日工の技術雑誌

検査技術 2008年1月号 PDF版
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検査技術 2008年1月号 PDF版

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■解説
○石油タンクの健全性評価の現状と課題/消防庁/山田 實
 過去の主な地震により生じた石油タンクの被害状況を紹介し、2003年十勝沖地震によるタンクの損傷被害に鑑み、近年改正された浮き屋根の技術基準についてその概要を述べる。

○見えない放射線の飛跡を見る/近畿大学/鶴田隆雄
 放射線の内、核分裂片、α線等の重荷電粒子が絶縁性固体に入射すると飛跡を残す。この飛跡をエッチングにより拡大して光学顕微鏡で観察・計数する技術について解説。この技術が中性子や宇宙線の線量測定、鉱物の年代測定に応用されていることを紹介した。

○ものづくりにおける技能とそのデジタル表現化/栃木県産業技術センター/森 和男/産業技術総合研究所 /廣瀬伸吾
 デジタル化による技能継承を目的にしたアプローチを紹介する。切削やプレス、溶接、溶射、めっきなどのものづくり基盤技術と言われる加工技能を対象にして、技能を構成する要素とは何かを考えてみる。つぎに、技能の重要な要素である意思決定プロセスに代表される知的技能をデジタル表現化するための方法論を、2つの実例を交えて紹介する。

○エネルギー弁別型フォトンカウンテイング放射線ラインセンサ/浜松ホトニクス/富田康弘・松井信二郎・白柳雄二/静岡大学/青木 徹/愛知工科大学/畑中義式
 物質を透過するX線のエネルギー情報を捉え、物質内部の材質識別や、物質の状態量(厚さ、密度、濃度など)を定量的に測定できる放射線検出器が開発された。産業用非破壊検査、医療、セキュリティなど幅広い分野で応用が期待されている。

○超音波法による欠陥定量化技術/非破壊検査/永井辰之
 割れ等の欠陥寸法を測定する技術は、構造物の寿命を推定していく上で重要である。原子力のオーステナイト系ステンレス配管の溶接部に発生したSCCの高さ測定。石油化学では配管寿命診断における浸炭深さ測定。自動車等の機械部品における溶接部の溶込み深さや、浸炭・高周波焼入れの深さ測定方法の開発など、当社が取り組んできた超音波法による欠陥定量化技術を紹介する。


■技術トピックス
〔セキュリティ〕
○災害現場での人命救助に必要な検索技術/川崎市臨港消防署/松本智禎
 近年の大規模な地震災害や特殊災害などへの対応を強化し、日本国民の安心安全を確保するために全国展開していく特別高度救助隊に配置される高度救助用器具を使用した救助活動に必要な被災者の検索活動についてまとめた。

〔土木〕
○高速道路の高頻度路面モニタリングシステム(VIMS)/東京大学大学院/長山智則・藤野陽三
 高速道路ネットワークのハードウェアを低コストで高頻度に定量的に検査するシステムとしてVIMSを提案した。本システムでは、MEMS型加速度計、GPS、小型ノートパソコンといった汎用機器を組み合わせ安価な加速度計測装置を構築し、日常巡回車に搭載計測し、路面の状況をリアルタイムで把握することができる。

○地震後の構造物健全性判定のためのモニタリングシステム/清水建設/岡田敬一
 このシステムは供用時に発生する地震をセンサによって測定することで、実現象に基づく判断が行うことができる。地震後の建物の状態をいち早く知ることで迅速に供用可否を判断、実データを元に耐震補強を考え、さらに大地震に備えることができる。システムは低コストの導入が可能で建物などへ広く展開できる。

〔エネルギー〕
○レーザートルクセンサーを用いた発電プラントの性能診断技術/東京電力/梅沢修一
 発電の主力を担うコンバインド火力、原子力発電プラントでは、プラント性能を適切に管理することが燃料の節減につながるため、性能診断が重要視されている。この性能診断の精度向上ために、新しいレーザトルクセンサを開発した。本センサは精度検証、実証試験の後、従来特定できなかった設備更新時の効果を定量的に把握できる等、プラントの性能管理に用いられている。

〔交通〕
○鉄道構造物の維持管理支援システム/鉄道総合技術研究所/小西真治・菊地 誠
 鉄道事業者は鉄道構造物について目視を主体とした定期検査を実施している。2007年2月に国土交通省より、「鉄道構造物等維持管理標準」が告示され、これに準拠した維持管理を行うことになった。14の鉄道事業者と鉄道総合技術研究所は共同で構造物維持管理支援システムを開発した。本稿ではこれまでの維持管理における問題点と本システムに導入した構造物の健全度判定を支援する目安判定機能について述べる。

○列車運転の安全を確保する信号システムの変遷/東日本旅客鉄道/松本雅行
 初期の鉄道には信号システムは無く、駅員は身振りによって進行か停止の信号を示していた。今日では、安全性をベースにしつつ、運転能率やお客へのサービスをいかに向上するかというニーズから、新しいシステムの開発が行われてきている。本文では、運転事故とその対策のため実施された、列車制御システム開発、改良を運転取扱い面と技術の面からシステムの変遷について述べる。

〔環境〕
○大気中のアスベスト粉塵濃度測定器の開発/柴田科学/左成信之・小山博巳/清水建設/塚原裕一
 解体工事等で大気中に飛散したアスベスト等の繊維状粒子濃度がリアルタイムに測定でき、また、既存の同タイプの測定器に比べて小型・軽量で、携行して移動しながらの測定が可能な測定器「ファイバーサーベイメーター FS-1」を開発した。同製品の概要・特徴・用途について紹介する。

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