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■特集:スマートコミュニティの最新動向
○けいはんなスマートコミュニティ実証の取り組み成果と
今後の展開/三菱重工業/藺森 恭
国内4地域で展開されているスマートコミュニティ実証のひとつであるけいはんな地域における実証について、5年間の取り組みの成果と、ビジネス展開に向けた課題、検討の方向性について述べる。
○米国ロスアラモスにおける変動型電力料金のフィールド実験
/京都大学/依田高典・王 文杰
本稿では、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務として実施した「米国ニューメキシコ州における日米スマートグリッド実証」を礎に米国ロスアラモスにおける変動型電力料金のフィールド実験について述べる。
○スマートハウスの構築と HEMSによる最適制御/京セラ/七里一正
米NM州におけるスマートハウス実証にて、住宅側に蓄電池とスマート家電、それを制御するHEMSを設置し、系統側の電力過不足状況に応じた最適制御を行うことで、
個々の需要家側でも電力コントロールが可能であることを確認した。
○米国アルバカーキ市の商業ビルにおけるスマートグリッド実証
/清水建設/森野仁夫
「太陽光発電など自然変動電源の系統連系技術の実証」、「情報通信技術によって需要家側を取込んだ効率的なエネルギーシステムの実証」等を目的として標記実証事業を行った。実証システムは事業所ビルの自立運転が可能な400kW級マイクログリッドとして構築され、各種の実証試験を通じて、今後のスマートコミュニティの展開に向けた有用な成果を得た。
■解説
○真菌(カビ)を知る /相模女子大学/太田利子
/特定非営利活動法人カビ相談センター/高鳥浩介
室内環境には無数の微生物が生息しており、中でも真菌(カビ)はマクロおよびミクロの状態で環境や基質を選びながら生活を保っている。室内環境で特に空中での動態やハウスダストに注目して、その分布を知り、室内環境での具体的な真菌(カビ)防除対策をまとめた。
○抗菌活性の基礎知識/神奈川工科大学/澤井淳
近年の健康志向、そして安全・安心志向に伴い、抗菌活性を有する天然物由来物質に対する注目が高まっている。食品の日持ち向上剤をはじめ、衣類、寝具、家具、日用品にも天然由来の抗菌物質・抗菌剤が用いられている。ここでは、これらに使用されている代表的な天然系抗菌物質について概説する。
○シリコン・ウェーハのバルク金属汚染3
/半導体関連技術コンサルティング・滝山事務所/滝山真功
エッチングおよびポリッシング工程に起因するバルク金属汚染について概説した。アルカリ性のエッチング溶液や研磨スラリーからバルク金属汚染がもたらされる可能性があり、バルク金属汚染量の低減のためには両工程において低減化対策を同時に施す必要がある。
○装置内を極低湿度に保つ局所ドライ化技術/大成建設/小野剛
現在、リチウムイオン電池や有機EL製造工程の一部は低露点で湿度管理されたドライルーム内で製造されているのが一般的だが、イニシャルコスト・ランニングコストが掛かるなどのデメリットがある。このようなデメリットを解決するために、ドライプロセスが必要な部分のみドライ化する局所ドライ化技術に長年取り組み、現在ではプロセス装置内の露点保証を実現している。本稿では、実績をもとに当社が有するプロセス装置における局所ドライ化技術の一例およびポイントについて紹介する。
■連載
○室内カビ汚染の評価・計画・対策に関する研究2
室内カビの迅速診断技術/鹿島建設/武廣絵里子・澤田瑞恵・涌井 健
■製品紹介
○コンタミネーションコントロール マット
/ニッシン・ジャパン/具志堅雅夫
○新型CO2インキュベーター/パナソニックヘルスケア/徳丸智祥
○ウレタンゲル粘着マットの施工事例
/エクシ-ルコーポレーション/花岡貴文
○新型クリーンベンチ/TRINC/高柳真
○医薬品製造用水向け耐熱精製水製造装置/栗田工業/今村昇平
■業界情報
○SEAJ((一社)日本半導体製造装置協会)安全・サポート部会
安全専門委員会の活動事例報告/理研計器/佐藤裕之
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