日工の技術雑誌

検査技術 2008年3月号 PDF版
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検査技術 2008年3月号 PDF版

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■解説
○超音波を用いた新しい非破壊・非接触モニタリング手法/長岡技術科学大学/井原郁夫・高橋 学・デデン ディアン スクマナ

 超音波パルスエコー法を用いた二つの新しいモニタリング手法について概説する。一つは物体内部の温度分布モニタリングに関するもので、各種高温プロセスへの応用が期待される。もう一つは空気超音波パルスによる非接触表面粗さモニタリングで、表面性状に関する新しい定量評価を提供する。

○電磁気的手法による原子炉圧力容器鋼(SQV2A)の照射脆化度評価/発電設備技術検査協会/中東重雄・程 衛英・古村一朗・山口篤憲/岡山大学/高橋則雄・宮城大輔
 SQV2A鋼の照射脆化を電子線照射により模擬した試料をひらいて調べた結果、交流磁化法による第三高調波比の変化を検出、評価することにより可能であることが分った。またこの変化は照射による磁区の微細化と磁壁の屈曲が深く関与していると考えられた。

○安全支援システムPEC-SAFER/石油産業活性化センター/小出秀人・中野義之
 石油産業活性化センターでは、製油所の安全活動に資することを目的とし、安全支援データベース(通称:PEC-SAFER)を公開している。PEC-SAFERは(1)安全教育、(2)ヒヤリハット・事故事例、(3)設備安全の3つのデータベースで構成されるが、本稿では安全教育データベースについて紹介する。

○配管保温材下腐食(CUI)診断技術と評価/出光エンジニアリング/川野浩二
 経年プラントの健全確保が望まれている。機器のみならず、配管も例外ではなく、特に配管の腐食は、その対象範囲が多いことにより、効率的な検査での現状確認が望まれている。ここでは、配管保温材下腐食(CUI)での検査技術を調査した結果を概説し、その課題をしめす。

○疲労センサによる溶接構造物の疲労寿命診断/川崎重工業/小林朋平・仁瓶寛太
 “疲労センサー”とは繰返し負荷を受ける溶接構造物の疲労寿命を診断する超小型センサである。溶接部に接着剤で貼付け、一定期間後にセンサ上に生じるき裂の長さから疲労寿命を算出する。計測器や配線が不要で、簡便に低コストで構造物の健全性を評価できる。

○磁気センサによる溶接線内在クラックの検出/偕成エンジニアリング/小貫輝義・小濱博明
 渦電流を応用した電磁誘導式磁気センサによる、隅肉溶接溶接線背後にある開口・未開口の疑似欠陥(クラックに相当)の検出を行なった。その結果、疑似欠陥の有無・大きさに応じた信号を得た。このセンサは欠陥のリアルタイム検出が可能である。


■技術トピックス
〔医用〕
○高温超電導バルク磁石を用いた磁気誘導型薬剤配送システムの開発/大阪大学/西嶋茂宏
 磁気誘導型薬剤配送システムの可能性について報告した。磁場発生源として高温超電導バルク磁石を想定し、計算、実験及び動物実験を実施し、本手法が可能でることを実証した。また、実施する場合の手法についても言及した。

〔土木〕
○河川用流量測定技術の開発と大河川の流量連続観測/JFEアドバンテック/小田将広
 治水・利水において基礎的かつ重要な河川の流量を精度良く連続観測するために、水中超音波技術と水理解析技術を組み合わせたATENAS流量観測システムを開発した。利根川等の大河川に設置され、連続観測性能と観測精度が実証されている。

○インターネットを利用したAEによる構造物ヘルスモニタリング/日本フィジカルアコースティック/湯山茂徳
 AE法は、構造物が供用中にある動的な条件下で、グローバル検査・診断技術として有用なため、橋梁や岩盤斜面などの土木構造物、さらにロケットモーターケースなどの宇宙構造物において、連続モニタリング技術の一つとして実用化が進んでいる。近年、無線・光ファイバーなど通信技術の発達を基に、イントラネット、あるいはインターネットを利用することにより、構造物の状態監視や工場施設の運転管理を実施するための技術として、AE法の適用が期待されている。本稿では、インターネットを利用したAEによる構造物のヘルスモニタリングについて、国内外の適用状況を、実例を示しながら紹介する。


■シリーズ:脆化について考える11
○圧力容器用鋼の照射脆化機構2/岩手大学/今中拓一
 本報文では、開発されて技術が中性子照射された圧力容器用鋼の脆化桟構を如何に分類することが出来るかを示す。脆化にたいして正確になモデルを構築するためには、物理的理解が必須である。


■検査機器
○高感度ポータブル蛍光X線分析装置の開発/アワーズテック/永井宏樹
 既存のポータブル蛍光X線装置では軽元素の低濃度領域における検出感度が低いという問題があったが、要素技術の改良により軽元素の検出感度を大幅に向上させ、コンクリート中の塩化物量分析では0.1kg/m3までの定量分析が可能になった。


■製品ガイド
○超音波探触子"

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