プラスチックス 2015年6月号 PDF版

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プラスチックス 2015年6月号 PDF版

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■特集:統計で見るプラスチック産業の一年
-2014年プラスチック産業統計資料集-

○2014年プラスチック産業の概況/日本プラスチック工業連盟/水野靖彦
2014年のプラスチック原材料生産量は1,061万トンとわずかに減少し、製品生産量も1,040万トンと小幅な増加にとどまった。2014年の原材料輸出量は前年比2.3%増、輸入は6.8%増、製品輸出は2.1%増、輸入は2.2%増となっている。

○ポリエチレン/石油化学工業協会/飛田利雄
低密度ポリエチレンでは、生産は前年を僅かながら上回るも国内出荷は前年比微減。主用途の一般フィルム向けの出荷が減少したものの加工紙(ラミネート)等の出荷増加により減少分がカバーされた。高密度ポリエチレンでは、国内生産設備の集約化が進んでおり、国内の生産能力の減少から生産量は減少。出荷に関しても輸入品の増加影響等もあり前年を下回る。

○ポリプロピレン/石油化学工業協会/飛田利雄
ポリプロピレンでは、消費税増税に伴う駆け込み需要増の影響もあり、2014年第2四半期までは射出成形分野を中心に出荷が増加。年央以降、前期までの需要増加に対する反動減があったが、年間では生産、国内出荷とも前年を上回る。

○ポリスチレン樹脂/日本スチレン工業会/野村伸雄
2014年はほぼ前年並みの生産・出荷となった。輸入は円安により5.5万トン程度に減ってきたが、輸入含めた総需要では70万トン程度で横ばい状態である。しかし、消費税増税、ベンゼン価格乱高下、円安等の影響を受け、後半になり出荷に陰りが出てきた。今後の動向が気になる状況である。

○ABS樹脂/編集部
2014年ABS樹脂出荷実績は35万3,081トン、前年比99.6%であった。このうち国内用途が64.3%を占める。2014年国内用途別出荷実績は耐候用、一般機器、その他の分野が前年比で上昇しているが微増している。

○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/長縄肇志
塩ビの2014年上半期の国内出荷は消費税増税前の駆け込み需要により前年比増加となったが、その後は増税後の反動により減が続き通年では前年比若干の減となった。一方、中国向け輸出の割合が低下、代わってベトナム、インド向けが増加傾向にある。

○メタクリル樹脂/石油化学工業協会/飛田利雄
メタクリル樹脂では、MMAモノマーの生産量は原料面での制約はほとんどなく増加。ポリマー関係では、一部生産設備の海外移転もあり生産量は減少しており、引き続き海外生産拠点の拡充が進行中。

○ポリエチレンテレフタレート/ポリマーテク研究所/葭原 法
経済産業省化学工業統計によると、2014年の繊維用途を除いたポリエチレンテレフタレート樹脂生産量は、約46.3万トンと前年比で11.9%減少した。財務省の貿易統計によると、2014年にPET樹脂は、84万500トン輸入され、8万900トン輸出された。2014年も大きな輸入超であった。また、2013年のボトルの回収量は、52万9,000トンとなった。PET樹脂の需給関係に、輸出入品やリサイクル品が大きな影響を持っている。

○ポリカーボネート/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫
本稿では、ポリカーボネートの最近の市場動向、メーカー動向、技術開発動向、環境・安全問題への対応、今後の課題・展望について述べる。

○ポリアミド/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫
本稿では、ポリアミドの最近の市場動向、メーカー動向、最近の技術開発動向、環境・安全問題への対応、今後の課題・展望について述べる。

○液晶ポリマー/上野製薬(株)/滝川智博
液晶ポリマーは近年の電気電子分野の進化・拡大に伴い伸張してきたエンジニアリングプラスチックスである。本稿では最近の需要動向について、市場からの情報を例に解説する。また技術動向については当社の取り組みをもとに紹介する。

○変性ポリフェニレンエーテル
/三菱エンジニアリングプラスチックス(株)/星野哲也
変性ポリフェニレンエーテルPPEの2014年の国内市場は3万5,100トンと推定されほぼ横ばい今後も自動車部品用途及び円安に支えられ、国内市場は横ばいで推移するものと思われる。世界市場については、2014年対前年比3.2%増と推定される。

○ポリアセタール/ポリプラスチックス(株)/宮本康満
ポリアセタールの需給動向について、各国の需要動向とプラントの新設増設情報と照らし合わせながら、需給バランスを推定する。また、直近の原燃料動向と、需給バランスから、マーケットでの価格動向について推定した結果を紹介する。

○ふっ素樹脂/編集部
原料ふっ素樹脂の2014年の国内生産量は29,201トン、国内出荷は28,102トン、輸入6,343トン、輸出21,550トン、内需12,895トンとなった。国内生産は3年ぶりの上昇となった。

○塩化ビニル製品
/日本ビニル工業会/鈴木 環/塩化ビニル管・継手協会/石崎光一
塩化ビニル製品のうち、軟質塩化ビニル製品、硬質塩化ビニル板、および硬質ビニル管・継手の2014年の状況について述べる。

○ポリオレフィンフィルム
/日本ポリオレフィンフィルム工業組合/丸山 清
ポリオレフィンフィルムは、多様な産業の包装資材として、また、輸送包装や農業用被覆保温資材、手提げ袋、規格袋、ごみ袋として広く使用されている。用途別状況は、LDPE、LLDPEフィルムでは、産業用が57.5%、HDPEフィルムでは、レジ袋が50.9%、ごみ袋が12.9%。

○ポリプロピレンフィルム/編集部
2014年は、延伸ポリプロピレンフィルムは内需が22万3,290トンで前年並み。輸出4,776トンで前年比114%。一方、無延伸ポリプロピレンフィルムは内需が15万2,869トンで前年比102%。輸出4,710トンで前年比99%。

○発泡製品
/ウレタンフォーム工業会/大川栄二/発泡スチレンシート工業会/山純平
発泡製品のうち、ポリウレタンフォームおよび発泡スチレンフォームの2014年実績について述べる。

○PETボトル/PETボトルリサイクル推進協議会/末永寿彦
PETボトル用の樹脂需要は、2014年暦年65.3万トン対前年比0.1%減。清涼飲料関係は0.6%増であったが、その他の用途が低調であった。2013年度のPETボトルリサイクル率は85.8%と目標値85%を3年連続で達成し、世界トップレベルの高水準を維持している。

○発泡スチロール/発泡スチロール協会/武田導弘
2014年の発泡スチロール原料樹脂の出荷量は、前年比101.0%であった。前年の2013年よりアベノミクス効果が少しずつ現れ、消費税増税前需要等により1〜3月の出荷量が大きく伸びた事で前年比増を維持できた状況である。

○電線・ケーブル/日本電線工業会/星野久子
プラスチックの需要に関連のある被覆電線・ケーブルの2014年の出荷量は52万4,600トンであった。銅電線出荷推移とプラスチックの消費推移は密接な関係がみられる。ポリエチレンの増加、耐燃性ポリエチレンを使用したEM電線・ケーブルの出荷量増加、などである。

○エポキシ樹脂/編集部
エポキシ樹脂の2014年の国内出荷合計は8万238トン、輸出と合わせた出荷実績は9万3,612トン、前年同期比101%と4年ぶりの前年比増となっている。

○炭素繊維/編集部
2013年の炭素繊維の出荷量は1万7,965トンで前年比14.1%増となった。国内出荷はスポーツ、産業が減少したものの、航空宇宙が大幅に増加し、 全体では前年比1.6%増となった。輸出は前年の反動もあって3分野とも2桁増となった。

○可塑剤/可塑剤工業会/佐田国幸一
2014年の可塑剤の生産量は、25万4,887トンで前年比0.1%増、総出荷量は25万4,756トンと同2.8%減少した。住宅着工件数の減少や輸入の増加等も一因で、東日本大震災からの復興等による電線、建材関連の今後の動向が注目される。

○廃プラスチックの処理/日本プラスチック循環利用協会/阪口 修
2013年はアベノミクス効果もあり多くの経済指標が改善。樹脂生産量は1,060万トンと、2010年からの樹脂生産量の減少が止まったが、リーマンショック以前の2007年に比べ約400万トン少ないレベルであった。廃プラ総排出量は940万tで前年に比べ11万トン増加(+1.2%)し、一方、廃プラスチックの有効利用率は2ポイント増加して82%となった。

■一般原稿
〈解説〉韓国のプラスチック容器包装リサイクル事情
/プラスチック循環利用協会/神谷卓司

■連載
○プラスチックス材料読本・分子量と引張の強さからの新解釈 第6回
/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹

○プラスチック成形における不安定流動の制御 第29回
/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美

○高分子材料の測定・分析技術と評価 第49回
/化学物質評価研究機構/大武義人

○プラスチックの破壊機構とタフニング 第21回
/山形大学/石川 優

○日本発プラスチックの開発ストーリー第10回
/(株)クレハ/佐藤浩幸・小林史典

○助っ人 工業デザイナーの独り言 第13回/鈴木英夫

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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