クリーンエネルギー 2008年1月号 PDF版

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■特集1:エコキャンパス1
○エコキャンパス化のうねりと課題/武蔵工業大学/岩村和夫

 「エコキャンパス」とは大学の建物や施設について環境に配慮した計画・設計・建設がなされ、その維持・管理・運営にあたってエコロジカルな活動を持続的に実施しているキャンパスのことである。全国の大学で普及しつつあるISO14001の認証取得やエコキャンパス化の実態を把握し、情報交換しあいながら知見の蓄積と活動の継続的な改善を支援するエコキャンパス・ネットワークの構築を企画した。

○横浜国立大学におけるエコキャンパス/横浜国立大学/吉田 聡

本大学は、ふるさとの木によるふるさとの森づくりが行われ、豊かな恵まれた環境にあり、エコキャンパス活動を推進している。横浜国立大学エコキャンパス白書2006に基づき、本学のエコキャンパスの取組みを紹介するとともに、キャンパスのエネルギー消費の実態、省エネルギー、エコキャンパス推進の課題について考察する。

○北九州市立大学 国際環境工学部のエコキャンパス/日本設計/桂木宏昌

本大学は光庭や大きな幕屋根、ソーラーチムニーやクールピット等の自然エネルギー利用、太陽光発電や燃料電池等のクリーンエネルギー利用、雨水と汚水の循環利用、連続する緑地や自然型排水路などを組み込んだエコキャンパスである。

○愛知学院大学 日進学舎のエコキャンパス/東邦ガス/中島亮/愛知学院/堀場久史

愛知学院大学日進学舎では、天然ガスコージェネレーションを主体とした空調システムを採用している。CGSは71.6%の高い総合効率で稼動し、従来システムと比較し19.5%の省エネ率、757tのCO2削減を達成し、地球環境保全に貢献している。


■特集2:話題のCO2固定化技術3
○京都メカニズムの現状、課題と今後の方向性/東京大学/松橋隆治

本稿では、排出量取引、共同実施、クリーン開発メカニズムの現状、課題と今後の方向性について述べた。特に、クリーン開発メカニズムの最新動向、日本政府によるCER買取、新しい排出権ビジネスについては事例を混じえて紹介した。

○CO2回収貯留を考慮したエネルギーシナリオ/東京大学/藤井康正

CCSに期待される長期的な役割などを、エネルギーモデルを用いた長期シナリオの評価実施への機運が高まっているが、モデルによる計算ではその大規模導入は21世紀後半が望ましいとの結果も示されている。


○CO2炭層固定化技術開発の現状と経済性評価について/環境総合テクノス/小牧博信・松見哲幸

CO2を圧入することによって石炭層に包蔵されているCH4を増進回収するCO2炭層固定化技術開発の予備実験を実施した。CO2圧入量は少ないながら、CO2圧入によるCH4の増産効果を確認し、将来の事業化に向けた概念設計を行い、経済性評価を行った。


■テクニカルレポート
○ガスタービン燃料の多様化/電力中央研究所/佐藤幹夫

エネルギーセキュリティの確保の上からもガスタービン燃料の多様化は重要である。本稿では、メタノール、水素、石炭、汚泥消火ガス、木質バイオマス、高炉ガスおよびジメチルエーテルなどを用いるガスタービン技術を紹介している。

○高効率ガスエコパックの実用化/東京ガス/本間 立

 高効率ガスエンジンと高効率排温水投入型ガス吸収冷温水機を汲み合わせた『高効率ガスエコパック』を実用化した。本システムは、冷熱変換後のシステム効率が90%以上であり、非常に高い省エネルギー性を有する。さらに、本システムを採用した実際の物件での稼動データ評価を行い、所望の特性を確認した。

○ガス温水式セントラル換気ユニット「エアキュア」の開発/大阪ガス/荏開津孝生

住宅の高気密・高断熱化やお客さまのニーズの変化に対応するため、デシカント方式の24時間換気設備を発売した。エアコンによる除湿の冷えすぎといった点や加湿器による結露や手間に関する不満を解消し、お客さまに快適な空間をお届できる商品である。

○マイクロガスタービン消化ガスコージェネレーションシステム/荏原製作所/中嶋照幸

中小規模の下水処理場で焼却処理されている未利用の消化ガスを有効活用する発電設備としてマイクロタービン消化ガスコージェネレーションシステムを製品化した。24時間連続、約2万時間の実証運転を通じて設備の信頼性、有効性および省エネ性の確証が得られた。


■フィールドレポート
○神戸三田プレミアム・アウトレットにおける発電機能付GHPの導入/大阪ガス/木村普己

本物件では電力需要を削減するためGHP空調設備を導入し、さらに発電機能を持たせたハイパワーエクセルを多数導入している。本機は機外へ1台あたり最大3kW弱の電力供給が可能となっている。本編では導入背景やシステム構成について紹介する。

○ドライミストによる蒸発冷房の現状/東京理科大学/辻本 誠

夏季の環境改善設備として注目を集めているドライミストの歴史と現状を使用エネルギー量の視点も含めて説明している。また新規に開発している家庭用ドライミストについてもその原理と可能性について言及している。


■まちづくりシリーズ
○京丹後発 環境循環都市への取り組み/京丹後市役所/後藤正明

食品工場等から出される食品系未利用資源を原料としたメタン発酵によりバイオガスを作り、ガス発電や風力、太陽光の自然エネルギー発電の組み合わせで、決定的に電力を供給する取り組みを通して、地球温暖化防止と環境循環型まちづくりを進める。

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