/日本工業出版(株)/

■解説
〔展望・解説〕
○世界の石炭ガス化技術の現状と展望
/(財)工ネルキー総合工学研究所/入谷淳一
世界の電気の40%以上が石炭から生み出されていることは殆ど知られていない。固体の石炭をガスに転換しクリーン資源として更に活用し、石油や天然ガスに偏重しないクリーンアースを目指す、「石炭ガス化技術」の現状と展望を紹介する。

○革命的進化を続ける石狩データセンター
/さくらインターネット(株)/澤村 徹
本稿では、さくらインターネット石狩データセンターの特徴的な設備の概要と、そこで行われている先進的な取り組みについて解説する。

〔設計〕
○コンバインドサイクルプラントにおける高pH水処理適用
/三菱重工業(株)/椿崎仙市・竹井康裕・市原太郎・木戸遙
/九州電力(株)/永沼孝之・坂本康典・西太一・内田佳孝
本稿では、2001年よりメキシコ/トゥクスパン2号・5号発電所で適用されているアンモニアにより給水pHを高めに設定し、ボイラ系統でりん酸塩を必要としない『High-AVT(高pH水処理)』の事例を紹介する。

〔施工〕
○石狩LNG基地の建設とその概要について/北海道ガス(株)/藤田　亮
本稿では、北海道初となる外航船LNG受入基地の建設と概要を紹介し、寒冷地ならではの工夫やNo.2LNGタンク増設工事について述べる。

〔運転・保守〕
○ゼロアスベストガスケットの現状/旭プレス工業(株)/久野 博
本稿では、アスベストを全く含まないメタルジャケットガスケット及び金属ガスケットの有効性について述べる。

〔法規・規格〕
○ASME B16.5及びB16.34発展の歴史(8)/(株)五陵社/児玉和郎
フランジ、管継手、バルブの規格ASA B16.5-1953からASME B16.5-2009及びASME B16.34-2009までの規格について規定内容の推移について述べる。

■連載:世界のLNG輸入国と輸出国　第18回
○LNG輸入国:インド/慶應義塾大学/吉武惇二
急増するエネルギー需要にどう対応していくかが、インド国政上の大きな課題だ。1次エネルギーのうち最も消費量の多い石炭は、大半を国産で賄っている。一方、石油資源にはあまり恵まれず、多くを輸入に依存する。天然ガスは国産比率が高いものの消費が急増。カタールなどからLNG(液化天然ガス)の輸入が増えている。

■製品技術情報
○低周波電磁誘導法を用いた配管探傷システム
/(有)テステックス・ジャパン/木本三四郎・他
配管探傷に具備すべき条件を満足している。安価で高速で明瞭に局部腐食が検出できる。前処理が不要で現場での操作性に優れている。欠陥のサイズや深さが読み取れてしかも介在物による誤判断が無く貫通欠陥が検出できる。

○溶接不要のメカニカル継手/E-PIPING(株)/福原保
配管探傷に具備すべき条件を満足している。安価で高速で明瞭に局部腐食が検出できる。前処理が不要で現場での操作性に優れている。欠陥のサイズや深さが読み取れてしかも介在物による誤判断が無く貫通欠陥が検出できる。

○海洋測器へのカーボンファイバーの可能性
/メディアミックス(株)/鈴木宏昌/(株)アクアサウンド/新家富雄
/(有)ミネ工業/松島岑生
本稿では、海洋測器に用いるCFRP製の耐圧容器の開発と、水深1,000m用のCFRP製耐圧容器を使った深海用水中音録音装置の概要について述べる。

○配管腐食の3次元計測と解析評価ソフト/(株)セイコーウェーブ/新村稔
本稿では、配管外皮に発生する腐食・機械的損傷を3次元的に計測し、その結果を解析・評価するシステムを、事例を用いて紹介する。評価ソフトウェアは米国PRCIに認可されたRSTRENG。FFS(Fitness For Service)の考え方に基づく。

■製品ガイド:防食・耐食
○ZAPテープ/(株)ナカボーテック
○冷却海水系の電気防食材/日本防蝕工業(株)
○ピカ素 SUS S・C・C/(株)ケミカル山本
○低汚染弱溶剤可溶型厚膜ふっ素樹脂系中上兼用塗料
/関西ペイント(株)
○リューコート鋼管/流浸工業(株)
○ライニング製ダイヤフラム弁/日本ダイヤバルブ(株)

■特集:エンジニアリングの情報化ツール2013　6
○Navisworks2014/(株)インフォマティクス　
○NavisPotal/(株)インフォマティクス　
○NaviCrane/(株)インフォマティクス　
○Bentley View v8i/(株)ベントレー・システムズ
○Bentley Navigator V8i　Bentley i-model Composer V8i
/(株)ベントレー・システムズ
○COMOS Walkinside 6.2/(株)シスプロ