プラスチックス 2013年9月号 PDF版

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プラスチックス 2013年9月号 PDF版

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■特集:添加剤・フィラーの徹底活用術
○キチンナノファイバの補強繊維としての利用/鳥取大学/伊福伸介
カニやエビの殻およびキノコからキチンナノファイバを製造した。キチンナノファイバを補強繊維として配合することによりプラスチックおよび有機無機ハイブリッドフィルムの透明性、フレキシブル性を損なうこと無く、強度、弾性率を向上し、熱膨張を抑えることができる。

○生分解性プラスチックとの複合化による
未利用バナナ繊維の有効利用/地方独立行政法人
東京都立産業技術研究センター/梶山哲人・安田 健
年間約10 億トンが世界各国・地域で廃棄されているバナナ葉部とポリブチレンサクシネートを複合化した。バナナ繊維/ポリブチレンサクシネート複合体はバッチ式ミキサーにて作製した。引張強度は引張試験機により評価した。破断面を走査型電子顕微鏡で観察した。

○不整形シリカを使用した遮熱塗料の開発
/n-tech(株)/松本文夫・鈴木康夫・谷津 潔・青木美男
この遮熱塗料は、不整形シリカを使用したアクリルシリコン樹脂系水性塗料である。銀・亜鉛・チタン等の化合物を添加することで、抗菌や消臭の機能を併せ持つ多機能特殊塗料であり、外装用高日射反射塗料として使用できるだけでなく、内装用塗料としても使用できる。

○カーボンナノチューブの新規分散構造による
樹脂の高熱伝導化と絶縁性維持/(株)豊田中央研究所/福森 健三
最高レベルの熱伝導性と導電性を併せもつカーボンナノチューブ(CNT)に着目し、独自に考案したCNT分散構造モデルに基づき、樹脂の高熱伝導化と絶縁性維持を両立する技術を確立した。高い放熱性が要求される電気・電子部品の絶縁用途への応用が期待される。

○カーボンナノホーン(S-CNH)を用いた高分子材料の機能特性
/(株)環境・エネルギーナノ技術研究所/北村都築
カーボンナノホーン(S-CNH)は、優れた分散性を有する画期的なナノカーボン材料である。その特徴的な構造と化学的特性により、代表的なカーボン材料であるカーボンファイバやカーボンナノチューブより高い機能性を有していることがわかりはじめてきた。

○PET/TALC系の新規樹脂への将来展望/松村産業(株)/隅田克紀
特殊表面処理を施したタルクをPET樹脂に添加することにより、改質剤としてタルクが機能する。最大の特徴は、特殊表面処理をしたタルクはPET樹脂を含め全てのポリエステル系樹脂に対して加水分解を抑制した結果、高濃度で添加することが可能になったことである。

○プラスチック向けアンチモンフリーレーザマーキング用
添加剤の適用効果/メルク(株)/高橋誠治
レーザマーキングは、熱可塑性プラスチックに対する恒久的印字手段の最良の方法として広く認知されている。本稿では、プラスチック向けアンチモンフリーレーザマーキング用添加剤「イリオテック8210」の適用効果について述べる。

○ポリベンゾイミダゾール樹脂の高機能添加剤・
フィラーとしての展開/佐藤ライト工業(株)/志賀亮彦
ポリベンゾイミダゾール(PBI)は高耐熱や高機械特性だけでなく、その化学構造や特性に着目した機能付与など新たな展開が期待されている。本稿ではPBIの有機フィラーとしての効果、PBI-PAIのアロイ例、そして添加剤用途として使用可能なPBI Fine Powderを紹介する。

○再生樹脂用機能性添加剤と適用効果
/BASFジャパン(株)/香川 正
鎖伸長剤「BASF Joncryl ADR」は、リサイクル樹脂の加水分解等で分子量が低下したリサイクル樹脂に使用する。その分子量を上げ溶融張力を上昇させることにより、リサイクル樹脂の加工性を改善しより良い加工製品を得られる機能性添加剤である。

○塩ビ改良用樹脂の特徴と適用効果/(株)カネカ/尾崎行仁
シート・フィルムといった一般消費材、パイプ、窓枠等の建築部材まで幅広い用途に使用される塩ビ樹脂(PVC)は耐衝撃強度、加工性、耐熱性等が悪いため単独使用はできず添加剤のブレンドにより、所望の物性を発現させている。本稿では、PVCの耐衝撃性や加工性、耐熱性を改良する「カネエース」を紹介する。

■一般原稿
〈展示会レポート〉人とくるまのテクノロジー展2013
/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫

〈展示会レポート〉日本ものづくりワールド2013
/安田ポリマーリサーチ研究所/安田武夫

〈解説〉プラスチック類の低温粉砕技術
/(株)リキッドガス/上村龍一郎

〈解説〉自由曲面に対応するロボットハンドへの
プラスチックの活用/関西大学/高橋智一

■連載
○プラスチック成形における不安定流動の制御第13回
/藤山ポリマーリサーチ/藤山/光美
○有機化学から見た高分子化学第31回
/名古屋工業大学/齊藤/勝裕
○高分子材料の測定・分析技術の評価第33回
/一般財団法人化学物質評価機構/大武義人
○プラスチックの破壊機構とタフニング第4回
/山形大学/石川/優
○コラム/私だってアイラブ・プラスチック第7回/当銀美奈子
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