クリーンエネルギー 2009年3月号 PDF版

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■特集:太陽熱利用の技術とこれから
○海外における利用技術の調査報告 EUROSUN2008に参加して/東京ガス/横山 武

世界における太陽熱の利用状況を概説するとともに、2008年10月にリスボン国際会議場で開催されたEUROSUN2008の概要や発表論文を紹介する。


○空気集熱式ソーラー除湿涼房システム/OM計画/盧 炫佑

通年で太陽エネルギーを有効利用するため、従来の空気集熱式ソーラーシステムに太陽熱デシカント式除湿涼房機能を加えることで、冬季は「太陽熱床暖房+換気」、夏季は「除湿涼房+換気」ができる新たなシステムを開発して実証試験を行い、性能を検証した。


○太陽熱を利用した次世代型吸着冷凍機/前川製作所/岡 弘之

太陽熱を有効に利用した吸着冷凍機が確立されれば、その有する特長からCO2の排出削減や地球温暖化防止を実現できる。本稿では、NEDOの委託事業の一環として、ゼオライト系吸着剤を利用して開発した吸着冷凍機を太陽熱利用システムに導入し、冷房実証試験を行ったので、その結果について紹介する。


○ふれあいセンター洗馬における太陽熱高度利用システム/塩尻市役所/青柳和明

ふれあいセンター洗馬は、子供から高齢者まで集い、休息し、入浴利用ができる社会福祉施設である。施設の使用エネルギー利用環境の良好な土地柄を生かし、太陽熱利用給湯システムを導入している。


○太陽熱エネルギー利用集中システムの実用化モデルの研究開発/エックス都市研究所/河野有吾

平成17年度から19年度にNEDO技術開発機構の「新エネルギー技術開発研究太陽エネルギー新利用システム技術開発研究」として実施された「太陽熱エネルギー利用集中システムの実用化モデルの研究開発」の研究成果について概括する。


○太陽熱木質系材料乾燥装置の研究開発/マルショウ技研/金山公夫

三重透明フイルムとCFシートからなるコンポジット表面で覆われたハウス内で、外付けした断熱円筒のドラフトを利用して動力を用いないで完全パッシブ太陽熱利用による木材及びおが粉を乾燥する装置を開発した。補助熱源を用いているが、太陽熱のみによる乾燥も可能である。実用に向けた簡易型の開発を急ぎ、普及させることが次の課題である。


○空気集熱式ソーラー空調システム/東洋ソーラーシステム研究所/小泉尚夫

空気集熱式ソーラーシステムは取扱い容易で耐久性に優れ、また空調蓄熱装置は補助熱源のエアコンの負荷調整にもなり、住宅用空調給湯に最適である。夏期の集熱温風で吸湿剤を再生するデシカント冷房の研究も行い、可能性を確かめた。


○山鹿温泉清流荘鹿門亭における太陽熱高度利用システム/富士エネルギー/遠矢 忠士

当社は、太陽エネルギーを約80%活用でき、エネルギーコストの削減や地球環境保全に貢献できる真空管ソーラーシステムの吸着を目指している。本稿はこの真空管ソーラーシステムの概要等を紹介する。


○肥後木材(株)木材保管庫における太陽熱高度利用システム/熊本県林業研究指導所/池田元吉

スギをはじめ国産針葉樹構造用材の乾燥には、低コスト化と製品の高品質化が求められ、種々の組合せ乾燥が行われる状況になっている。組合せ乾燥の課題の一つは、人工乾燥機による処理後の養生時間が長期におよぶことである。そこで、養生時間の短縮と安定化を目的に太陽熱を利用した養生空間の簡易な加熱システムを開発し、実証実験中である。


○太陽熱を利用した空調の省エネルギーシステムの研究開発/三洋電機/津野勝之

太陽熱により駆動する吸収式冷凍機により生成された25℃冷水を熱源とし冷房時の冷凍サイクルの高効率化を行う。暖房では太陽熱を直接ヒートポンプサイクルに投入する、GHPによる「高効率ハイブリッド冷暖房システム」の研究開発を行い、1年間の実証試験が終了した。その概要と試験結果概況について報告する。


■エネルギー事情
○東京都環境確保条例の改正について/東京都環境局環境政策部環境政策課

東京都は、東京の温室効果ガスの大幅な削減を図るため、2008年7月に環境確保条例を改正し、オフィスビルも対象とする制度では世界初となる「大規模事業所へのCO2排出総量削減義務と排出量取引制度」の導入を図るなど、温暖化対策を強化した。その概要を紹介する。


■テクニカルレポート
○DME液燃焼方式によるボイラー燃料転換技術/出光エンジニアリング/小林雅律

次世代のクリーン燃料として注目されているDMEは、国内に製造プラントが完成し、今後本格的な供給が開始される。DME燃料普及の鍵を握るボイラー利用に関し、重油ボイラーからの転換を容易にするDME液燃焼技術の概要と、その適用事例を紹介する。


■フィールドレポート
○未来の街づくりの提案と夢 Y-TOWN御殿場/矢崎総業/池口太朗

「Y-TOWN御殿場」は単なる社内の福利厚生施設としてだけではなく、地域のコミュニティの中核、自然との共生のあり方を模索する場、そして新製品の技術活用の場として2008年9月に竣工された。本文では施設内の実証試験設備の紹介を中心に、環境負荷低減への取り組み等について紹介する。

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