検査技術 2012年9月号 PDF版

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検査技術 2012年9月号 PDF版

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■解説
○マイクロ波による繊維強化プラスチック積層板の非破壊評価
/名古屋大学/細井厚志・巨 陽/(株)豊田中央研究所/佐藤康元・北山綱次
マイクロ波による炭素繊維強化プラスチック及びガラス繊維強化プラスチックの非破壊剥離検出技術について紹介した。マイクロ波による非破壊検査は、接触媒質不要で非接触、かつ空気中で損傷を検出できるため、複合材料の非破壊検査へ幅広い応用が期待される。

○ボイラ耐熱材料溶接部のクリープ損傷/(一財)電力中央研究所/屋口正次
長手継手試験片を用いて内圧クリープ試験を実施したところ、高クロム鋼溶接継手の場合、多軸応力下では単軸応力下と比べて強度低下の傾向が見られた。大型の長手継手配管を用いたクリープ試験では、標準寸法の試験片と比べて、破壊時の挙動に差異が観察された。

○新たな視点による応力腐食割れき裂進展モデル
/日本原子力発電(株)/村上弘良/東北大学/庄子哲雄 
原子力発電所構造部材に発生する応力腐食割れ(SCC)は、重要な劣化事象であり材料、応力及び環境の3因子が重畳し発生進展すると
されてきた。新たに材料-応力による力学系と材料-環境による化学系が協調・協同し連成するモデルを開発したので報告する。

○航空レーザ測量を用いた液状化による地盤の沈下量分布の作成手法
/朝日航洋(株)/江藤稚佳子・渋谷研一
近年、航空レーザ測量により詳細な数値標高モデル(DEM)の作成が可能となった。本稿では、航空レーザ測量の概要と精度および誤
差の特徴について解説し、作成した高解像度のDEMを用いた液状化による地盤沈下量の算出方法について紹介する。

○タンクアニュラ板裏面腐食の感受性抽出に関して/キャメロンジャパン(株)/鈴木茂雄
側板・アニュラ板のT 継手において、溶接の熱影響によりアニュラ板裏面の防食材が剥離し腐食が発生している。これらに対する抽出法はタンク設置環境条件を、ベイズの定理をもとに腐食の起こりやすさを求めることで検査精度が高められる。

○非線形超音波法による薄板不均一塑性変形と溶接凝固部の可視化
/(有)超音波材料診断研究所/川嶋紘一郎
大振幅正弦波バースト波を入射して材料を揺り動かしたとき励起される高調波をハイパスフィルタにより抽出することにより、局部共振法により孔付帯板の不均一塑性変形を、後方散乱波法によりアーク溶接・スポット溶接凝固境界を画像化できることを示す。

■技術トピックス
〔プラント〕
○リップルノイズメータによるスイッチング電源検査技術
/(株)計測技術研究所/山崎克彦
身の回りの家電製品や産業機器に電源を供給しているスイッチング
電源は言うまでもなく非常に重要な機器であり、スイッチング電源に障害が発生することによる影響は無視出来ない。本稿ではリップルノイズメータによるスイッチング電源の検査技術について紹介する。

■法規・規格
○溶接施工法試験の試験材の厚さについて/(一財)発電設備技術検査協会/橋本正徳
発電用火力設備の技術基準の解釈で溶接施工法試験の試験材の厚さ
は、母材の厚さの上限の1/2 から上限までと規定されている。火技解釈は米国のASME 規格が基となっているが、現在のASME 規格と火
技解釈の内容は大きく異なっている。1つは認証される母材の厚さの範囲、もう1つは上部変態点を超える温度での溶接後熱処理を適用する場合の母材の厚さである。

■連載:隕鉄のマクロ組織とミクロ組織観察考4
○隕鉄は約1℃下がるのに約100万年を要するのウソ/東京大学/朝倉健太郎
光顕によって2 種類の隕鉄を観察してきたが、隕鉄2の組織は隕鉄1の組織と比較して大きく異なり、板状結晶を有していた。板状は直交するように成長しており、(001)面に近い。この隕鉄2を950 ℃で5min 加熱した後、水冷した組織は、加熱前の組織に比べて大きな変化が見られた。また、隕鉄1にもウィッドマンステッテン組織が観察できた。

■特集:最新の漏れ検知・検査技術 設備管理編1
○検知管法による有害ガスの定性/(株)ガステック/星野房助
検知管法は,検知剤とガスが反応し変色層長から濃度を読み取る方法であるが、有害ガスがある現場での未知ガス定性システムの開発の経緯(未知ガス判定用、火災現場用、製紙工場用、石油精製用等の特定の複数のガスの有無の確認ための検知管)と今後について述べる。

○超音波リークディテクターによる圧縮空気・ガスの漏れ検査/(株)sanzo/土屋洋介
圧縮空気・ガス配のクラック(亀裂)・ホール(穴)を非接触・短時間で発見できる超音波リークディテクターの紹介。リーク発見方法から流量計・露点計を利用した管理について提案する。

○ガス機器メンテナンスに最適な携帯型ガス検知器/(株)テストー/安藤裕幸
メンテナンスの作業効率向上を掲げて開発されたポータブル計測器。ガス機器メンテナンスで活躍する携帯型ガス漏れ検知器(都市ガス、プロパンガス、水素)と一酸化炭素濃度計(CO)の製品概要と特長および用途例等を紹介する。

○超音波による漏れ検知技術/日本クラウトクレーマー(株)/村井純一
超音波漏れ試験は10 -2Pam3/sec 程度以上の比較的大きな漏れを検知する試験方法であるが、小型の検知器で容易に漏れ箇所を特定できる特徴を持っている。検知器を使用する際の規格による校正方法と、穴径に対する実験データおよび応用例について解説する。

○埋設管路の効率的な監視手法/フジテコム(株)/鈴木賢一
水道管路の多くは老朽化が進み、効率的な施設の監視や漏水調査手法が求められている。当社では欧米で広く使われているロガー工法に着目し改良開発をおこなった。本稿では漏水調査、修繕までの事例の紹介と工場などの施設管理への適応化について報告する。

○フロンガス漏えいによる地球温暖化や酸欠事故防止のための
最新検知器と警報器/(株)FUSO/三井文彦
フロンガスの漏えいによる環境破壊や酸欠事故が懸念されている。当社が長年取り組んできたフロンガス検知器や警報器の必要性が増えてきている。新センサ技術を取り入れたフロンガス検知器、またその校正について、さらに廉価版フロンガス警報器を紹介する。

○防爆型吸引式ポータブルガス検知器/理研計器(株)/植木浩平
ガス漏えいによる労働災害から作業員や設備を守るために、設備や安全の担当者はガス検知器正しく理解し、運用することが重要である。本稿では防爆型吸引式ポータブル検知器を例に、ガス検知器の必要性から原理、構造までを解説する。

■製品ガイド
○磁粉・磁気・浸透探傷
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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