日工の技術雑誌

油空圧技術 2008年12月号 PDF版
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油空圧技術 2008年12月号 PDF版

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■特集1:油圧作動油1
○<巻頭言>油圧作動油特集号発行に寄せて」/横浜国立大学/眞田一志

 特集号の発行に寄せて、編集の趣旨と記事構成を紹介した。


○油圧システムの温度予測手法とシミュレーション/九州工業大学/田中和博

 近年の小型化・高圧化されてきている油圧装置の動特性や熱特性予測について、一次元モデル化手法と三次元モデル化手法の二つの解析手法を弱連成させることにより、高速・高精度での温度予測を可能にする手法を紹介する。


○油圧作動油の物性値と熱流体潤滑理論の数値解析/室蘭工業大学/風間俊治

 斜板式アキシアルピストンポンプ・モータのスリッパー斜板間を対象として、作動油の物性値(密度、粘度、定圧比熱、熱伝導率、熱膨張率)の温度と圧力に対する依存性ならびに摺動部の発熱を考慮した熱流体潤滑理論に基づく数理モデルの大略について解説する。


○油圧作動油に関する規格動向/新日本石油/三本信一

 ISO規格を中心に、ASTM及びDIN規格との関連を中心に、作動油規格内容を紹介した。今後の規格改訂の動向と、建機協で制定した建設機械用作動油規格の特長についても合わせて紹介した。


○静電浄油機/クリーンテック/佐々木徹

 フルードパワー・システムや作動油はすばらしい進歩を遂げてきたが、作動油が汚染されるとシステムは機能を十分に発揮できない。それにもかかわらず、作動油中の汚染物を除去する技術は、何百年も前からワインを搾るのに使われてきたフィルタと原理的に変らない。汚染物に関する規格は1964年に作られた5ミクロン以上の粒子を対象にしたNAS1638が基本になっている。その当時から、油がフィルタを通過するときに静電気が発生することが知られていたにもかかわらず、汚染物を除去するフィルタ技術はそれを無視して、問題を先送りにしてきた。本稿では、「使用中の油圧作動油の汚染物の中で最も多い物質は何か」を調べ、汚染物が潤滑トラブルを引き起こすメカニズムを論じて、油に影響を与えることなく「潤滑に最も有害な条件をつくる汚染物」を除去する技術としての静電浄油機について述べる。


○ジャパンエナジーの油圧作動油/ジャパンエナジー/西宮直樹・高橋一聡

 近年の社会的な要求である地球環境対策に対応するため、潤滑油にも省エネルギー化、ロングライフ化、および自然環境適合性が求められている。それらに合致したジャパンエナジー製の各種油圧作動油について紹介する。


○環境対応型難燃性油圧作動油/日本クエーカー・ケミカル/武田健吾

 クイントルブリックシリーズは優れた長期安定性、難燃性、生分解性を持つ環境対応型難燃性油圧作動油である。その中で今回は特にVG46グレードに対応した脂肪酸エステル系作動油「クイントルブリック888-46」を紹介する。



■特集2:フルードパワーとソフトメカニズム2
○理学療法士の徒手技法を参考にした手首の自立式リハビリ支援機/東京工業大学/塚越秀行・北川 能

 脳卒中などによる半身麻痺患者が在宅中でも容易に扱いやすい装着型リハビリ支援機について紹介する。理学療法士の徒手を参考とし、人間の関節に負担をかけにくい構造を目指したものである。


○ゴムベローズを空気圧アクチュエータとして利用した管内走行ロボット/東京都立産業技術高等専門学校/大野 学/日本工業大学/加藤重雄

 管内走行マイクロロボットを柔らかい機構とすることで、曲がった管の走行が可能であると考えた。そこで、屈曲のあるブタの小腸を用い走行実験を行った。ブタの小腸内を9.8mm/sで走行でき、同時に小型のカメラを搭載できる十分な牽引力を確認できた。



■基礎講座:空気圧システムの基礎とシミュレーション 11
○タンクと絞りの系(1)/東京工業大学/中野和夫

 タンクと絞りを接続した系のシミュレーションについて解説する。まず接続されるタンクと絞りの特性・性能を特徴付ける主要なパラメータについて述べ、それらが絞りを介したタンクでの空気の充填、放出に与える影響を明らかにする。



■解説
○温度依存粘性を利用するバルブレス流体制御/産業技術総合研究所/松本壮平

 可動部の無いバルブレス流体制御の一種で、能動的バルブの機能を実現可能な方式である温度依存粘性を利用する流体制御機構について解説する。この原理を応用した流体デバイスの例として、双方向マイクロポンプとマイクロ流量調節器を紹介する。


○潤滑油とエンジンの半永久使用・廃油ゼロ技術による油圧機器の信頼性向上 1/東忠則・住本守央・橋本正孝

 世界中で潤滑油は使用中に変質劣化すると信じ使用後は廃油にしているが、これは完全な誤り。実際は油の劣化は微量で侵入・発生する汚れによる能力低下であり新型フィルタで汚れを除き清浄し消耗分を補い半永久使用できる理論を示す。



■製品と技術
○UR型リターンフィルタ/大生工業/飯野 隆

 UR型リターンフィルタは顧客の視点に立て使い勝手のよい製品造りを心がけ開発した商品である。基本機能はもちろん安全性やメンテナンス性全てに心を配り、顧客から高い評価を得られた点を紹介する。



■H&P情報
○油空圧機器出荷集計(平成20年7月)/日本フルードパワー工業会

■News & Products

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