プラスチックス 2015年1月号 PDF版

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■巻頭挨拶
プラスチック産業の将来を支える活動を着実に実行
/日本プラスチック工業連盟/藤吉建二

■特集:2015年プラスチック産業の展望
○2015年プラスチック産業の展望/日本プラスチック工業連盟/水野靖彦
プラスチック業界の持続的発展のためには、世界人口増加、気候変動と環境、エネルギー危機、医療などの課題解決に適確に対応することが必要である。本稿では2014年のわが国のプラスチック産業の動向、日本に大きな影響を与えている中国の生産、輸出入の状況、2015年の課題と展望について記した。

○ポリエチレン/ダウ・ケミカル日本(株)/福崎太郎・小澤秀樹
ポリエチレンは汎用樹脂の中でも日本国内で最も生産量の多い、また適用用途の非常に幅広い生活に欠かせない樹脂である。本稿では用途の技術要求に応じてさまざまに使い分けられるポリエチレンの技術動向、今後の供給動向やポリエチレン市場について考察する。

○ポリスチレン/DIC(株)/野々川大吾
過去20年、国内のポリスチレン(PS)需要構造は大きく変化し、業界の再編などを通じて生産の合理化を進めてきた。一方で海外品との差別化を図るため、高品質で安定した製品の提供、新たな技術を駆使した製品開発、新規用途分野の開発にも取り組んできた。本稿では、直近のPSの業界・市場動向、技術動向、今後の展望について述べる。

○ポリプロピレン/(株)プライムポリマー/武居邦彦
世界的なPP需給の好転が予測されるなか、リーマンショックとその後の景気低迷さらに東日本大震災を経験した国内のPP需給は、海外からの安価材の輸入量増加という厳しい状況に直面している。そのため国内各社は差別化・高機能化を目指し開発を推し進めている。

○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/小坂田史雄
塩化ビニル樹脂は、住建・土木や医療器、文具、農業用資材などの生活基盤材料として広く使用されている。長寿命な素材としての実績に加え、最近は省エネ、リサイクル、資源問題などの環境特性とデザイン性などの新たな付加価値が認められ、今後の発展が期待されている。

○ABS樹脂/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫
耐衝撃性、剛性、成形加工性等に優れ、表面外観やメッキ・塗装性等の二次加工性にも優れるため、車両用途をはじめ、電気器具、一般機器、建材住宅用途、雑貨などの各種用途に幅広く使用されている。本稿では市場動向・用途動向を解説する。

○ポリアミド/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫
ポリアミドは年々その用途を拡大し、エンプラではPCに次ぐ規模を有する樹脂となっている。本稿では、市場動向、メーカー動向、最近の技術開発動向、環境・安全問題への対応、今後の課題・展望について述べる。

○ポリカーボネート/住化スタイロン ポリカーボネート(株)/梅山 哲
ポリカーボネート樹脂は、その優れた透明性、耐熱性、耐衝撃性と自己消火性を活かし、各分野のさまざま製品に利用されている。本稿では多様な分野における採用例と、それら製品に求められる性能等について紹介する。さらに当社の最近の開発事例を紹介する。

○液晶ポリマー/住友化学(株)/小松晋太郎
液晶ポリマー(LCP)は、優れた耐熱性および精密成形性から主に電気・電子機器分野で使用されている。LCP市場拡大のため、耐摺動材、高強度材や電磁波シールド材といったLCPの特徴を活かした用途開発が進められている。本稿では、LCPの市場動向、技術動向および用途展開について紹介する。

○ポリフェニレンサルファイド/DIC(株)/小 繁
PPS樹脂は優れた耐熱性、耐薬品性などを特徴とする熱可塑性樹脂である。環境保護等の社会ニーズの高まりの中、金属代替用プラスチックの本命として、その需要を伸ばしている。本稿ではPPS樹脂の用途展開、技術開発動向について当社の取り組みを中心に解説する。

○超高分子量ポリエチレン/三井化学(株)/丹 淳二
超高分子量ポリエチレンは、摺動性、耐衝撃性、耐薬品性といった特徴を有し、電池セパレータ、高強度繊維などの用途に適用されており現在も市場拡大が続いている。その用途動向および特徴ある製品として微粒子「ミペロン?」、成形加工が容易な「リュブマー?」を紹介する。

○ふっ素樹脂/ダイキン工業(株)/助川勝通
ふっ素樹脂は必要な機能が選択され、高機能樹脂として限られた市場で使われてきたが、インフラなどに必須の材料とし必要性が増してくる。加えて、安全性、環境保護への取組はメーカーおよび団体として責任ある取組が、顧客が材料選択する一つの基準となっている。

○シリコーン/東レ・ダウコーニング(株)/野口具信
世界のシリコーン市場は汎用製品市場ではやや供給過剰の状態が続いているが、成長を続けている電気・電子、パーソナルケア、自動車などの市場においては、新たな用途を中心に高付加価値製品が採用され高い市場成長がみられる。

○フェノール樹脂/住友ベークライト(株)/雑村史高
フェノール樹脂は長い実績に裏付けされた信頼性の高い熱硬化性プラスチックとして、工業用、成形材料、積層板のさまざまな分野に使用されている。本稿では、工業用フェノール樹脂及び成形材料を中心に代表的な用途の動向について述べる。

○エポキシ樹脂/DIC(株)/高橋芳行
国内のエポキシ市場縮小の要因はリーマンショック後の内需縮小、電気・電子および自動車メーカーの顧客の海外生産への移行と、輸入品の増加である。日本企業にとっては、高機能品の開発、新規用途分野の開拓が重要になるだろう。

○バイオプラスチック/日本バイオプラスチック協会/猪股 勲
化石資源の消費を削減、気候変動への影響の抑制にも寄与しつつ有用なプラスチック素材の持続的な供給を確保するバイプラスチックの最近の動向と、日本バイオプラスチック協会の活動につき概説する。

○強化プラスチック/強化プラスチック協会/野間口兼政
強化プラスチック(FRP)は近年、大きな進展があり、広く注目されている。そこで本稿では、まず、その誕生と意義、そしてその定義と種類、工業化の経緯と市場拡大の状況、世界市場などについて概要を報告する。

○熱可塑性エラストマー/アキバリサーチ/秋葉光雄
熱可塑性エラストマーの種類と需要量、最近の技術動向を述べ、TPEの将来の展望と生産、植物由来TPEについても記載した。

■一般原稿
〈企業レポート〉韓国・宇進プライム/編集部
〈展示会レポート〉TAIPEI PLAS2014/MTO技術研究所/桝井捷平
         CEATEC JAPAN 2014/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫

■連載
○プラスチックス材料読本・分子量と引張の強さからの新解釈 第3回
/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第24回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○高分子材料の測定・分析技術と評価 第44回/一般財団法人化学物質評価研究機構/近藤武志/大武義人
○資源、環境、エネルギーそしてプラスチック/第28回/東京医科歯科大学/宮入裕夫
○プラスチックの破壊機構とタフニング 第16回 /山形大学/石川 優
○助っ人 工業デザイナーの独り言 第9回/鈴木英夫
○グローバル競争を勝ち抜くモノづくり経営 第6回/三上中小企業診断士事務所/三上康一
○樹脂流動解析使いこなしのコツ 最終回/(株)アイシム/天野克久
○日本発樹脂の開発ストーリー第6回/三菱ガス化学(株)/丸山勝也

※ご注意
・CD-Rでの販売となります。
・紙媒体からスキャンした画像データをpdf化しております、元の誌面に起因する汚れ、歪み、またスキャナの不調によるかたむき等はご容赦ください。
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