を豊かにするために、家庭・製造業と連携した形で地域内での循環型社会の構築を目指して取り組んでいる「バイオマス産業都市構想」の概要について紹介する。

○最上町バイオマス産業都市構想の概要
/最上町役場/高橋浩康
当町は森と共に生きる町として、山林を守り保護し、その上で木質バイオマスを有効活用することで、エネルギーの地産地消を目指している。災害に強く、環境配慮型の社会構築を目指すことで、次代に責任を持ってつなぎ、その事が産業の発展にも結び付くよう努力していく。

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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