日工の技術雑誌

環境浄化技術 2012年7・8月号 PDF版
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W1207-08

環境浄化技術 2012年7・8月号 PDF版

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■特集:最新の嫌気排水処理技術
○嫌気排水処理技術の特徴と最新動向/長岡技術科学大学/山口隆司
嫌気排水処理技術の開発の変遷と種類、その特色とメリットなどについて述べる。また、国内外でのニーズの傾向と、それに対応するための実用化技術発信の方法などに言及していく。

○電子産業排水向け嫌気処理技術の開発/オルガノ(株)/草野真一・江口正浩
当社ではエネルギーコスト削減を目的とし、(1)曝気が不要、(2)余剰汚泥が少ない、(3)好気処理と比較して高負荷運転が可能、といった特徴を有するTMAH 排水嫌気処理技術を開発した。本稿ではその嫌気分解性試験(バイアル試験)とラボスケール試験機での連続通水試験を実施した結果について報告する。

○下水汚泥と生ごみ等地域バイオマスの混合消化/鹿島建設(株)/阿部芳久・菅野一敏
当社では北海道の北広島下水処理センターにおいて、北広島市内で発生する家庭系及び事業系の生ごみ、食品残渣と下水汚泥とを混合・調整し、既設の消化タンクに投入するためのバイオマス混合調整施設を整備した。本稿ではそのバイオマス施設の整備概要及び全国初の既設
の消化タンクを用いた混合消化システムの運転状況について紹介する。

○膜型メタン発酵技術/(株)クボタ/若原慎一郎/高橋慎太郎/東北大学/李玉友
本稿では膜型メタン発酵の特徴について概説し、膜型メタン発酵の最新の研究事例としてアルコール発酵廃液に対するラボスケールの研究事例を紹介するとともに、下水のような低濃度排水への適用研究の事例を紹介し、膜型メタン発酵の今後の展望について述べる。

○UASB技術の開発動向/(株)神鋼環境ソリューション/荻野行洋・塩田憲明・水口護
有機性排水処理における嫌気性処理技術は、古くは固定床技術に始まり現在ではペレット型の微生物凝集体(グラニュール)を用いた流動床型が多く採用されている。その中でも、高水深で微生物と排水の接触効率を高めた高負荷型と言われるEGSB 型リアクタのニーズは高
く、従来では採用の難しかった化学系の排水にまで適用範囲が広がってきており、その省エネルギー性・省スペース性から従来以上に期待が高まっている。一方で高負荷型のリアクタの適用範囲拡大には処理安定性の確保が課題となっており、排水の負荷変動に対して柔軟に対応する装置が求められている。当社では、これらの課題に応える処理安定性を大幅に改善した第二世代型高負荷型E[C]SB リアクタ“PANBIC-EC”の販売を開始したので紹介する。

○嫌気性排水処理技術における微生物分解
/水ing(株)/新庄尚史・蒲池一将/(株)荏原製作所/立澤知子/日本製紙(株)/小野寺勇雄
メタノールを主成分とするクラフトパルプ蒸留排水の処理において、立上げ運転と菌叢解析を行った事例について紹介する。

○高効率嫌気性排水処理装置/住友重機械エンバイロメント(株)/野口真人・知久治之
当社は様々な排水、有機性物質に対応した嫌気性処理システムの開発・構築を行っており、本稿では、当社における嫌気性処理システムの高効率のための取り組みについて紹介する。

■特集:環境産業における膜技術の最新動向
○Pd系水素分離膜と膜反応器への応用/岐阜大学/上宮成之
本稿ではPdを多孔質セラミック素材と組み合わせること(複合膜)によるPdの薄膜化、得られたPd複合膜の耐久性向上の試み、さらにはPd複合膜の水素製造用膜反応器への応用について述べる。

○光触媒による水素製造プロセスへの膜分離の応用/山口大学/田中一宏
本稿では光触媒による水素製造プロセスに膜分離を応用する研究の概要と現状、今後の取り組みを紹介する。

○分離膜による高純度水素精製技術の開発/JX日鉱日石エネルギー(株)/池田雅一
高純度水素製造プロセス“ハイブリッド分離膜型水素精製装置”を紹介する。この装置は水素分離膜モジュールとCO2分離膜モジュールを交互に組み合わせる構造をしており、副生CO2を分離回収しつつ、高い回収率で水素を精製することにより、高効率で高純度水素を製造できる。

○バイオガス精製技術/大陽日酸(株)/富岡孝文
膜・吸収ハイブリッド法は、高い選択率で二酸化炭素を分離できるため、高いメタン回収率を保って高純度のメタン精製(高純度の二酸化炭素の分離)が可能な技術である。実証試験装置による実ガスでのバイオガス分離では、98%(volume)の精製メタン濃度と96〜98%のメタン回収率が得られた。また、バイオガス発生サイトにある余剰廃熱源を利用する分離プロセスを用いることで、分離コストを低減できることがわかった。

○クリーンな再生可能エネルギー「浸透膜発電」/日東電工(株)/廣瀬雅彦
浸透膜発電は新しい再生可能エネルギーで海水と淡水とFO膜からなり、浸透現象という自然現象を利用するために有害物質や二酸化炭素を排出せず、かつ天候や昼夜を問わず電力を安定供給できる。分散型のベースとなる発電方式として将来の有力な電力ソースの一つになると期待されている。

○炭素膜の実用化・水分離回収システム/日本ガイシ(株)/脇田昌宏
当社は、溶剤-水系の分離が可能な炭素膜を開発し、水分離回収システムとして用途開拓をしている。本稿では、炭素膜の概要、分離例を示すとともに、実際の適用例および今後の用途拡大方法について紹介する。

○ゼオライト膜を用いた脱水システムの開発/日立造船(株)/岡田正史
本稿ではゼオライト膜を用いた脱水システム(日立造船式脱水システムとして商標登録:HDSTM)の開発と、そのバイオエタノールプラントへの適用、および運転事例について紹介する。

■製品技術
○廃棄物の安定処理と高効率発電/荏原環境プラント(株)/井原貴行
○人工中層海底による閉鎖性海域の改善技術/海洋建設(株)/片山真基・青山智・加村聡
貝殻を用いた生物生息基質は、効率的に小型動物を発生・増殖することが出来るだけでなく、有機懸濁物を積極的に捕捉・除去することが明らかにされている。これを貧酸素層直上に設置することで、閉鎖性海域や港湾などの環境浄化及び生物多様性の保全・回復に寄与することができる。
○VOC簡易測定システム/光明理化学工業(株)/川村幸嗣・本間弘明
○シャフト炉式ガス化溶融炉におけるバイオコークスの実機適用
/新日鉄エンジニアリング(株)/田中宏和・柏原友・西本薫・梶山博久・石田吉浩・長田守弘
当社では化石燃料由来のコークスの代わりにカーボンニュートラルなバイオマス由来のコークスを適用する技術開発に長年取り組んできた。本稿では、当社構内にある20t/d 規模の試験プラントでの実証を踏まえ、実機直接溶融炉での適用試験を実施し、その実用性を確認してきた経緯及びその成果について報告する。

○ゼオライトロータ吸着式VOC濃縮装置/(株)大気社/勝屋訓
本稿では高い処理効率を維持しながら30倍以上の濃縮倍率を達成した(従来は10 〜15倍)、当社製「高濃縮型吸着式VOC濃縮装置アドマットZ」について開発経緯とあわせて紹介する。

○半導体式ガスセンサを用いたTVOCモニタ/フィガロ技研(株)/瀬戸口泰弘
公定法で定められたVOC 分析計は画期的ではあるが、中小施設の自主的取組において普及するには高価である。また、日常のきめ細かい排出量管理を行う意味では、簡易測定器が求められている。そこで当社では半導体式ガスセンサを用い、作業環境レベルから工場排出レベル
までの範囲を網羅したTVOC モニタ「FTVR-02」を製品化した。

■シリーズ
○フィールド・レポート
フィルム栽培で東北復興へ挑戦する/T.TechOffice/田村真紀夫
■連載
○海外でのプラント建設経験39
こぼれ話13「トルコ・イスタンブールとカッパドキア(1)」/若村保二郎
○消えゆくアラル海を追いかけて25
水面から地上の社会を見る/NPO法人市民環境研究所/石田紀郎
○台北市初の大型都市下水処理場建設の報告7
親日幹部との思いで/(株)アステック/西野昭男
■コラム
○のぞくことが趣味です/HST
■製品ガイド
○水処理用散気装置

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