建設機械 2013年4月号 PDF版

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建設機械 2013年4月号 PDF版

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■特集:高層ビル解体を可能にする新しい工法・機械
○人と環境に優しいジャッキダウン式高層ビル解体工法
/鹿島建設(株)/水谷亮
だるま落とし」のようにビルをそのまま最下階から順次解体する工法で、上部での作業が無いため、準備段階から解体終了まで三次元での環境や安全性を確保しやすい。今回、短工期化や安全性・環境性能を向上させ、100mを超えるビルの解体にも適用した。

○周辺環境への配慮を徹底した解体工法
「QBカットオフ工法」
/(株)大林組/深谷茂樹
切断作業による解体のため、騒音や振動、粉塵の発生を大幅に低減させている。又、解体工事中の地震に対しても安全を確保し、短工期化と安全性の両立を実現した。シンプルな工法は、立地条件や建物の構造・規模・形状など現場ごとに異なる施工条件に対し、非常に汎用性が高い。

○環境に配慮した超高層解体工法/戸田建設(株)/三輪明広
超高層建物の解体は、重機を屋上に載せ解体する工法や大型クレーンによるブロック解体を行う工法が一般的であるが、粉塵や騒音の拡散、外周足場の設置盛替えなど多くの課題があり、市街地における超高層建物におけるこれらの課題を克服した安全で環境にやさしく解体する工法を報告する。

○環境に優しい超高層建物の解体技術「ハットダウン工法」
/(株)竹中工務店/秋月秀介・田中良幸・新井宗亮・内藤陽
本工法は、超高層建物の上部を覆った移動式解体工場「ハット」を設け、内部に設置した天井クレーンによるブロック解体とともに順次ハットを下降させていく工法である。本工法の開発により、従来工法に比べ超高層ビルにおいて短工期、低コスト、騒音・粉塵の低減を実現できた。

○シミズ・リバース・コンストラクション工法/清水建設(株)/奥山信博
本工法は、周辺に解体工事を意識させない、環境にやさしく(騒音・振動・粉じん・CO2削減)、安全で、かつ汎用性が広く経済的な、超高層・高層建物向け解体工法である。鉄骨部材などを切断し、タワークレーンで降ろし、建物をブロック分解するように解体する方法である。

○高層ビルの解体工法/西松建設(株)/千葉実
2000年に高層ビルの解体施工を実施した。当時、同規模の解体施工事事例が少なかったため、工法の計画、工事の管理水準の検討は手探りの状況からのスタートであった。準備期間も限られた中で、作業の要素を考え、工法検討を進めた。高層ビル解体の初期の実例として報告する。

○騒音・振動の少ない基礎の解体工法
/鹿島建設(株)/柳田克巳・鈴木宏一・中村隆寛
都市部の建築解体工事において周囲への騒音・振動負荷を大幅に軽減できる解体工法「鹿島マイクロブラスティング工法」を開発、実用化した。本工法は、大型基礎などの鉄筋コンクリート部材を、できる限り少ない爆薬を用いてブロック割する工法であり、大型重機が不要なことから騒音・振動・CO2発生量が小さく、効率的な作業性を実現した「微少発破による切断工法」である。

○大型建物解体機の進化/コベルコ建機(株)/山崎隆典
超ロング解体機を世界に先駆けて開発して以来、ユーザーニーズに応えた機械の大型化を進めてきた。大型解体機の変遷と、大型機機で課題となる分解組立性、搬送性に関する最近の技術について紹介する。

■技術資料
○マレーシア・パハンセランゴール導水トンネルにおける安全管理
/清水建設・西松建設・UEMB・IJM JV/河田孝志
本プロジェクトは、マレーシアの首都クアラルンプール(セランゴール州)の生活・工業用水を確保するため、隣接するパハン州より日量189万m3の導水能力をもつ、完成すると世界で11番目の長さとなる延長44.6km、直径5.2mの導水トンネルを清水建設・西松建設・UEMB・IJM JVが建設するものである。長大トンネル工事における安全管理について紹介する。

○インフラ整備に威力を発揮するインテグレートソリューション
/アプライドパワージャパン(株)/遠藤賢一
建屋にスペース制限、天井クレーンの強度制限があっても、現地で組立て分解可能な門型油圧リフターがその威力を発揮する。発電所パワージェネレーター、プラント設備装置、大型プレスの組立設置まで、多様な重量物の移動と施工が無線操作で行える能力10,000kNまでの門型油圧リフター。

■話題の工法
○鉄道構造物の三次元出来形管理/三井住友建設(株)/塩崎正人
CIMが話題となる中、三次元データによる施工品質管理が求められている。北陸新幹線建設工事において、三次元レーザースキャナを用いた鉄道構造物(スノーシェルタ)の出来形管理を事例にとって、三次元での施工品質管理について報告する。

○地震時の液状化に対応したマンホール浮上防止対策技術
/(財)下水道新技術推進機構/池田匡隆
平成23年3月11日に発生した、東北地方太平洋沖地震では、液状化現象が東北地方から関東地方にかけて広範囲に発生し、「下水道地震・津波対策技術検討委員会報告書」によると3,369ヶ所のマンホールが液状化により浮上した。本稿では、マンホールの浮上防止対策として当機構と民間企業とで共同研究を行った3工法などの概要について紹介する。また、下水道用マンホール浮上防止対策によって用いるマンホールの浮上がり式が異なる場合があるなど浮き上がり安全率をめぐる課題についても述べることとする。

○「RE-COM機能」を搭載したGNSS転圧管理システム
/鹿島道路(株)/大竹元志
RTK-GNSS、VRS-RTKの衛星測位方式に対応した転圧管理システムに、ローラに転圧折り返し点を指示し均一な転圧パターンを描くことで転圧ムラを少なくする「RE-COM機能」を盛り込んだシステムを開発したので紹介する。

■業界情報
○2012年10月度 
建設機械出荷金額統計/(社)日本建設機械工業会
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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