/日本工業出版(株)/

■特集:これからの賃貸住宅
○民間賃貸住宅における課題と展望/東京大学/浅見泰司
民間賃貸住宅では、原状回復概念の明確化、滞納物件への対応の適正化、関連業者の役割の明確化が進められた。品質を高めるために、賃貸住宅の質を明示するようにすべきである。賃貸住宅ニーズや用途自体が多様化しており、そのための制度整備が必要である。

○民間賃貸住宅の紛争防止への取り組について/国土交通省/今駒宣男
国土交通省では、民間賃貸住宅における紛争の未然防止、賃貸住宅契約の適正化等を図る観点から、原状回復をめぐるトラブルとガイドラインや賃貸住宅標準契約書を作成し、普及に取り組んでいるが、今般、両者について見直しを行ったので、その概要について紹介する。

○環境プレミアム賃貸住宅「シャーメゾンガーデンズ」
/積水ハウス/岡村良明
積水ハウスの賃貸住宅「シャーメゾン」。住む人のことを第一に考えた「入居者ファースト」の発想で、より良い住環境、次世代へと受け継がれていく質の高い賃貸住宅を提案してきた。住む人に選ばれ続ける本当の価値をもった賃貸住宅「シャーメゾンガーデンズ」を紹介する。

○ロングバリュー賃貸住宅/セキスイハイム近畿(株)/大川 昌利
セキスイハイムが提唱する環境にも社会にも貢献するロングバリュー賃貸住宅。長持ちする工夫をして資源を無駄づかいせず、地震や災害に強く安心してずっと住み続けられる賃貸住宅のことである。ここでは大阪府大東市の事例「プログレスコート」を通じて、このロングバリュー賃貸住宅について紹介する。

○入居者が喜ぶこれからの賃貸住宅「エルメゾン フィカーサ」
/パナホーム(株)/小野 一郎
パナホームの賃貸住宅ブランド「エルメゾン」シリーズから、エコアイディアの家の総合力を結集した先進の賃貸住宅「エルメゾンフィカーサ」。エコで快適なくらしが実現できる資産・環境・くらしの3つの価値を提供する。

○入居者に喜ばれる賃貸住宅
防犯配慮型賃貸住宅for Women
/大和ハウス工業(株)　/千葉由美子
大和ハウス工業は女性に喜んでいただける防犯配慮型賃貸住宅for Women「セジュールウイット-SW」「セジュールオッツ-SW」を手掛けている。広くて使いやすい洗面化粧台や、アクセントクロスを使ったおしゃれな演出、また、充実した収納空間など、従来の集合住宅にはない細かな心配りの行き届いた賃貸集合住宅である。


○これからの賃貸住宅経営に必要な税制のポイント
/村上税理士事務所/村上幸男
賃貸住宅経営を実践する場合には、相続税や所得税(法人税)などの税制が、事業計画に大きく影響する。現状を知ることも重要だが、長い賃貸住宅経営の中で、ある程度将来を見据えて事業計画を立てるということも重要である。ここでは村上幸男税理士に平成24年度税制改正および税制についての今後の方向性等について意見を伺った。

○これからの大家さんに必要な視点とは/関西大家の会/松田英明
大家から見た実際の賃貸住宅市場について、現状やこれからの取り組み等を、「関西大家の会」会長であり、会社を辞めて、借り手市場と言われる賃貸住宅経営に取り組まれている松田英明氏に意見を伺った。

○平成22年UR賃貸住宅居住者　定期調査の結果から見た居住者ニーズ
/(独)　都市再生機構/牛山美緒
UR賃貸住宅居住者定期調査とは、UR賃貸住宅にお住まいの方の現状やニーズを定期的に把握し、今後より一層住みやすいまちや住宅としていくために、居住者の属性、満足度、意向などを調査しているものである。10回目となる平成22年の調査結果の概要を報告する。

○UR都市機構の「DIY住宅」/(独)都市再生機構/山田貴裕
UR都市機構では、昨年9月に“Do It Yourself”の考え方をUR賃貸住宅に取り入れた「DIY住宅」を試行的に商品化し、入居されるお客様の募集を行うこととしたので紹介する。

○ダイキンオール電化安心保証リース集合住宅のオーナーさまへのご提案
/ダイキン工業(株)
ダイキンルームエアコン、ダイキンエアコン付温水床暖房《ホッとく〜る》、ヒートポンプ式温水床暖房《ホッとエコフロア》、ダイキンエコキュート、ダイキンIHクッキングヒーターのオール電化製品を対象とした安心保証リースについて紹介する。

■オール電化住宅事例紹介
最新オール電化賃貸住宅事例を紹介する。
○ラ・シェール・リオン(東京都府中市)/旭化成ホームズ(株)
○ボルドーエビス(東京都渋谷区)/大和ハウス工業(株)
○メゾン　ラディウス(愛知県岡崎市)/中部スターツ
○コリーヌビュー(愛知県長久手市)/積水ハウス
○ローズレジデンス(天理市)/大東建託(株)
○ハッピーアンジュY&S(和歌山県田辺市)/東建コーポレーション
■プロダクトナビ
○「エコキュート」の最上位機種
「プレミアムエコキュート」をモデルチェンジ/(株)コロナ
■連載
○にっぽん・生活家電のはじまり―明治〜昭和30年代の家電-第11回
/生活家電研究家/大西 正幸
明治から昭和初期にかけて製造・販売された電気製品の中で、白熱電球、電気扇についで普及が早いのは「電気アイロン(熨斗:のし)」です。電気のない時代のしわ伸ばしは、柄の付いた銅製の丸い容器に炭火を入れた火熨斗を使いましたが、火の子が飛んで布を焦がしたり、灰を落としたりして、気の抜けない作業でした。

○舫い綱 13回/川上正夫
[若年認知症]は、症状の発症の仕方が初期段階で人により異なっていますが、具体的な症状内容が異なっても、中核症状(記憶障害・見当識障害=月日・場所・理解や判断力機能、問題解決能力の障害)を発症し、その後に症状の進行で行動障害・精神症状(BPSD)を発症させるのです。初期段階では可能な限り社会環境での生活行動が望まれます。修平の場合も可能な限り現職が望ましいのですが、職種によって異なります。若年認知症は。病症的な変化と[脳機能]には、差異が生じていることを認識することが肝要です。

○優子のオール電化プロモーション最前線レポVOL.22
/(株)ディー・ダブリュウ・アール/上笹貫優子
クレーム…恐らくどんな方でも言った事も受けたことも、両方ある身近なものではないでしょうか?今回は、受けたときの対処法について考えてみたいと思います。備えあれば憂いなし、いざと言う時のために普段から準備しておきましょう。

○子育て真っ最中!団塊jrの住まい考　68
/藤原千秋
実際の40歳までまだ数年を残しつつ「四十肩」を発症、毎週リハビリと注射に通うことになってしまった筆者。その激痛と肩の奇形のショックもさることながら、子連れでのリハビリ通院自体がまた苦難の修行。その徒然を綴る小文。

○行きたい!触れたい!感じたい!-ベトナムの人と暮らし　第95回
1軒になったホイアンの民宿/昭和女子大学国際文化研究所/内海佐和子
ミニホテルができ始めた90年代後半。宿泊施設は欲しい。でも、町並みは保存したい。住民がいなくなるのも困る。こんな状況でホイアン市が推奨したのは民宿でした。しかし、現在、活況に沸くホイアンのホテル業界の中、民宿は存亡の危機を迎えてしまいました。


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