クリーンエネルギー 2008年11月号 PDF版

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■特集:水素製造技術の動向
○膜型反応器を用いる高効率水素製造技術/東京ガス/白崎義則

 膜型反応器による水素製造技術は、炭化水素から最も効率高く水素を製造できる技術である。このたび40Nm3/h級水素分離型リフォーマーシステムを開発し、天然ガス改質による水素製造において世界最高となる水素製造効率81.4%(HHV)を達成した。


○エタノールからの水素製造・精製に必要な触媒開発と燃料電池/東京農工大学/秋山真人・永井正敏

 エタノールの水蒸気改質反応による水素の製造について、酸化物担持ニッケル炭化処理触媒を中心に報告した。特にZrO2やV2O5に担持したニッケル触媒は安定した触媒活性と高い水素選択性を示す。燃料電池に用いるための改質ガスの精製に必要な触媒開発についても概説した。


○水素キャリアとしてのDMEとその製造法/ルネッサンス・エナジー・リサーチ/岡田 治

 DMEは、化学的に安定で毒性も極めて低いクリーンな優れた燃料であり、次世代のエネルギーキャリアとしての期待が高まっている。ここでは将来の水素社会を支えるエネルギーキャリアの候補としてDMEを取り上げ、その製造技術とDMEからの水素製造技術について現状と今後の課題を総括する。


○酸素透過性セラミック膜による天然ガスからの水素製造/東北大学/高村 仁

 最近、ガス分離膜を用いて天然ガスから高効率に水素を製造する方法が注目されている。本稿では、空気から酸素を分離する機能膜〈酸素透過性セラミックス膜〉について、材料開発の経緯と特性、その膜を利用した小型改質装置の試作について紹介する。


○山梨都市エリアプロジェクト/東京ガス/森 哲也

 2015年頃からの一般普及開始を目指して開発中の燃料電池自動車。普及に不可欠な水素インフラを初期段階で広範に整備する手法のひとつとして東京ガスは小規模水素供給システムを構想。山梨大学との共同研究(文科省PJ)にて実施している100kWりん酸形燃料電池の改質ガスの一部を純水素に精製する熱電水素併給実証試験システムについて紹介する。


○有機系廃棄物のプラズマ処理による副生水素/東京工業大学/渡辺隆行

 大気圧プラズマ技術は、環境問題の解決のための先端基盤技術のひとつとして注目を集めている分野である。大気圧プラズマによる廃棄物処理システムは、従来の方法では処理が困難な廃棄物に対応できること、迅速なスタートアップやシャットダウンが可能であること、ガスの使用量が少ないので排ガスシステムの負担が小さいことなどの優位性がある。これらの特徴を活用して、有機系廃棄物から副生水素を製造するプラズマシステムを紹介する。



■テクニカルレポート
○ヤンマーガスヒーポン高効率「H1シリーズ」商品仕様・技術の紹介/ヤンマーエネルギーシステム/三澤 誠

 同社は、昭和62年に、ガスヒーポン5馬力Aシリーズを発売以来、昨年で、発売以来20年経過、累積販売台数20万台を達成した。今回紹介する「H1シリーズ」は、同社としては、平成11年発売のEシリーズ以来のフルモデルチェンジ機として開発を進め、本年4月より発売を開始した。本「H1シリーズ」は、空調機としての商品性向上と共に、GHPの従来からの特性である省電力、電力負荷平準化特性のみならず、その省エネ、高効率生は、エネルギー分野における商品と考えている。ここに、その商品仕様・技術の概要について、紹介を行う。


○次世代型都市ガス焚きバーナー(エンバイロジェットバーナー)/HIJ/今谷浩昭

 低Nox、省電力を達成するためには、旧世代型バーナではバーナファンの動力アップが避けられないなどのボトルネックがあった。そこでこのようなネックを打破するために開発され、すでに稼働している次世代型都市ガス焚バーナ概要、特長、主要仕様および適用事例を紹介する。



■フィールドレポート
○ハートアイランド新田三番街の家庭用燃料電池の導入/都市再生機構/中村雅人

 家庭用燃料電池は燃焼機器に比べ効率が高く、CO2排出量の縮減効果の高いクリーンエネルギーシステムとして注目が集まっている。これを環境共生住宅団地のアイテムのひとつとし、集合住宅用設備機器として、ハートアイランド新田三番街に導入した。


○Waste to Energyの考え方に基づくごみ発電の利活用/価値総合研究所/養田智子

 現状のごみ処理は、確実で安定的な処理に主眼が置かれ、発電効率は高いとは言えない。今後、「ごみを燃料」とするWaste to Energyの考え方が、ごみ発電における発電効率の向上には重要となる。本稿では、高効率なCFBボイラ技術を用いたWTEを実践する欧米での導入事例を紹介する。


○聖マリアンナ医科大学におけるエネルギーサービス事業の概要/エネルギーアドバンス/大塚貴志/日本設計/不破徹生

 聖マリアンナ医科大学菅生キャンパスにおいて導入された、エネルギー供給設備の設置・エネルギー供給(電力・蒸気・冷水・温水)・設備運用を行うエネルギーサービス事業の枠組みや天然ガスコージェネレーション設備を中心とした導入設備の特徴を紹介する。


○東邦ガスの水素ステーションへの取り組み/東邦ガス/舘 勇希・萩野卓朗・東馬英治

 東邦ガスは、燃料電池自動車用水素ステーションの実用化に向け、国家プロジェクト(水素・燃料電池実証プロジェクト)への参画と独自の技術開発を通して、水素ステーションの技術的課題の抽出や安全・効率的な運営ノウハウの蓄積に取組んでいる。


○下水汚泥のバイオソリッド燃料化/エスエヌ環境テクノロジー/村井健二/日立造船/北野徳之

 下水汚泥を乾燥造粒することにより、石炭の代替燃料として利用可能なバイオソリッド燃料を製造することができる。エスエヌ環境テクノロジー(株)はLOTUS Projectで技術評価を得たHitzパールシステムにより、宮城県の下水汚泥の燃料化施設建設工事を受注した。



■製品と技術
○ガスエンジンMD20G・36Gシリーズ/三井造船/ダイハツディーゼル
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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