日工の技術雑誌

環境浄化技術 2008年2月号 PDF版
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環境浄化技術 2008年2月号 PDF版

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■特集:最新の上・下水オゾン処理技術
○最新のオゾン処理技術/京都大学/津野 洋

オゾン処理は河川や都市用水の反復利用に伴う水環境保全や水処理でのリスク低減のための鍵となる技術である。オゾンは強力な酸化力を有し、水処理においては有機物・無機物の酸化、有機物の分解や低分子化、生物易分解化、脱色、異臭味除去、消毒、微粒子の凝集と透明度上昇、臭化物イオン存在下での脱窒などの目的で用いることができる。

○最新のオゾン発生器開発動向/佐賀大学/山部長兵衛

オゾン利用の効果は大いに認められるがオゾン発生効率が低いのが長年の課題である。このため、オゾン発生の高効率化、大容量化、高濃度化およびオゾン発生装置のコンパクト化のための研究や技術開発が国内外において活発になされてきた。本稿では工業分野への応用を考慮して誘電体バリア放電方式オゾン発生器を中心に紹介する。

○大阪市の高度浄水処理における後オゾン制御/大阪市水道局/松井克肇・平林達也

高度浄水処理におけるオゾン注入制御に関し、異臭味や有機物などの分解に必要なオゾン量の確保と処理副生成物の低減化の課題に対応するため、大阪市ではオゾン濃度とオゾン接触時間の積を指標とした、より適正なオゾン注入制御方法の確立を目指した検討を行ってきた。

○生物難分解性高分子化合物含有廃水のオゾン・生物処理/住友精密工業/鳥居久倫・田坂真哉・林田英麗

オゾン処理は生物難分解性物質を生物易分解性に改質する効果があることが知られており、生物処理の前処理として組み合わせたオゾン+生物処理は有効な処理方法と考えられる。そこで、生物難分解性の高分子化合物を含有する工場排水2種類を対象とし、オゾン+生物処理の適用を検討した。

○オゾン法の原子炉内化学除染への適用検討/東芝 電力・社会システム社/遠田正見・市川長佳・吉井敏浩/東芝/金崎 健

オゾン法は、シュウ酸水溶液の還元作用とオゾン水の酸化作用により酸化皮膜を溶解するとともに、これにより放射性物質を同時に除去する技術である。本稿では、オゾン法の基本プロセス、実機への適用例、今後計画されている原子炉内化学除染への適用検討について紹介する。

○火力発電所冷却塔向け下水処理水のオゾン処理/富士電機水環境システムズ/佐々木康成・大和信大・櫻庭英二・高橋和孝/東京ガス横須賀パワー/山名清二・三間繁夫

2006年6月に運転を開始したコンバインドサイクル火力発電所において復水器の冷却に、隣接する下水処理場の2次処理水を再利用している。本報では、再利用水のフロー、オゾン処理設備、運転開始後1年間の水質調査結果を報告する。

○オゾンとアルカリ処理による下水汚泥可溶化の実証試験/三菱電機/黒木洋志・斎藤禎司・神谷俊行

前処理にオゾンとアルカリを併用した嫌気性消化システムで、余剰汚泥可溶化の実証実験を行った。前処理による余剰汚泥の溶解率は40%以上になり、嫌気性消化とあわせた汚泥溶解率は約90%、メタンガス発生量も嫌気性消化のみに比べて約2倍に増加した。


■解説
○亜臨界~超臨界水によるバイオマスの資源化/静岡大学/岡島いづみ・佐古 猛

無毒、安価、化学的に安定、環境への悪影響がないこと、含水率が高いバイオマス廃棄物を乾燥工程なしに処理・資源化できるなどの理由から、近年、超臨界水や亜臨界水を用いたバイオマス資源化技術が将来的に有望な技術として広く研究されている。


■水処理分野
○下水汚泥処理費の低減技術/カワサキプラントシステムズ/神澤正樹

国土交通省の提案するLOTUS Projectに対し当社は「下水汚泥の活性炭化と有効利用による汚泥処理費の低減」という技術提案を行い、平成17・18年度の2カ年をかけて各種実験データを採取し、平成19年3月に技術評価を得た。本稿ではその内容を要約し、具体的な技術の適用範囲について述べる。


■廃棄物・リサイクル分野
○PCB廃棄物処理装置/北日本テクノス/田中 稔

当社では乾留式の廃棄物処理装置について研究を重ね、ダイオキシンを出さないポリ塩化ビニール等の有機塩素化合物の処理に成功した。さらにPCBも塩素化合物の一種であることから、応用開発を進めPCBの無害化処理装置を完成させた。

○廃プラスチックの発生抑制を目指すべき生分解性プラスチックの製品・分野/惠谷資源循環研究所/惠谷 浩

廃プラスチックのリサイクルなどの現状と生分解性プラスチック製品の対象分野などの現状を概説。さらに廃プラスチックの発生抑制を目指すべき生分解性プラスチック製品・分野について述べる。


■製品技術
○微生物処理によるリネンサプライ工場廃水の完全リサイクル/地球環境秀明/渡邉澄雄

当社では、代表取締役である高嶋康豪・環境微生物博士が発明開発した複合微生物動態系解析における複合発酵という科学技術を用いて、リネンサプライ工場の廃水を浄化し、処理水を100%リサイクルしている。


■シリーズ:農薬汚染土壌の低コスト無害化処理技術2
○平成18年度埋設農薬低コスト処理技術確立実証事業実績 その2/日本ティーエムアイ/加納千之

■連載
○し尿処理今昔 第11回 し尿処理より生まれた液中膜の海外展開物語/千代田工販/石田宏司
○海外でのプラント建設経験2 マレーシア パーム園向けパーム屑焚きボイラの建設/若村保二郎

■連載コラム
○環境問題に対する男女の視点/FEM/山口真奈美

■News & Products

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