工業プロセス用調節弁の実技ハンドブック


工業プロセス用調節弁の実技ハンドブック

 2004年の計測自動制御学会著述賞を受賞の、調節弁の各種プロセスにおける仕様決定から、メンテナンスにいたるあらゆる業務や多様なアプリケーションを記述した制御エンジニア必携のハンドブックである。初版以来四年を経過し、今回、新たに制定された制度・規格、非アスベスト化に伴う内容について改訂を行い、併せて資料編の増補も行っている。

 

A5判 412頁 定価3,150円(本体3,000円)
(株)山武 調節弁ハンドブック編纂委員会

工業プロセス用調節弁の実技ハンドブック  目次

第1章 調節弁の基礎
  1.1 調節弁の基本的構造
  1.2 調節弁の種類と特長
   1.2.1 バルブステム(軸)の動きによる分類
   1.2.2 本体部構成
   1.2.3 弁形式による得失
   1.2.4 内弁形式
   1.2.5 上蓋形式

第2章 調節弁の理論
  2.1 流量特性
   2.1.1 固有流量特性と実効流量特性
   2.1.2 弁特性の選定
   2.2 調節弁の動特性
   2.2.1 動特性の評価方法
   2.2.2 理想状態での応答
   2.2.3 応答速度と時間遅れ
   2.2.4 最小ステップ応答
   2.2.5 スマートポジショナを搭載した場合の動特性実験
  2.3 調節弁の診断
   2.3.1 概要
   2.3.2 調節弁の機能と診断
   2.3.3 調節弁の動作診断
   2.3.4 調節弁診断の実施例

第3章 バルブサイジングと騒音計算
  3.1 Cv値の定義
  3.2 Cv値計算式
  3.3 流体の圧縮性による補正
  3.4 流体の粘性による補正
  3.5 弁に接続する配管要素による補正
  3.6 調節弁のサイジング
   3.6.1 IEC60534-2-1:1998によるサイジング式
   3.6.2 簡易のCv値計算式
  3.7 騒音計算
   3.7.1 IEC60534-8による計算方法
   3.7.2 簡易の騒音予測方法

第4章 圧力・温度定格と接続形式
  4.1 圧力・温度規格
   4.1.1 JIS規格
   4.1.2 ASME/ANSI規格
   4.1.3 その他の圧力・温度定格規格
  4.2 接続形式
   4.2.1 フランジ形接続(Flanged End Connection)
   4.2.2 溶接形接続(Welded Connection)
   4.2.3 その他の接続

第5章 操作器
  5.1 操作器の分類
  5.2 空気式操作器
   5.2.1 スプリング式ダイヤフラム操作器
   5.2.2 スプリングレス式ダイヤフラム操作器
   5.2.3 手動操作機能と弁開度制限機能
   5.2.4 シリンダ操作器
   5.2.5 その他の操作器
  5.3 ダイヤフラム操作器の出力と弁の締切り差圧
   5.3.1 スプリング式ダイヤフラム操作器の出力
   5.3.2 弁の許容差圧と必要操作力
   5.3.3 単座弁の許容差圧
   5.3.4 その他形式弁の許容差圧
  5.4 油圧操作器
  5.5 電動操作器

第6章 材料の選定
  6.1 材料選定上の注意点
   6.1.1 本体材料の選定
   6.1.2 本体材料の種類と用途
   6.1.3 内弁材料(トリム材料)
   6.1.4 硬化処理 

第7章 グランドパッキンとガスケット
  7.1グランドパッキン
   7.1.1 グローブ形調節弁に使用される代表的グランド構造とパッキン
   7.1.2 回転軸用グランドパッキン
   7.1.3 制御対象流体によるグランドパッキン、バルブステムとパッキンボックス材質
   7.1.4 グリスの選定
   7.1.5 特殊洗浄対応
   7.1.6 グランドパッキン構造とメンテナンス周期
  7.2 ガスケット
   7.2.1 ガスケットの設計製作指針と構造
   7.2.2 ガスケット材質選択の注意
   7.2.3 ガスケットのメンテナンスと交換周期

第8章 バルブポジショナ
  8.1 概要
  8.2 ポジショナの役割
  8.3 空/空ポジショナ
  8.4 フォースバランス式の電/空ポジショナ
  8.5 スマートバルブポジショナ
  8.6 バルブポジショナの高機能化と今後の展開

第9章  付属機器
  9.1 減圧弁(フィルター付き減圧弁)
  9.2 ロック機構
  9.3 電磁弁
  9.4 ボリュームブースタ
  9.5 リミットスイッチ
  9.6 開度発信器
  9.7 ボリュームタンク

第10章  関連法規、規格、団体規制
  10.1 高圧ガス保安法
   10.1.1 法の特徴と変遷
   10.1.2 法令の体系
   10.1.3 高圧ガス設備における弁
   10.1.4 適用除外分野
  10.2 輸出貿易管理令
  10.3 ユーザ規格、団体規格、国家規格、国際規格関連
   10.3.1 調節弁に適用される代表的規格
   10.3.2 調節弁に適用される規格の代表例

第11章  トラブルと保守
  11.1 トラブルの代表例とその解決方法
   11.1.1 動作異常と対策
   11.1.2 流体の外部漏洩
   11.1.3 弁座漏洩の要因と対策
   11.1.4 損傷と対策
  11.2 トラブルを起こさないための留意点
  11.3 調節弁の保全
   11.3.1 生産設備の保全体系
   11.3.2 選択保全
   11.3.3 保全周期の決定
   11.3.4 日常点検
   11.3.5 故障全般、その原因と対策
   11.3.6 非開放点検と劣化診断への取り組み
   11.3.7 開放点検整備
  11.4 設備管理手法の導入による調節弁整備来歴管理
   11.4.1 調節弁整備来歴管理システムの構築
   11.4.2 調節弁来歴管理システムの一例
   11.4.3 調節弁整備来歴管理システムを活用した設備管理
   11.4.4 調節弁整備来歴管理データの改良保全への活用
   11.4.5 整備来歴管理システムによる事後保全対象調節弁の管理

第12章 調節弁の役割とアプリケーション
  12.1 計装機器およびプロセス構成機器としての調節弁
  12.2 いろいろな流体制御方法と調節弁
  12.3 調節弁のフェ—ル・セーフ
  12.4 調節弁の仕様決定とE-Commerce
   12.4.1 調節弁の仕様決定について
   12.4.2 コントロール弁仕様書
   12.4.3 電子商取引( EC : Electronic Commerce )
  12.5 アプリケーション別調節弁
   (a) 高温用調節弁
   (b) 低音用調節弁
   (c) 低騒音用調節弁
   (d) 腐食性流体用調節弁
   (e) キャビテーション・エロージョンへの対策
   (f) フラッシング・サービスへの対応
   (g) 微少流量用調節弁
   (h) 高粘度流体用調節弁
   (i) 酸素用調節弁
   (j) 塩素用調節弁
   (k) ビルシステム用調節弁
   (l) サニタリーサービス用調節弁
   (m) クリーンサービス用調節弁
   (n) 高差圧サービス用調節弁
   (o) 高速作動用調節弁
   (p) 高圧用調節弁
   (q) 超高圧用調節弁
   (r) ミニマムフロー調節弁
   (s) タービンバイパス調節弁
   (t) 石炭液化用レットダウンバルブ
   (u) 吸収式冷凍機用調節弁
   (v) 高レンジアビリティ用内弁

資料編
  1.調節弁関連規格
   1.1 JIS圧力・温度定格
   1.2 ASME/ANSI圧力・温度定格
   1.3 JISフランジ寸法表
   1.4 ASME/ANSIフランジ寸法表
   1.5 JPIフランジ寸法表
   1.6 JIS溶接継ぎ手寸法表
   1.7 ねじの規格
   1.8 防爆等級と仕様範囲
   1.9 金属材料規格の対照表
  2.物理定数および蒸気表
   2.1 飽和水蒸気表
   2.2 過熱水蒸気表
   2.3 各種流体の蒸気圧線図
   2.4 物理定数表
   2.5 各種流体の参考粘度
   2.6 圧縮係数(Z)について
  3.単位換算表
   3.1 調節弁用単位換算表
   3.2 一般単位換算表
   3.3 温度の単位換算表
   3.4 硬さの単位換算
   3.5 流体の標準流速
   3.6 管を通る流体の量線図
  4.配管・配線関連資料
   4.1 鋼管の寸法表
   4.2 金属材料 新旧記号対照表
   4.3 各種材料の耐食階級表
   4.4 調節弁用の空気配管・継手
   4.5 計装電線およびケーブル

索引

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