建設機械 2008年7月号 PDF版

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建設機械 2008年7月号 PDF版

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■特集1:グローバル化に向けた最新機械、新技術の動向
○3Dレーザスキャナを用いた設計・施工支援システムの開発/大成建設/佐藤康弘・長瀧慶明

3Dレーザスキャナを用いた設計・施工支援システムを開発し、建築分野の建替工事や改修工事を中心に適用した。その結果、施工中の出来型の形状や位置情報を迅速に把握するだけではなく、解体量や労力の削減においても効果があることがわかった。本報では、システム概要と適用事例を中心に紹介する。

○建設機械における次期排気ガス規制対応技術の概要/コマツ/田村好美

ディーゼルエンジンから排出される排気ガスの成分が環境や生体への悪影響が指摘され、排気ガス対策が世界規模で規制強化されて着実に向上してきた。将来の建設機械用ディーゼルエンジンは強化される排気ガス規制に適用しつつCO2削減という課題を両立させることが命題になる。これらを実現するための技術の将来動向について以下に紹介する。

○グローバル仕様CAT 14M及び16Mモータグレーダ/新キャタピラー三菱/佐藤孝之

建設機械の中でも最も古い歴史を誇るモータグレーダ。整地を最大限に追求した構造を持つ一方、高度な運転スキルが必要とされる。本稿では、これまで個々のオペレータに依存していた運転スキルについて、ステップアップを可能にした最新技術を中心に紹介する。

○グローバル化に対応した超大型クローラクレーン/コベルコクレーン/黒津仁史

エネルギー需要の増加、環境保護、新興国でのプラント建設等の影響で大型クレーンに対する世界的な需要の拡大、性能アップへの要求が大きくなっている。今回、グローバルな市場を見据えた500tつりクローラクレーンを開発したので紹介する。

○最新排出ガス規制に対応した超大型油圧ショベル6型シリーズ/日立建機/吉井勝敏

EX-6型シリーズはEPAの排ガス2次規制に対応したエンジンを搭載し、さらには幅広の新大型キャンプ、軽い操作力のリストコントロール式電気レバー、体重調整機能突きのエアサスシート、高機能モニタリングシステム等を採用した新型機である。以下、排ガス規制に取り組んだEX-6型シリーズの詳細を紹介する。

■特集2:都市再開発実現に向けて
○大型圧砕機TS-W2200V/オカダアイヨン

昨今の解体工事の巨大化に伴ってショベルの大型化が進み、同様に装着する圧砕機の大型化も求められている。しかし、ただ大きいだけでなく、大きな破砕力・高い作業効率・優れた安全性に対するユーザーの期待は強い。弊社はそれらを実現すべく取り組み、高い実績を誇るTS-Wシリーズの新機種 TS-W2200Vを完成させた。

○特許工法をオープン化した鋼管コッター工法/戸田建設/三輪明広・大寺重則

最近では居ながらの耐震補強工事が注目を浴びている。工事中に移転することなく、業務を継続しながら補強工事を行うのでメリットが多い。この際に問題になるのが、工事に伴う振動・騒音・粉塵に関する対策である。鋼管コッター工法は耐震補強工事の間接接合部を低騒音・低振動・無粉塵で施工できるメリットがあり高い評価を博している。

○貫入設置型NDR工法/五洋建設/佐々木広輝

「貫入設置型NDR工法」はNDR工法のひとつであり、従来型に比べて掘削土量の低減、掘削時の汚濁拡散の防止を目的として開発された。本工法の実用化に向けたアプローチを紹介する。

■技術資料
○塵埃の可搬式分別装置の開発/国土交通省/保坂賢二・村上大幹

路面清掃で発生する塵埃は、土砂、ゴミが混在していることから全て廃棄物として処分されているのが現状である。本検討では、塵埃に含まれている土砂を再利用することで、処分コスト・環境負荷の低減を目的として、分別手法の技術検討を行ったものである。

○加速度計を用いた力計測法の問題点/東海大学/近藤 博・木村修一

衝撃力の計測に用いる加速度計の校正法の提案したものである。加振機を用いた方法では衝撃力の計測に用いる加速度計の校正はできない。そこで、加速度計を設置した重錘(重錘システム)をセンサ棒(応力の測定のためのひずみゲージを貼付した弾性棒にゴム製緩衝材を設置したもの)に衝突させる方法で加速度計の校正ができることを示した。さらに、衝撃加速度は、重錘と被衝突体の接触面積の影響を受ける。そこで,接触面積が安定するゴム盤を被衝突体として衝突実験を行うとともに、ゴム板を半無限弾性体とみなした質点系モデルを採用して検討した。その結果、重錘システムで計測される衝撃力は接触面積の約0.25乗に比例することを明らかにした。

○山岳地における鉄塔基礎用縦坑構築技術の開発/立命館大学/建山和由/エイト工業/辻 八郎

送電鉄塔の基礎工事において、直径2~3m,深さ15~20m程度の縦坑を坑内に作業員が入ることなく構築する技術の開発を行った。この技術は、縦坑内の岩盤の機械掘削とバキュームによるズリ出し、ならびにライナープレートの立て込み技術からなる。

○直下地下切替工法「STRUM」の施工事例紹介/東急建設/大峰秀之

平成18年7月1日に実施した、直下切替工法「STRUM」の施工方法と施工機械の選定、リスク管理、施工実績について報告する。

○セラミックス保護板の切断抵抗評価/クボタ/土田二朗・舩越 淳

道路掘削工事での、重要ケーブル・管路の浅埋設部分切断事故は社会生活に大きな影響を及ぼす。クボタではその切断防止対策としてホウ化チタンセラミックス保護板を開発し、その切断抵抗を可視化・定量化することで、有効性を確認した。その報告を行う。

○音源探査装置の開発と騒音防止対策への活用/熊谷組/大脇雅直/中部電力/和田浩之

現場へ簡単に持ち運びができ、その場で結果を見ることが出来る音源探査装置の開発を行っている。さらに、本装置は対策を必要とする音源に対して仮想の防音壁を設定し、防音壁の効果の予測を行う機能を持っている。音源探査装置の原理、移動音源である自動車に対して適用した事例および防音壁の効果の予測を行った事例について述べる。

○ダム建設時に発生する建設汚泥の有効利用について/フジタ/平井靖二・根岸善徳・本多 茂

灰塚ダムで発生した大量の脱水ケーキを固定式改良機械により連続的に固化材と添加改良し造成地の盛土材へ有効利用した例と、灰塚ダム全体事業で利用した沈殿池の高含水比スラリーをFTマッドキラーと生石灰を用いて改良し水平盛土材として使用した例について報告するものである。

■業界情報
○2008年1月度 建設機械出荷金額統計/日本建設機械工業会
○2008年度 建設機械需要予測/日本建設機械工業会
Grinding Technology Japan 2025 SiC,GaN加工技術展 2025
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