検査技術 2015年12月号 PDF版

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検査技術 2015年12月号 PDF版

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■解説
○災害対応のための消防ロボットの研究開発
/消防庁/天野久徳
消防庁では平成26年度から5年計画にて、災害対応のための消防ロボットの研究開発を進めている。研究開発する消防ロボットは、偵察や放水などの機能を分担した複数のロボットが連携し、半自律的に稼働する。本稿では研究開発の概要を紹介する。

○トンネル路盤コンクリートの健全度診断手法(後編)
/鉄道総合技術研究所/篠田昌弘
/西日本旅客鉄道/坂本寛章・御崎哲一
本稿では、開発したスラブ軌道直下の路盤コンクリートの健全度診断法の妥当性を確認するために実施した三次元有限要素法による解析結果を解説するとともに、起振器を用いた路盤コンクリートの健全度評価法を紹介する。

○プラント設備の保全人材育成ならびに保全技術開発への取り組み
/高田工業所/劉信芳・馮芳//高田プラント建設/福田紀夫
産業界において、労働者の高齢化とプラントの高経年化は共通の課題であり、安全・品質・生産性を追求するモノづくり現場の不安材料となっている。プラントの建設およびメンテナンスを主事業とする当社は高度なメンテナンスサービスを提供し、ユーザーの不安を少しでも払拭するため、若手社員の育成・早期戦力化ならびに現場に必要な保全技術開発について、様々な施策に取り組んできた。本稿では、その取り組みの状況を紹介する。

○塩害を受けたコンクリート中鋼材の腐食速度測定法の開発
/日本防蝕工業/山本悟・竹子賢士郎/京都大学/高谷哲
塩害を受けたコンクリート構造物中の鋼材の腐食状態を非破壊に調べるための方法として、鋼材の分極特性から外挿法によって正確に鋼材の腐食速度を測定できるCIPE法(サイプ法)が開発された。従来のコンクリート中の鋼材の分極測定では、コンクリートの抵抗率が高いことならびに分極曲線が歪むなどの問題があったがCIPE法ではこれらを解決し、測定者に依存することなく正確な腐食速度を求めることができるようになった。本稿では、CIPE法の原理ならびに精度について説明する。

○テラヘルツ波を用いた木材の非破壊評価
/京都大学/田中聡ー
本稿では、木材分野における非破壊評価の位置付けを示し、近年急速に発展しつつあるテラヘルツ波(THz波)技術を木材などの非破壊評価に適用した研究事例を紹介したうえで、著者らが検討した木材とTHz波の相互作用に関する基礎的検討について述べた。

■技術トピックス:プラント
○タンク底板連続板厚測定装置の開発と運用について
/東亜非破壊検査/向野英之
厳しい検査環境での操作性、作業性、測定精度の向上を目標にタンク底板の超音波法による連続板厚測定装置の開発を行った結果、TOA TANK MAPPING SYSTEM(TTMS)として、昨年10月に危険物保安技術協会の性能評価認定を取得し、実機タンクでの探傷作業を稼働することができた。

■法規・規格
○ISO 14001改訂の捉え方と活用法
/日本環境認証機構/水上浩
次世代の環境マネジメントシステムを指向したISO 14001の改訂の意図を踏まえて、新旧規格の差異をどのように捉えるかについて示すとともに、EMSを経営に統合してパフォーマンスを向上させるためにどのように活用すべきかについて提案する。

■連載
○最新のセンシング/マニピュレーション融合化技術 18
ROV(Remote Operated Vehicle)による水中作業の作業精度を上げるため、MOS制御知能によるAUV化を進めているが、無索化したAUVでの長期間作業では水中充電が必要となる。そこで前報におけるMOS/ROVの水中レギュレーション技術をベースにAUV(Autonomous Underwater Vehicle)化による水中電源との自動嵌合による自動給電実証試験を実施した。本稿では、MOS/AUVによる水中嵌合実証試験結果を紹介する。

○MOS制御知能搭載ROVの水中レギュレーション技術・水中蔽合技術(後編)
/岡山大学/石山新太郎・見浪護

■検査機器
○光ファイバセンシングシステム「FBI-Gauge」を用いたひずみと温度の分布計測
/富士テクニカルリサーチ/小石章太郎
本稿では、光ファイバをセンサとして活用した、ひずみと温度の分布型光ファイバセンシングシステム技術の概要について解説し、ひずみ発生箇所の特定例や空間温度分布計測事例等を紹介する。

■シリーズ:進化する現場作業者を支援する便利ツール
○音声認識を活用した設備点検システム
/旭化成EICソリューションズ/中村泰彦
本稿では、音声認識技術とスマートデバイスを使った現場巡回点検システム(TENKENMAN-V)を紹介する。電気設備巡回点検を例に、本システムによる現場巡回点検作業と効率化の効果を示す。

■特集:自動車産業を支える検査製品と技術
○工業用内視鏡による自動車部品検査
/オリンパス/池田昌史
工業用内視鏡を活用した、自動車関係の部品検査について紹介する。内視鏡検査は手軽な検査でありながら、その画像情報には重要な情報が多く含まれている。近年の機器の高性能化にともない、高画質観察、計測機能の普及、細系の充実等でその適応範囲が益々広がっている。

○インライン粗さ・真円度測定、フリクションの定量測定
/ケン・オートメーション/矢尾板達也・飯島正経/Optosurf/Rainer Brodmann
自動車や航空機の燃費低減に伴いフリクションの低減と定量化が求められている。本稿では新しい非接触散乱光を利用したインライン粗さ・真円度測定、フリクションの定量測定について紹介する。

○最近の磁粉探傷試験装置について
/日本電磁測器/堀充孝
磁粉探傷試験は、表面欠陥を検出する非破壊検査法のひとつであり、自動車産業で広く用いられている。その現状・事例を紹介し、非逓倍磁化方式の採用により欠陥検出性能を向上させ、定量的な評価・検査に基づき確実・安定な欠陥検出が可能な自動磁粉探傷法について記述した。

■製品ガイド
○赤外線検査機器

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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