検査技術 2013年12月号 PDF版

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検査技術 2013年12月号 PDF版

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■解説
○高Cr鋼(火力ボイラ配管鋼)溶接継手材の余寿命評価
/東北大学/横堀壽光・杉浦隆次
本稿では、高効率火力発電プラントを対象システムとした溶接継手部の余寿命評価方法の構築を目的として、9%Cr鋼(ASME Code Case P92)の溶接継手材を対象材としたクリープき裂成長特性の詳細を紹介し、破壊力学パラメータによる溶接継手材の余寿命評価の可能性を検討した。

○イメージング分光法による材色分布の評価
/京都大学/仲村匡司
色彩値付きの画像データが得られるイメージング分光装置について、その概要をまず解説する。次にこの測色技術を木材に適用し、2種類の画像解析法によって材色分布の特徴を抽出した例を紹介する。

○新しい超音波技術の医療利用
/福岡大学/高橋宏昌・喜久田利弘・立花克郎
この数年、新しい超音波治療方法・装置が、次々と使われるようになり、新たな分野が築かれようとしている。生体組織に無侵襲と考えられている超音波は、今後も医療の現場で様々な形で応用されると考えられる。超音波は未知の部分が多い可能性に富んだ技術であり、新しい技術開発が期待される。

○電磁超音波共鳴法を用いた余寿命評価技術の開発
/湘南工科大学/大谷俊博
電磁超音波共鳴法(EMAR法)、非接触で超音波を送受信できるので、材料内部の超音波減衰と非線形超音波特性の高精度な計測が可能となる。EMAR法を用いたクリープ損傷評価を超音波減衰、非線形超音波特性と材料の微細組織の変化から評価した適用例(Ni基超合金、Cr-Mo-V鋼)について概説する。

○新しい画像処理技術によるトンネルの高精度検査
/(公財)鉄道総合技術研究所/鵜飼正人
高精度・高効率のトンネル全般検査を目指して、ひび割れや漏水等の変状を自動的に検出する画像処理手法を開発した。さらに、ラインセンサカメラやLED照明を用いて、トンネル覆工面の高精度な展開画像を撮影する「トンネルスキャナー」装置を実用化したので紹介する。

○プラント計装制御システムの最新動向
/日揮(株)/佐藤尚史
最近のプラント計装制御システムは、プロセス制御と情報管理システムの統合、インターネット、無線通信などのICT技術を取り込みながら進化している。計装制御技術は、最も技術革新の激しい分野で、そのプロセス計装制御システムの変遷を追いながら、計装制御技術の最新動向について概説する。

○電磁超音波共鳴法による酸化スケールの浮き上り検出
/東北緑化環境保全(株)/守谷武彦/東北電力(株)/松村和彦
/栗田エンジニアリング(株)/清滝一宏・大澤等
/日本テクノプラス(株)/浅野鐡夫
電磁超音波共鳴法は、多目的な非接触・非破壊計測が可能である。ここでは、ボイラの蒸気系配管に付着したスケールの厚さ変化、剥離、浮き上り状態などを計測された共鳴スペクトルから評価する手法を紹介する。そして、小型の共鳴スペクトル装置が開発されているので現場への適用可能性が高い。

○冷媒漏洩検知器の種類と活用/理研計器(株)/岩村大介
近年、フロン冷媒によるオゾン層破壊や温暖化といった地球規模の環境問題が指摘されているなかで、冷凍・空調設備からの冷媒の漏れを検知・監視するという技術の重要性は、以前よりも高まってきている。本稿では自然冷媒も含めた各種冷媒用ガス検知器の原理及びその種類について解説する。

■連載
○社会インフラ用メンテナンスロボットの開発1
超高圧送電線点検ロボット Expliner
/(株)ハイボット/広瀬茂男・北野菜穂・
Paulo C.Debenest・Michele Guarnieri
高圧送電線ケーブルは、保安規程に基づいて定期的に点検しなくてはならないがこれは危険な作業である。我々は、電線途中のスペーサや鉄塔からの碍子などの障害物を踏破でき、長距離移動しながら電線周辺腐食状況や並行して張られる4つの電線の状況を近接カメラによって詳細に点検できる小型高圧送電線点検ロボットExplinerを開発し、現在事業化に取り組んでいる。

○高信頼性・高温材料研究開発拠点の紹介2
材料開発の一大拠点としての高信頼性・高温材料研究開発コンソーシアム
/東京大学/香川豊・山下秀・西岡潔
先端科学技術研究センター(東大先端研)は、国際的にトップレベルの新規材料の開発を実現するための拠点となる「高信頼性・高温材料開発コンソーシアム」を本年より本格始動させている。本稿では、その活動事例として、定例会での研究内容紹介の概要を紹介する。

■特集:自動車産業に貢献する検査技術2
○X線透視・CT検査システム
/エクスロン・インターナショナル(株)/相田健二
世界各地の自動車部品製造などの現場で多く使用して頂いているデジタル透視検査装置MU2000DシリーズにCT検査のオプション装置を追加することにより、既存設備が透視検査とCT検査の兼用タイプにバージョンアップすることができるようにした。当初は透視検査のみ導入し後からCT検査システムを購入する方法や最初から兼用タイプとしても導入が可能になったMU2000D-CTシリーズを紹介する。

○自動車産業で活躍する蛍光探傷試験(PT、LE)
/(株)タセト/津村俊二
自動車産業では、検査に紫外線を使用した蛍光探傷試験が増加している。アルミダイキャスト部品などの全数検査では、自動化に適した蛍光浸透探傷試験-無現像法が中心である。また、漏れ試験でも、空調関連も含め、蛍光染料添加法も注目されている。

○自動車用薄肉量産部品に対する水浸高調波画像化法の基礎と適用例
/(有)超音波材料診断研究所/川嶋紘一郎
音響インピーダンス差を利用する従来超音波法で検出・可視化が困難な、材料内微細欠陥、異質部、介在物を入射正弦波からの波形のひずみを高調波振幅として定量化し、画像化する方法と適用例を紹介する。

○自動車部品の生産ラインにおける検査技術
/(株)明和eテック/本野明大/名古屋工業大学/梅崎太造
本稿では、自動車部品の生産ラインにおける検査技術として、目視検査の自動化に対応する画像処理技術、鋳造装置等の高温設備における監視・管理技術、製品内部の欠陥検査や焼入れ部品の性状検査等の非破壊検査技術を紹介する。

○X線CTの応用技術
/東芝ITコントロールシステム(株)/山岡亮介・山本輝夫
本稿では、技術革新が進む自動車産業において様々な場面で用いられるX線検査装置の効用について解説する。そのX線検査装置の中で最も注目されているX線CTについて、応用技術や検査例を示しながら紹介する。

○燃料電池に関する評価測定機器/(株)東陽テクニカ/有川寛人
本稿では、燃料電池の発電性能評価に影響する要素と、燃料電池の発電評価およびその材料評価に用いられる計測機器について紹介する。

■製品ガイド
○赤外線検査装置
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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