/日本工業出版(株)/

■特集:公共システムと自動認識
○みんなが読めるソリューション音声コード
『Uni-Voice』の紹介/Uni-Voice事業企画/工藤 清隆
「Uni-Voice」は、従来の視覚障害者向けの個人情報入手手段としての利用に加え、多言語翻訳機能を提供するサービスである。2016年施行の障害者差別解消法対応と東京五輪・ビジットジャパンプロジェクトでの基盤UD技術としてあらゆる方面での利用が期待できる。

○長距離通信RFIDを活用した『不適切駐輪管理システム』導入事例
/マーストーケンソリューション/村岡　聡
施設構内の駐輪マナーでお困りではありませんか? UHF帯ICタグの特徴である長距離通信に着目し、『迷惑駐輪』の対策としてICタグ駐輪管理システム「icycle」が稼働を開始した。巡回作業の省力化、駐輪マナーの向上、盗難抑制/早期発見などの効果事例を紹介する。

○BYOD環境におけるプリントマネジメントについて/COSY/森川 祐輔
最近、企業、大学などで各個人の情報端末を使いたいという要望が出てきている。もちろん、利便性を考えると、当然考えていかなければならない課題である。しかし一方で、適切な社内、学内インフラの活用、情報セキュリティーを考えると、ただ単につなげれば良いうというものではない。無防備に接続されると、情報の漏えい、過度な私用印刷が発生する可能性がある。本稿は特にデジタル複合機やプリンタの適切な活用と管理という観点から考察してみた。

■特集:医療に見る安全・安心
○製薬企業向け生産管理システムの動向について
/プロス/橋本 奈央子
厚労省のPIC/S加盟に向けた規制の変化に伴い、製薬企業向け生産管理システムに対するニーズも変化している。昨今の製薬企業の生産管理システムの動向について、自動認識技術の活用事例を含めて述べる。

○医療分野におけるDatalogic製品の活用事例
/IDEC DATALOGIC/米田 雅彦
自動化設備に採用されているイメージがDatalogic製品にはあるが、実は医療分野に関しても、古くから採用されていたことを振り返る。今ではヘルスケアモデルと呼ばれる製品が投入され、院内で使われており、2つの異なる活用事例を紹介しながら、医療分野での安全安心について触れたい。

○機器・人の所在検知で医療の安全・安心をサポート
/アドソル日進/伊藤 綾夏
近年、医療・介護現場を中心に医療機器や患者・スタッフ等の所在検知の需要が高まっている。本文では、医療現場における屋内位置検知システム導入のメリットや解決できる課題の他、医療現場に最適なZigBee無線屋内位置検知システムの構成や特長について紹介する

■特集:流通システムの進化
○消費税税率変更での値札対応の重要性
/オカベマーキングシステム/長島 慎二
2014年4月と2015年10月に実施が予定される消費税率変更に伴い、消費者向けの価格表示に大きな影響が出ている。今回の税率変更は総額表示が義務化されているため、一夜にして価格表示を変更せざるを得ない状況にある。この価格表示の実態を詳細に報告する。

○小売業におけるUHF帯RFID活用
/ハヤト・インフォメーション/中野 啓史
小売業におけるUHF帯RFIDの活用について、当社の
MANICAリテールの特長やメーカーズシャツ鎌倉(株)への導入事例をもとに紹介する。最後に店舗内での多数のRFタグの活用について展望する。

■プロダクトA
○海外でのマーキング事例
/HAPA JAPAN OFFICE・ジーディー自動機械/佐藤　謙・山崎 俊太郎
○帳票自動仕分けツール/ハンモック

■連載
○インターネットは日用品流通をどう変えるか2013
第2回/プラネット
○電子行政とスマートコミュニティ社会　第9回
○スマートハウスの住み心地/妙典企画/波形 昭彦
○中国における物聯網(IOT)の展開 第10回
インターネットによる検索/RFIDアライアンス/小林 正治
○サプライチェーンにおけるデータキャリアの利用法　
第11回(最終回)サプライチェーンモデルの構造およびRFIDへの提言
/日本自動認識システム協会/柴田　彰
○NFCで始める実践RFID　第14回
NFCタグを利用したオリジナルアクセサリ2
/クレスコ・アイディー/大坂 泰弘