画像ラボ 2015年4月号 PDF版

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Ga1504

画像ラボ 2015年4月号 PDF版

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G1504
■解説
〔ロボットビジョン〕
○VGA 91 fps@94 MHzアフィン動き分割プロセッサ
/金沢大学/深山 正幸
動き分割は画像分割の一種であり、互いに動きの異なるいくつかの領域に画像を分割する。領域内の全画素の動きは一つの動きモデルで表され、動きモデルに一致する画素を集めて一つの領域を構成する。本稿はVGA 91 fpsのスループットを有するアフィン動き分割プロセッサの新しいアルゴリズムとアーキテクチャを提案する。

〔認識・検出〕
○実放送映像による実践的アプローチと大規模映像
アーカイブからの知識発見/国立情報学研究所/佐藤 真一
本稿では、実際の利用価値の高い映像メディア情報を対象とし、応用範囲の広い実際に使える技術として、画像・映像意味分類、映像中の顔の検出・追跡・照合、画像・映像中の物体の検出・検索、コマーシャル映像高速マイニングを紹介する。

〔解析・計測〕
○相異なる照明光下の固定カメラ画像からの照明光色推定法
/日本電信電話(株)/ 川村 春美
照明条件の異なる複数のカメラ間で人物の追跡や物体の探索・同定を行うには照明光色による影響を補正する必要がある。そこで、照明光のみが異なる画像において共通する物体がある場合に、共通物体の色を用いて照明光色を推定する技術について紹介する。

○信号の動きの相関性に注目した知覚の結び付け手法
/(株)国際電気通信基礎技術研究所/池田 徹志・ディラン グラース・
塩見 昌裕・宮下 敬宏・萩田 紀博/大阪大学/石黒 浩
対象の動きを複数のセンサで観測した信号は、異なる物理量であっても相関して変化する。この点に注目して異種のセンサによる観測結果を互いに結びつける手法を紹介し、従来手法では難しかった様々な種類のセンサを統合する例を示す。

〔画像処理〕
○顕著度マップによるカラー画像のノイズ除去
/神奈川大学/盛 磊・張 善俊
本研究は人間の視覚特性に着目し、顕著度マップを導入することで従来よく使われているモルフォロジー処理を改良し、カラー画像のノイズ除去に応用した。本研究は、従来のモルフォロジー処理に必要な画素間の大小順序を画素の輝度値により固定する代わりに画像の局所近傍の画素値に応じては画素間の「目立つ度合い」を算出して動的にその大小順序を決める方法を提案した。この方法は複雑な色環境にあるカラーノイズをうまく除去することに成功した。

○低品質文書画像を対象とした条件付高解像度化方式の解説
/大阪大学/吉田 大海
本稿で扱う条件付高解像度化方式は、ラプラシアンピラミッドに基づいて推定した高解像のラプラシアン成分を、文字領域のみに限定して付加する方式である。同方式はノイズを抑制しながら文字の高解像度化を行うため、低品質文書画像の高解像度化に有効である。

〔記録・再生〕
○ディジタルホログラフィによる光マイクロフォン/神戸大学/的場 修
光で音を記録し、再生する光マイクロフォンは、音場が存在する場所を光が通れば良く、音場を乱すことなく遠く離れた場所で光を検出することが可能である。また、途中で音を遮断する真空場が存在しても計測することが可能である。本稿ではディジタルホログラフィを用いた音場情報の記録と再現について紹介する。

〔インターフェース〕
○聴覚障がい者向け「手指形状認識システム」
/神奈川工科大学/西村 広光・田中 博
携帯端末で手話認識を将来実現するための基盤技術として、カメラ画像のみを利用したカラー手袋を装着した手指形状の認識技術を紹介する。特に、明るさ変化にロバストな色検出条件のキャリブレーション手法について詳細を紹介する。

■特集:検査・計測の効率化に貢献する産業用画像処理ソフトウェア
○工業製品のニ次元寸法検査の動向について/(株)イノテック/寺川 尚志
現在の測定現場では、簡単な操作で、瞬時に測定が行える測定機の需要が高まっている。そこで、複雑な設定が不要で測定時間の大幅な短縮をめざし開発した、簡単かつ高速に測定できるニ次元寸法測定機ExMeasureについて説明する。

○独自画像処理エンジンの応用/(株)エデックリンセイシステム/板木 教郎
当社は独自の画像処理エンジン「MSアルゴリズム」を使ったアプリケーション「WinMusic」を開発・販売してきた。位置決め・寸法測定・検査用途として様々な分野に提供。また検査用途に応じて専用のアルゴリズムを開発。自動化や高効率化など付加価値を付けたアプリケーション開発を進めている。

○かゆい所に手が届くマシンビジョン開発環境/コグネックス(株)/川田 正之
メニュー/ドラッグアンドドロップ方式とプログラミング言語の両方を扱えるマシンビジョン統合開発環境Cognex Designerを紹介する。開発を効率的に行いながら、細かな制御も可能になる。

○世界的に幅広く利用されている画像処理・画像解析ソフトウェアツール
/(株)シムコ/吉川 茂男
Euresys社の画像処理・画像解析ソフトウェアツールOpen eVisionTMは、長年にわたり世界中で幅広く利用されているソフトウェアツールである。操作性はシンプルな使用感と、開発環境に適応したフレキシブルさと、高速処理に対応しかつ高い安定性を実現したコストパフォーマンスの高い画像処理ライブラリである。

○PCにUSBカメラを接続すれば即、画像検査機として使える汎用画像ソフト
/(株)スカイロジック/南野 真吾
PCにUSBカメラを接続すれば即、画像検査機として使える汎用画像ソフト「EasyInspector(イージーインスペクター)」。FAの世界で進化し続け、画像処理機能と周辺機器が充実した本ソフトの今をレポート。

○アプリケーションの要求に適合するソフトウエア
/テレダイン・ダルサ(株)/岩田 隆之
本稿では、私たちがビジョンソフトウエアを選択するときに、心がけるべき必要な要素について述べる。また、デジタルイメージング技術のリーダであるTeledyne DALSAのビジョンソフトウエアについて紹介する。

○画像処理ライブラリのデファクトスタンダードへ/(株)リンクス/島 輝行
世界最先端の画像処理ライブラリであるHALCONの最新バージョン『12』がリリースされた。HALCON12は、これまでに搭載されてきた豊富な画像処理機能・開発環境を、より一層洗練されたものにし、使いやすさ、多機能性、高速性など、様々な面で大幅な進化を遂げている。本稿では、本ソフトの特徴的な新機能・機能改善について紹介する。

■シリーズ
○画像処理ライブラリのデファクトスタンダードへ 第4回
照明設計の基礎事項 1/マシンビジョンライティング(株)/増村 茂樹
マシンビジョンシステムでは、物体から返される物体光の明暗情報を画像情報に返還し、その情報をもとに必要な結論を演算する。その過程は全体として組み合わせ論理になっており、画像の濃淡情報がその唯一の入力となっている。この画像の濃淡情報の元になっているのは物体光の明暗情報であり、その物体光の明暗情報を最適化するのが照明系の役割なのである。

■コラム
○マルコーニの彼方へ 174
クラウドファンディングに頼ってみるという考え方/ヤマネコ

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